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日中国際結婚☆yucci的幸福生活

中国のこと、国際結婚のこと、そして可愛いわが子のこと・・毎日の生活の中の小さな幸せを綴ります。

生後10日目☆初めてのお父さんと一日一緒♪な週末

2011-02-13 | 育児(0ヶ月~)
退院して初めての週末。
お父さんもお休みで初めて春兎と丸一日一緒の時間を過ごしています。

相変わらず春兎の生活ペースは授乳20分、
その後約30分~1時間かけて遊んだりぐずったりオムツ替えたり。
だいたい起きてる時間は1時間~1時間半。

その後は3時間熟睡。そしてまたモゾモゾしだして授乳、
って感じで見事にマニュアル通りのパターンになってます。

おっぱい欲しくていきなりギャン泣き、っていうのは
絶対なくて助かってます。

たまに3時間を越えて寝てるときがあるので、
4時間を越えないうちに起こしてうつぶせ練習や
泣かして放置して腹筋鍛えさせたり?して疲れさせて授乳。

運動した後の乳首への吸い付きは強烈・・ww
かわいいもんです。

しかし、ちょっと構えていた初育児ですが・・
ものっすごいラク!!!笑

はじめての育児、こんなにラクでいいのでしょうか。

夜中は決まって3時頃にモゾモゾしだすので
私が気づいて目が覚める。
というか、私もおっぱいが張る違和感で
うっすら起きちゃうタイミングとピッタリ合う。

基本的に最初はモゾモゾしてるだけで泣かないので、
夜は泣かして遊んだりせずに(笑)
すばやくオムツ見てからおっぱい銜えさせて
寝ている家族を起こさないようにしています。

今のところ、全く泣き声を出さずに夜を過ごしたこともあり、
(うぅ!とかあぅ!とか出す声はもちろんあるし、
泣きそうになったら乳首突っ込めばOK。笑)
隣で寝ているお父さん、隣の部屋にいるおじいちゃんおばあちゃんも
睡眠不足!ってことはなく、私だけじゃなく家族も
手のかからない春兎に助かっていることろ。

規則的なパターンなので、次にいつ頃起きるかの
予測がつくのも本当に助かる。
今のうちにゴハン食べちゃおう!とか、洗濯しちゃおう!とかできる♪

単なる自慢話に聞こえたらスイマセン。。
でも言いたいッ!
・・いい子すぎて愛しさ100倍です。ぶは☆☆

さてさて。いい子なのは春兎だけではなく。
新米お父さんも結構頑張ってる!

木曜日におじいちゃんに沐浴の仕方を教えてもらって、
金曜日から沐浴はお父さん一人でこなしています。
土曜日なんてささーっともう慣れた?!って感じで入れてくれた☆

その後もお父さんのお世話が続きます。
我が家では風呂は11時ごろにして、夜3時まで
確実に寝かすために腹持ちのいいミルクを導入することにしました。

このミルクの時間もお父さんが担当。
調乳からゲップ出し、寝かしつけまで全てお父さんがやってます。
これがまた器用で・・早くぐっすり寝てくれる。
ウチのお父さん、育児のセンスもあるとは驚きww

退院して家に連れ帰ったばかりの数日は
あまり触れようとしなかったのに、ここに来てようやく
「わが子感」が芽生えたのね♪
早めにそうなってくれて嬉しいな☆

最初は母乳も順調だから完全母乳育児も可能だし、
完母にこだわりたくてミルク導入はいい気持ちがしなかったけど。

おっぱいの出ないお父さんはミルクをあげることが
唯一の春兎との「食事」でのコミュニケーション手段となるわけで。

文字通り「完全母乳」で母乳以外を排除することよりも、
お父さんと春兎が直接触れ合う機会を持てて
それで絆が深まるのであれば・・と、
寛大な気持ちでミルクを受け入れることにしました。

愛おしそうに春兎にミルクをやってるお父さんの横顔見てると
涙出そうなくらい幸せな気持ちになります。

・・ま、そんなわけで。。
ただの自慢&ノロケみたいな日記ですが
これも立派な育児日記!?

春兎、生後10日目にして少しほっぺがふっくらプクプクしてきた。
日々顔が変わる新生児。
ほんの少しの変化を見つけるのが楽しい♪

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生後7日目☆出産、退院、実家での産後生活開始!

2011-02-10 | 育児(0ヶ月~)
やっとブログを更新するくらいの余裕がでてきました。
生まれる前、なんだか最悪な雰囲気で更新止まってましたが・・

40w2d、夜にオカンとのことで家族会議?になり、
反省と共にわけのわからないストレスが溜まっていたことは事実で
言葉を発することなくただ号泣。
その場はしょうがねーな・・的な感じで収束。
こんなに世話になっておいてワガママでごめん、両親。
(と、今は素直に思うのだけどあの時はちょっとおかしかったネ。。
やっぱり予定日超過が圧力となって心の中では苦しかったのかな。)

おなかのおチビ・・
妊娠中、マイナスの負荷がかかるような感情を起こさなかったのに
ここに来てストレスフルな出来事がおなかの外で起こってびっくりしたのか?
焼肉食べると陣痛がつくというジンクスが見事に現実となったのか?
お父さん(ダーリン)が3日会社
お休みを取っていたから出たくなったのか?

いろいろな偶然が重なった3日朝7時。
40w3d。
普通に起きてトイレに行くと出血。

そして気のせい?くらいの弱い生理痛のような痛みが・・
時間を計るとたまたま?10分感覚。

これが陣痛なわけないよーもうちょっと様子見ようよー
なんてやってるうちにオカンとダーリンはさっさと病院へいく支度を調える。

本当に陣痛かどうか自信ないんだけど・・と
病院に向かうタクシーの中でも家に戻ろうとしていた私。

9時すぎ、病院到着。すぐに診察に呼ばれ、
「お産始まってますね。3センチ開いてるよ。」
「まじすか!」の一言で入院決定。

そして16時26分、怒涛の死闘(!)の末、
入院から7時間の安産で
予定日超過3日目、2月3日についにチビとご対面♪

この日は日本では節分、
そして中国では春節というお祝いムードたっぷりな中
元気に生まれてきてくれました。

赤ちゃんは生まれる時を選んでくるとはよく言うけど
本当にいい日を選んできてくれた!

ダーリンがたまたま休みだったこともあり、
陣痛の最初から私が病室のベッドで休む最後まで
一緒に頑張ることができた。

立会い出産、あんなに嫌がっていたダーリンが
堂々と、そして見事なフォローをしてくれて相当ラクで助かった。
旦那さんのみで時々立ち入ることができない場面もあったけど、
オカンもずっとそばにいてくれたのも恵まれたお産だったと思う。

今振り返ると全てが完璧で、とってもいいお産でした。
そうなるように頑張ってくれたチビに感謝!

落ち着いたら陣痛~分娩までの記録もアップしなければ。
すでにもう少し忘れ気味ww

そしてあっという間に始まった育児。
これまたチビは生まれてみたらいい子で・・
授乳と授乳の合間は基本しっかり3~4時間寝てくれるし、
無駄泣きもしない。泣く時は必ずこちらがわかる原因があるので
分かりやすくて助かってます。

母乳も今のところ順調で、完母でいけそうな雰囲気。

何から何まで順調で、自分の子が神様にさえ思える。
この子が私たち夫婦のもとにやってきてくれて
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱい。

しばらく慣れるまで時間がかかりそうだけど、
我が家にやってきた小さな神様♪に失礼のないよう、
頑張っていいお母さんになるぞっっ☆

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息子誕生、新しい生活の始まり。

2011-02-04 | はじめに
このブログ。
最初はインテリアを主に、
日中国際結婚の日常を綴っていこうと思っていたけど。

この場は結局は
私のあるがままの日常を日記に記しているだけなのであって。

赤ちゃんが生まれた今、その日書くことは
育児が主なテーマになるのは当然のこと。

2月3日、16時26分、
おなかの中で育った「チビ」は
無事、元気に外の世界に出てきてくれました。

これを機にずっと呼んできた胎児ネームの「チビ」はもう卒業!
このブログの場では新しいニックネームとして「春兎(しゅんと)」
としたいと思います。

春兎は、「兎」年の2月3日「春」節に生まれだからってことで♪


そしてダーリン。
家ではこんなスイートな呼び方したことありません。笑

ダーリンはもう「お父さん」です。

我が家では「パパ」「ママ」 ではなく、
「お父さん」「お母さん」と呼ばせて育てたいので、
このブログでもダーリンは「お父さん」って呼ぼうと思います。
私は「お母さん」♪

呼び名が変わっただけでも、ほんのり責任感を感じる今日この頃。
新米お父さん&お母さん、小さな春兎くんの新しい生活☆
これからいろーーんあことがあるんだろうな!

とっても楽しみ☆
日々成長していく貴重な一日一日を
しっかり忘れないように・・
これからもこの場で日記を綴って行きたいと思います。

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私の出産・入院の記録☆その4<いよいよ誕生!>

2011-02-03 | 出産・入院
16時15分ごろだったか。
「先生呼んで!」

急に慌しくなる分娩室内。
”あぁ・・なに?もう終盤??”

状況が一変したのを感じ取りつつ、
必死のいきみは続ける。
”先生が呼ばれる・・もう生まれるの??”

「旦那さんも呼んで!」

バタバタ人が入り交う。
”旦那さんが呼ばれる・・旦那さん?!”


無理!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

とっさにしたこの判断。
声に出す。
「旦那さん入れないで!入れないで!お願い!!」

分娩室の扉が開き、まず先生が入室。
そして・・目線の先にある薬品類が並ぶ棚のガラスに反射して、
分娩室の扉の前に立つダーリンの姿が見えた!

私、思わず叫ぶ、「入れないで!」
その場にいたスタッフ全員固まる。
「入れない?!入れないの?いやなの?」

”このいきみの最中に入ってこられたら余裕ないし!
ペース乱されてまた引っ込んだらヤダし!
こんな必死な姿見られたくないし!!”
心ではいろいろと思った。

声に出しては、
「入れないで!!」
これしか言えなかった。

すると希望通り扉はダーリンを分娩室に入れることなく閉まった。

ホッとした。
先生が足の向こうで手袋をし、準備している。
その間も必死のいきみを頑張る。

そして次の瞬間・・ヌルッ!


!!?



「ほらほら~~!生まれたよ~~!」

??

先生が入室してから赤ちゃんが出るまでの間が短すぎて
いまいち実感がない・・!!これが正直な感想。

そして間髪入れずに、再び分娩室の扉が開く。ダーリンが入ってきた。
チビの産声が聞こえた。
助産師さん、「おめでとう~~~!」
血がちょっぴりついた状態ですぐにおなかに連れてこられたチビ。

「やっと会えたね・・がんばったね・・」
脱力感でいっぱいで、弱弱しい声でこう声をかけてあげて
頭をなでてやるのが精一杯だった。

ダーリン、その瞬間をこの日のために買った
SONYの一眼レフデジカメでしっかり撮影。

その後、一度キレイにしてもらい、体重身長などを測るために
隣の部屋に連れて行かれるチビ。

その間に胎盤が出て、先生はお股で
何か処置をしていた。

ダーリンがそばで「頑張ったね」って頭なでてくれた。
ちょっぴり涙が出た。
もっと号泣するかと思ったけど、いろいろな感情と興奮が
極度に入り混じって涙の出し方もよくわかんなくなってた。


頭が出てから、チビが出るまで相当なスピードだったらしい。

ダーリンが入室を拒まれてドアが一度閉じ、
再び開くまで数秒に感じたもんね。笑

早すぎて先生の会陰切開が間に合わず、自然に切れてしまった。

普通切開は横に入れるらしいけど、私は自然に裂けたため、
縦に傷が走ってしまったそう。でも、外側だけで傷自体は軽いとのこと。
先生二人でのぞかれて
「おー、めずらしいね。あんまり切れてないよ。」
と言われ、少し安心。

傷口を縫うため、チビとダーリンとはサヨウナラ。

傷口を縫う時は麻酔の効きが甘くて普通に痛かった。
あまり切れてないわりには先生が時間かけて縫うもんだから、
まだ?!?と、イライラしながら終わるのを待つ。

その後、ナプキンの交換、体を拭いてもらい、
病院の分娩用のパジャマから自分で持ってきたパジャマに着替える。
この時、少し腰を浮かしたりするのがツラくて・・
時間かけつつ、少しずつ動いて何とか落ち着いた。

抱き枕クッションをもらい、ここで2時間休憩。
再びダーリンが入室し、いろいろ話す。

この時の私の第一声・・
「あの・・私は2人目とか言ってたけど、無理だね。
ウチは一人っ子でいいんだよね!」

でした。笑

しばらくして母も入室。
まったりした時間を過ごしつつ、父と妹に
無事に生まれたことを連絡。

18時を過ぎた頃・・
父はちょうど仕事が終わった頃で、
妹は飲食関係の仕事のため、普段は夜遅くまで仕事なのに、
この日たまたまランチの時間のみのシフトだったみたいで病院に駆けつけてくれた。
休んでいる中、分娩室の扉の向こうで父と妹が来た気配がした。

2時間休憩の後、病室に戻った。
4人部屋だけど、とりあえずこの日は私一人。

4人がけのダイニングテーブルがある食事スペースで
ダーリン、父母妹、と家族全員が揃ってしばらく話す。

生まれた後すぐ、家族全員が揃えた時間帯だったこと、
たまたま病室が広すぎる1人部屋みたいに気兼ねなく使えたので、
家族でゆっくり過ごせたこと・・

9時に病院に入院して16時半に生まれて・・
何だか普通に出勤して退社して、お勤めした感覚だね~なんて話したり。
普段活動してる時間帯だから体内時計的にも違和感なく、
その後の体にも負担のないお産をすることができた。

それだけじゃなくこの日の日付は、
中国では旧正月(春節)当日。
日本でも節分でイベント感満載な日取り。

平成23年2月3日生まれ。覚えやすい。
2011年2月3日。西暦にしても123と並んでていい感じ!

もう生まれてすぐ、タダ者じゃない気配がしてるわが子ww
神様とか、福の神とか呼んじゃうのも仕方ない?!
本当にいい日、いい時間を選んで生まれてきてくれました。

この日は家族と感動を分かち合い、
幸せ感いっぱいで休むことができました。
(興奮で一睡もしてないけどねww)

分娩までの記録は以上!
あとは入院生活をまとめたいな。

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私の出産・入院の記録☆その3<分娩室で・・3時間の死闘!>

2011-02-03 | 出産・入院
分娩室へ移動。

ダーリンはもうすぐ生まれる!って時が来たら
分娩室への入室ができるらしく、それまで陣痛室で待機。

子宮口(ほぼ)全開まで3~4時間ほどで、お産の進みが早いと判断されたため、
全開一歩手前の9センチちょいで分娩室への移動ができたものの・・
ここからが長かった・・。

13時過ぎ、分娩室で体勢を整える。
”子宮口はほぼ全開・・いついきめるのか”
そればかり頭ぐるぐる。

早く次のステップに進みたくて、1~2分でくる強烈な怒責感が襲う
陣痛の合間に助産師さんに聞いてみる。

私、「いついきんでいいですか・・」
助産師さん「あー、いいよ!次の波でいきんでみる?」

分娩室に入ってすぐ、早くもいきみ許可が出た!
やっと次の段階「いきみ」に入れる!!
陣痛室から部屋も変わり、ちょっと別の気合が入る。

初めてのいきみ、恐る恐る力を込めてみる。
助産師さん、肛門おさえてサポート。
”おお~!これがウワサの肛門押さえか!確かにラクだ~!さすがプロ!”
と心の中で思いつつ、踏ん張る。

この頃のいきみは、今振り返ると全然甘かった。
「ん~~~ぐうぅうう・・!」ってな感じで息が漏れていたから。
こんな駄目ないきみを1時間ほど頑張ってしまった・・。

助産師さんは「うーん、上手だね!いいよ~!」とか褒めるから
これでいいんだと思ってたけど、
後から違うんだと気づかされることになる。

そんな中・・
14時半、ついに破水。
波が来たのでいきんだらドロッッ!!と温かいものが股から流れ出た。

助産師さん、すかさず「破水したよー!」と、破水時間をメモ。
チビの心音を取り始める。
NSTで何度も聞いた、チビの心音。
「この子いい子よ!破水しても全然元気だよ!赤ちゃん頑張ってるからね!」
助産師さんの一言に少し励まされる。

しかし破水はしたものの・・なかなか頭が出ない。
どのくらい頭が出てるのかと聞いてみると
親指と人差し指で直径5ミリくらいの円を作る助産師さん。
「今これくらいかな」

・・絶望。笑
こんなにいきんでまだ直径5ミリしか頭見えないの~~~!?!?!

しばらくまたいきみを頑張ること・・30分くらい経った気がした。
再び聞いてみると、
今度は直径1センチくらいの円を作ってくれる助産師さん。
「うん、これくらいかな・・」

・・・・超絶望ww
助産師さんの言い方に「”まだ”これくらい」とか
ネガティブな言い方は避けてる明らかな気遣いと
ほんの少し同情の感情を感じた。。

いきみ始めて2時間が経過しようとしている。
にも関わらず全然頭が出ない・・!!
その事実が追い討ちをかけて、もう体力的にも限界な感じ。

ついに
”一度ひっこめて出直したい”
”今日出す(産む)の、ウンチみたいに我慢できないものかな・・”
とか考え出してしまう。

それでも容赦なく襲う感覚の短い陣痛、怒責感。
諦めたい気持ちでいっぱいになってきた・・
助産師さんにつぶやく。
「もう疲れました・・力が入りません・・!!泣」
「うん、いいよ、自分のタイミングで。いきむのやめてもいいよ。」

”や・・やめていい?!?
いいんだー!やめても出てくるもんなの?!
とりあえずお言葉に甘えてやめたい・・つらすぎるもん!!”

言葉のままを受け取って、いきみをお休みする。
5分・・10分・・

頭が出ない。

当たり前だけど・・頭は出ません。
いきみをお休みしたってこの事実は変わらない。
早く出すためには、やっぱり圧力が必要なんだ!!
やっと気づく。

いきみを休んでいたブランクで力の入れ方のペースも忘れて
一からやりなおし。いきむとは??をずっと考えながら踏ん張る。
体力が消耗していく中、「ん~~~~ぐぅうううううぅう!」と
相変わらず最後に息が漏れるようないきみを続けていた。

そこへ一人のベテランと見られるおばちゃん看護師がやってきて
「声出さない!」と一言。

すかさず条件反射で”うっせぇよ!”と心の中でつぶやく。

でも・・そこで予定日過ぎてからネット見てて
印象に残った文章がふと頭をよぎる。

「いきむ時は口から大きなリンゴが出てきて、
口の端が切れそうになる感覚」

ベテラン助産師の「声出さない!」の一言と、
”切れそう”この表現に一気にヒントを得た。

口の端が切れそうになる感覚・・
それはもう出口の限界を超えて切れるのを覚悟するということ。
切れるのを覚悟して力を入れるとどうなるか。
自然と声は漏れたりしない。

そういうことか・・!

頭でロジックを理解して、実践してみる。
波が来る、息止める、力込める・・・!!

すると、出口がメキメキと切れそうな感じ!

これか!

いきみ始めてもう2時間以上・・やっっっと「いきむ」の意味を理解。
もっと早く気づいていればなぁ~~!
と反省しつつも、「正しいいきみ」を試したくて
つらい怒責感は”押し出すチャンス”と思えるようになり、
陣痛を強気で待ち構えるようになった。

波が来る、息止める!
チビの呼吸は一瞬だから我慢して!と念じながら気にしない。
波が来ている間は息ひとつ漏らさない。
力を込める。
自分の体中の細胞や血管が破裂して自分が砕け散るような感覚。

正直つらいけど、これが正しい「いきみ」なんだ!となぜか自信満々。
徐々に頭出てくる。
助産師さんも「上手だねー!頭すごく見えてきてるよ!本当に上手よ!」
さっきと声質が違う気がした。
序盤はただ励ますために言ってたのに対して、
今は本当にいきみが上手だと褒めてくれている感じ。

これが「いきみ」か!
急に会得できた力の入れ方にうれしくなった。

ただ、波が引くと全身の力がもう入らないくらいに脱力する。
この瞬間はなぜか冷静になってしまい、
次のいきみが辛く思えて諦めたくなる。

でも波は容赦なく襲う。”押し出すチャンス”を無駄にしたくない。
チャンスを生かせなかったら時間がかかる。

最後はひたすら前向きに”押し出すチャンス!”と心の中で
唱えながら踏ん張った。

16時10分ごろ、助産師さんが慌しくなる。
「頭もう出そうだよ~~」
と出口を遠慮なく頭のサイズにグリグリグリグリ広げている・・
切開してるのかと思うくらい陣痛とは違った痛みに思わず声が出る。


私の出産・入院の記録☆その4<いよいよ誕生!>
に続く→→→



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