YSK-BLOG

ゲーム日記とイラストを公開するブログ

ギャルゲーレポート:『北へ。White Illumination』(DC)

2012-02-21 | ギャルゲーレポート
2012年の3月、ハドソンがコナミに吸収合併されることに。
ブランドは残るというが、実質それも数年の命だと思われる。
そんなわけで、手持ちのハドソンゲームは無いかなと漁ってみたら、ドリームキャストで発見したので、
今回はそのソフトをプレイすることになったのだ。




ども、このゲームをやる時点でメッチャクチャ寒いです。
ここでバニラアイスなんか持って来られた日には殺意すら覚えるかもしれません。

まぁ、今回はバニラアイスとはまったく関係ないんですけど。


今回プレイするゲームソフトは、この寒いのに行くんですか?

『北へ。』です。



『北へ。WhiteIllumination』
ドリームキャスト発売直後にさっそうと登場した北海道トラベルコミュニケーションゲーム。
そのためか、かなり力を入れて作られているおり、
中でも斬新なのが、CBSと呼ばれるコミュニケーションブレイクシステム。
女の子が話している最中、話題を変えたり、話を振ったり、
時には聞かれたことに返答をすることが可能となっている。

また、北海道の各名所を回ることがあるが、背景は全て実写で表示。
実際にある店や名所などが紹介されているのが特徴である。


高校2年生の主人公は夏休みを利用し、14日間の北海道旅行に出かける。
札幌にいる親戚の家でお世話になりながら、従妹の春野琴梨を初め様々な女の子と出会い、
北海道の名所を回りながら、夢や悩みなどの会話を通じて仲を深めていく。

そんな女の子に恋してる事に気づいた主人公は、年末に再び北海道を訪れることに。
札幌・大通公園で開催される「ホワイトイルミネーション」の街路樹の下で、
心に決めた相手に告白をする・・・という話である。




まず起動してすぐに流れるOPソングがなんか耳に残ります。

これは何度もサビを流すからでしょうか。
それとも、なんか中毒性が高そうなリズムだからなんでしょうか。

とりあえず、歌は動画サイト(YouTube)にあります↓
http://www.youtube.com/watch?v=RqqBgk7TdSA

・・・。

どうでもいいけど、gooブログって動画埋め込みもできないのね。
さすがNTTグループ(ぉ




そんなわけで、ゲーム中の季節は夏。
北海道の大地に立つ主人公。
いい季節ですね。


背景はすべて実写の写真で表されてます。

しかし、このゲームの発売は1999年

10年以上前です。

この中で、もう変わっちゃった店とかもあるんでしょうかね(ぉぃ)



さて、早速従妹の琴莉と再会。
電車に乗ってると早速CBS会話とか来ましたよ。
タイミングでXボタンを押すと、選択肢が現れて話題を振ったりします。

時には返事を返すことも。
ただ、その時の二択が肯定か完全否定なセリフ。
例えば

・そうだね
・バカじゃないの?


下の選択肢なんか相手怒らせる気満々です。

同じレッドカンパニーが開発を担当した、
このソフトの一年前に発売された『みつめてナイト』を彷彿とさせます。

・・・・。

今現在、分かる人が居ないような気がしますが(ぇ




気を撮り直して、電車を乗り換えて地下鉄へ。
どうでもいいが、琴莉は電車のことを汽車という。
おかげで北海道は線路が電化されてないのかと思った(ぉぃ)



そんなわけで、北海道旅行は従妹である琴莉親子の家に滞在する。


琴莉がラルズへ買い物に行くという。
それに付き合うことになるのだが、
「ラルズ」って何?


とりあえず付いて行くと、着いた先は大型スーパー。

「ラルズストア」は北海道で展開しているショッピングマーケットだそうです。

へ~。

ていうか・・・

「スーパー」って言ってよ。

スーパーなんて地域によって違うんだから
店の名前言われても地元民しか知らないと思う。

そしたらこっちもマルエツとか言うぞ(何




このゲームでは、食事も実際の写真で毎回表現されます。
琴莉が料理好きなので、毎回凝った料理が出てくるわけですね。
わざわざ一品ずつ作ったんでしょうか、気合が入っています。

しかし、それはいいとして、
とある日のイベントでは琴莉の母親が作ることも。
仕事柄、なんか罰ゲーム的な実験料理が登場します。

たい焼き鍋とか、

バームクーヘンやレモンのはいったカレーライスとか・・・

もちろん、これも写真付き


わざわざ作って撮ったんでしょうか。


そして、それは美味しく頂いたんでしょうか。
気になります。



料理といえばジンギスカンも出てきます。
そこで、北海道ではどこの家庭でもジンギスカン鍋があることを聞く。

・・・・。

それは、大阪の家庭にはたこ焼き器
標準装備されてるって言われてることと同じなんですかね?

そして、それは信用してもいいんしょうか。


北海道の人に言ったらどつかれないか心配です。



そんな感じで、
北海道の親戚の家に滞在し、その土地の生活や料理、
そして名所を、そこで出会う女の子たちに出会いながら堪能していきます。
ただ、女の子たちに案内されてる時のセリフが説明じみたものになってますが、まぁその辺は気にしないことにしましょう。
CBSという会話システムのおかげで、セリフを飛ばすことが全くできませんが、
ゲーム全体の尺は短いので、クリアにそんなに時間はかかりませんでした。

それにしても、ゲーセンやカラオケとかの遊びでも、ミニゲームが挿入されるのにはびっくり。
なんていうか、気合入れ過ぎじゃないですかね。
ほんと、この時のセガはドリームキャスト売るのに必死だったんだなということが伺えます。
末期の手抜きソフトとは大違(ry



さて、そんな夏休みの間に、ある一人の女の子への気持ちが確かなものになったら、
また年末に北海道を訪れることになります。
大晦日に札幌・大通公園で開催されるホワイトイルミネーションの街路樹の下で、
年越しのキスをした恋人たちには、永遠の幸せが約束されてると言われているということで、
ひと夏で気になった女の子と再会するわけです。


・・・。


てか、そんなロマンチックなイベントが現実にあるんですかね?

私は大通リ公園って言ったらさっぽろ雪まつりぐらいしか知らないんですが。
てか、このゲーム、プレイするまでずっと
ラストは雪まつりだと思ってました(ぇー;


というわけで、北海道旅行疑似体験でした。

北海道へは修学旅行で行ったぐらいなんですが、函館、小樽、札幌あたりは懐かしかったですね。
ゲームとしては10年以上前の代物なので、風景とかあまり変わってないかちょっと気になるところですね。

それにしてもこのゲーム。
たまに「リブレット」とかいう名称が出てくるんですが、
どっかで聞いた名前だなと思ったら、過去に発売してた東芝のノートPCのことじゃないですか。
てか、ノートPCならノートPCでいいじゃん!

・・・・。

とまぁ、そんなよくわからない企業タイアップもあった、
以上、『北へ。』レポートでした。