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ギャルゲーレポート:『トライアングル・アゲイン』(Xbox)

2012-03-16 | ギャルゲーレポート
久方ぶりの更新です。
さて、去る2012年2月22日。
この日はゲームハード「Xbox」が発売されてちょうど10年だったんです。(2002年2月22日 日本発売)
まぁ、この10年という年月なんですけど、ここで精密機械にはありがちなとある問題が起こります。それは・・・

経年劣化。

まぁ、基本的にはゲーム機は使わなければ長持ちしそうな感じなんですけど、Xboxに至っては作りがPC並なんですね。
さらに、HDDを標準搭載していますから、これが使ってないと読み込めなくなるトラブルが。
実際、久方ぶりに動かしてみたら、HDDが読み込めないのか起動ロゴのところで固まる始末・・・。

さてこれはヤバイことになってきましたよ。

なんでかというと私、
実はこのゲーム機でも数少ない積みゲーが存在しているんです(いくつあるんだよ。。。)

次世代機であるXbox360にはXboxソフトを動かせるようサポートがされてますけども、それは一部のソフトのみ。
私が持ってるソフトはほぼマイナーなゲームのためか、半分以上が対応してない始末なんです。
さすが、世界標準OS作ったメーカーだけのことはありますね(ぇ?


そんなわけで、なんとかXboxハードが動いているので、
この内に積みゲー終わらせたらいいんじゃね?ってことで、急きょこの企画をスタートさせることになりました。

題して【Xboxギャルゲー消化大作戦】


・・・てか、ドリームキャストの時とまったく変わってねーじゃねぇか!




というわけで、早速1本目はこちら。
『トライアングルアゲイン』です。


トライアングルアゲイン
父親が有名な作曲家である蓼科 灯(たてしな・あかり)は音大付属の高校に通う16歳の平凡な少女。
ある日、友人のオーディションに付いていったことをきっかけに、
その才能を見出したプロダクションマネージャー・佐久間奈保子の計らいにより、いきなり歌手としてデビューすることになる。
あまり気乗りしない灯であったが、テレビに出れば行方不明の父親が会いに来てくれるはず。
そう思って音楽業界に身を乗り出すが、周りにいるのはかなりの実力者達。
灯はそんな人々の中で、いつしか業界の荒波に巻き込まれることになる。

アニメシーンで構成されるドラマチックな演出を進行しながら、
途中に出てくる選択肢を選ぶことによって、様々な展開と結末が迎えられる、
音楽とアニメーションの融合が生み出すミュージックアドベンチャーである。




このゲームはアニメーションで進行するんですね。
ただ、静止画で作られた動画というか・・・
テレビのアニメがフルアニメーションなら、こちらはセミアニメーションといったところでしょうか。
とりあえず、オートモードでプレイするのがドラマチックなタイミングになるのでいい感じ。
システム的には一度見た展開は高速スキップができるので快適に思える。
バックログはないけど、アニメ見てると思えば必要ないと思います。


さて、物語のほうは選択肢によって様々な展開がありますが、とりあえず一例を追ってみることにします。

友人のダンスオーディションでなぜかピアノ伴奏をする灯。
そして始まったオーディションでは、
審査員がダンスを披露してる友人そっちのけで、灯の演奏に聞き入っている。

さすが作曲家の娘・・・ていうか、

親が有名な音楽家だからって、
子供にまでその才能が開花するとは
思えないんですけど。


・・・ただ話作りやすいからか。


と、その最中、いきなり別のスタッフがオーディションを行ってる部屋に慌てて入ってきた。
なんかバイオリンを演奏する人が居ないとかなんとかでパニクってる模様。
その曲はなんと灯の父親が作曲した曲だった。
偶然にも程がある。
それなら、自分なら弾けると灯は演奏を申し出ることに。


そんな訳で、すんなりと本番演奏することに。
なにかと都合がよすぎる気がするが、気にしないことにして。


で、その演奏がまた素晴らしかったんで脚光を浴びます。
それに目をつけるのが、プロダクションマネージャーの佐久間奈保子。
学校の校門で待ち伏せし、灯は訳のわからないまま
カメラテストやプロダクションの入団審査を受けることになります。

そして、灯は
歌手としてデビューすることになりました。

・・・・

なんでバイオリン弾いて
歌手デビューするのか
よくわかりません。


まぁ、そんな感じで音楽業界に入った灯は、自分の選んだこの道が果たして正しいのか、
そして、周りのベテラン歌手を前にして、灯の音楽に対する心はどう動くのか。
そういったエピソードが語られます。

エンディングは全部で9種類。
音楽にも力を入れており、物語によってデビュー曲が変わったりします。
時には音楽を聞いて正しいメロディを答える選択肢も出てきます。
選択肢によって展開が変わっていきますが、とりあえず思うことは

いろいろ都合良すぎ。


まぁ、音楽家の娘をアイドルにした作品なんて、みんなこんな感じで、
問題がありつつもトントン拍子で話進むのが多いですからね。

でも今はそういったアニメとか廃れましたよね。。。



ま、そんな感じで、
話的にも萌え的にもまぁまぁな作品でした(←萌えはテーマにないだろう;

以上、『トライアングルアゲイン』プレイレポートでした。



・・・・。


ところで、結局ダンスオーディションを受けた友人はどうなったの?

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