YSK-BLOG

ゲーム日記とイラストを公開するブログ

オフ会レポート・・・ではないですが:プチ舞台探訪レポート

2012-04-28 | オフ会レポート
さて、今回は舞台探訪レポートです。

舞台探訪といえばこれまでも、数々のアニメやゲームの舞台となった舞台を巡るという、いわゆる聖地巡礼というのを行い、
『ハルヒ』とか『らき☆すた』、『メモオフ』etc・・・数々の有名作品の舞台として使われた場所を巡ってきました。

そして今回、また新たなるタイトルが追加されます。
作品はこの「ギャルゲー大作戦」でも取り上げましたあのゲームです。
ご紹介しましょう。


『火焔聖母』です。



・・すみません。
すっごい微妙で、
しかも10年以上前化石的作品を持ち出してきてごめんなさい。
ほんと誰が得するんでしょうか。これがほんとの誰得(ぉぃ
まぁ、このブログ的には通常なんでしょうけど。

とまぁ、じゃあなんでこのゲームを取り上げたのかというと・・・。
実は舞台として使われた場所が帰省の途中ルートなんですよね。
そんなわけで、茨城県のつくば市に来ております。
そして、この火焔聖母の舞台は青森県です。

・・・

ぜんぜん違うじゃないか!
と思われるかもしれませんが、実はゲーム中の設定は青森県の三沢市付近に造られたハイテク都市ということになってます。
もちろん、この都市は実在していないので、架空で作るわけですが、そのモデルとなったのがここなんですよ。

しかし、ゲーム中に表示されるマップを見ると、新宿新都心もびっくりなビルが立ち並ぶ大都会なんですが、なんでこんなのどかな町をモデルにしたのか・・・。
多分、研究機関が多いってことが架空都市と合致したという、それだけの理由だと思いますが。

まぁ、でもそのおかげで、風景を見てピンときたところを発見することができました。
前置きが長くなりましたが行ってみましょう。


まずは駅です。
ゲーム中の設定ではミニ新幹線も通る町の中心的存在な場所です。
でも、なんとなーく小じんまりとしてる駅なんですが、それもそのはず。
この風景、実はバス停です。

つくばセンターという、昔は東京からの高速バスがひっきりなしに走っていたバスの停留所。
今では秋葉原まで結ぶ「つくばエクスプレス」が開業しているので、高速バスの存在は薄れてしまいましたが、
その代わり、駅から大学や研究所、筑波山などへ結ぶバスが結構密集しています。
そのため、残念ながら再開発されて建物が解体されてしまったため、ゲームの風景は再現できませんでした。

とりあえず、奥の階段と周りのビルが残ってる感じです。



次は大通り。


駅から近いところにあるんですが、こちらは何もされてません。

まぁ、信号機が変わりましたけど。
ちょっとだけ、建物も増えてます。

ゲームしてるときにこの建物見て、なんか見たことあるなーとか思ってたんですよね。
これで舞台がここだと判明しました(笑)


で、早くも最後のスポットです。

公園です。


現在では奥に大型の服屋ができてしまったので、ちょっと風景変わってますが。
春だからか、人工の川に水が流れていて、たくさんの人が涼んでました。
ちょっと人が多かったんですが、とりあえずしょっ引かれずに済んでよかったよかった・・・(ぇ


さて、廻ったところはこれで終わりなんですが、

この建物も実際にあります。
しかし駅から遠いので割愛。つくばの研究所かなんかでググれば出てくると思います(ぉぃ)


他にもマンションとかありますが、これは流石に架空かなということでスルーしてます。
てかこんなのはあったとしても、日常的に生活してる人じゃないとわからないだろうなぁ。。



というわけで、いかがだったでしょうか。
・・・とか聞かれたら多分微妙だと思います。うん、わかっているんだ・・・。
でも、自分が昔から知ってる町が舞台として参考にされたという嬉しさと、
もうこの後使われることは無いだろうということで、せっかくだからと廻ってみました。
アニメとかで場所を特定する人とかいて、いつもよく分かるなぁと思ってるんですが、
もともと知ってるところが出てくると、分かるもんなんですね。

そんな発見もあったりして、作品的にもマイナーで、発売も10年以上前の作品だけど、
ちょっと楽しかった舞台探訪でした。

ギャルゲーレポート:『青い涙』(Xbox)

2012-04-08 | ギャルゲーレポート
お久しぶりです。
というわけで、これまでのあらすじ。

Xboxが壊れかけてるということで、積みゲー消化する大作戦を決行中。


以上です。




さて、第二弾のソフトは『青い涙』


・・・・

聞いたことありますか、これ?



『青い涙』はパソコンゲームから移植された作品。

ただっぴろい草原が印象的な夢幻という町で、
海に面した切り立った崖の上の丘に建つ町外れの一軒家に、
主人公の勇介は、育ての親であるマナと二人で暮らしていた。
そんな家には度々、楽しい顔なじみがやってきて、騒がしくものどかな生活が続いていた。

しかし、そんな日々の中で、まれに見る悪夢。
そこに出てくるのは"町の少女"と呼ぶことにした不思議な人物。
彼女の発言は、後に勇介にこの夢幻という町の本当の姿を気づかせる。
これまで大切な人たちと過ごしてきた彼がそれに気づいた時、
絶望とも呼べるべきものを経験することになるのだが、果たしてどんな選択をするのか・・・。

幻想的な世界で繰り広げられるのんびりした話かと思いきや、
内容はかなりシビアな物語である。




なんとですね、このゲームの原作はなんと韓国のエロゲーらしいですよ。
今風に言うと韓流ゲームってことですかね。

ついでに言うとこのゲームは、Xbox唯一のエロゲー移植作品。
そんでもって、唯一の完全ノベルアドベンチャーゲームなんです。
他だとSLGパートがあったり(ギャラクシーエンジェル)、
アクションパートがあったり(エンジェリック・コンサート)、
全編セミアニメーション(トライアングルアゲイン)ですからね。

さぁ、一体どんな話になってるんでしょうか。


ゲームスタート。


どこまでも草原が続いていて、見えるのはまばらな木と整備されてない一本道、そして奥には山とすごい背景ですね。
なんかこんな所に住んでてどうやって生活してるんだろうかって言いたくなるぐらいの一軒家。
これが主人公の家みたいですね。

一緒に住んでるのはマナという女性。
とりあえずヒロインの一人なのか、若そうに見えるが、
18歳になる主人公をここまで育てたという。

・・・。

え"っ!
まてまてまて・・・子供一人育て始めることができる年齢を少なく見積もって18歳からだったとすると、
今その子供が18歳だから、このマナという女性はさんじゅ・・・

ま、
細かいことは気にしない。
そもそも生みの親ではないようだし。

・・・。

あ、そっか。
だから声がマリ姉なんだ(何

他にもいろんなヒロインが登場します。
「さやか」という主人公と同世代ぐらいで、元気な幼馴染的な存在の女の子。
彼女はゲーム好きなんですが、最近ハマってるゲームが「マリジカート」。
なんですか、そのマリオとルイージが合体しちゃったようなタイトルは。


あとは、「ともみちゃん」という背丈が小学生ぐらいの女の子。
とっても素直ないい子でとっても私好みなんですが、声が釘宮理恵さん
ひょっとしたら裏の顔はツンデレなんじゃないかと
かすかな期待。

・・・

残念ながらそんなことはなかった。


そして、その母親も登場。
なぜか知らんが攻略対象のようです。

・・・。

え、ヒロインなの?このオバハン。

そう、実はこのゲーム、
やっていくと、結構外見が若そうに見えて、
実は一児の母親でした的な誰得展開が満載。


なるほど・・・

韓国の萌え文化は
私には合わなそうですね
(ぉぃ)



で、やってくうちに、この夢幻という町の全貌が明らかになります。
ま、もうやる人も居ないでしょうし言っちゃいますと、
この世界はなんと、現実とは別の幻想の世界だったのです。
主人公の肉体は現実にあるんですが、生まれてからずっと寝てる状態とのこと。
更に、ここにいる住人もみんな現実の世界に存在しているという、
なんかオンライゲームみたいですね。・・・ドッ○ハック?(何

なんでそうなったかというと、それは主人公の前世が起こしたとある出来事がきっかけなんですが・・・
説明するのめんどくさいでそのへんは割愛します。

まぁ、なんか大昔にありがちな儀式で契約を交わしたんだけど、
結局契約を破っちゃって、それが輪廻されて主人公に影響されたという感じ。
現実の主人公からすればなんともはた迷惑な出来事ですな。


で、色々あってとりあえず現実に戻ってきた(生まれながらに寝たままの状態から目が覚めた)主人公。
そこで、現実にも存在しているという夢幻の女の子を探すことにします。
その女の子達は、現実では何かしらの傷を負っており、それを知った主人公は絶望します。
おまけに、幻夢での出来事について相手は知ったこっちゃありません。

さぁ、そんな状態で彼女の傷を癒すことは出来るのでしょうか。

という、
まぁ、ちょっと厳しめなお話でしたね。
のんびりと癒されるような感じかと思ったんですがね・・・。
そんな感じで、どのヒロインも期待はずれな展開でちょっとがっかり。


とりあえず、一例を紹介しますと、
現実版の夢幻ヒロインは性格も変わってるんですが、ここで私が期待したのが
さっき言ってた「ともみちゃん」とその母親・晴子さん。
夢幻世界では仲がとてもよかった親子なんですが、現実ではどうなってるのか。
きっと喧嘩でもしてるんじゃないかとか思ってたんですが、実際はその上を行ってました。
もう晴子さんのヤサグレっぷりが半端無かった。
てかともみちゃんはもう存在してなかった


・・・・。


・・・・・・・。


はい、そんな感じで、主人公と同じぐらいの絶望が味わえる『青い涙』。
もう私が涙を流したいぐらいなんですが、この涙の理由は一体何でしょうか。
まぁ、最後はちょっと暗いまとめだったので余談でも。

現実世界にはとってもお兄ちゃん思いな妹と両親が居ます。
父親が弁護士なんですがこれがすごい。
いきなり軍資金だといって3万円渡したり、
都合よく学校の理事長と知り合いで、主人公が学校に行く手はずを整えてくれたり・・・。

弁護士ってつえー・・・

やたらに「異議あり!!」とか言ってるだけじゃないんですね!(言ってねーよ)



ま、そんな感じなんだけど、グランドエンディングというか真のエンディング?は
とてもいい感じでまとまってて、ちょっと良かったかなと思いました。


・・・・。


しかし、妹は必要だったのかな?


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