

一昨日の2月17日、午後は大和ウクレレ倶楽部の演奏@シリウスのサブホール、夜は中央林間のパラダイス本舗でライブのダブルヘッダーでした。
まずは、パラ本のライブの報告を。
12月のJemini TheaterでのH.U&Bookieライブの帰りに、H.Uさんから2月のパラ本ライブの話を聞いて、私その日に丁度大和にいるよ~って話したら、じゃあ何曲か参加してもらおうかなって誘って頂いて。
元センチメンタル・シティロマンスの告井さんと一緒にビートルズナンバーを演るというお話で、候補曲はすべて知ってはいてもギター一本でビートルズの完コピアルバムを出しておられる告井さんの隣でベースを弾くのは考えてみれば大変畏れ多い・・・しかもウクレレベースだし!
出来るだけコピーに努めて臨もうとはしたものの、ウクレレ倶楽部の曲と同時並行での練習の日々はなかなかにハードでした。
大和のシリウスから移動してパラ本のサウンドチェックに到着したら、オープニングのH.Uさんのコーナーでもオリジナルやカバーに私も全面的に参加することとなって、譜面持ってきてないよ~(汗)、それに今まで一度もステージで一緒にやったことない曲もやることになったり(汗)な展開、その後の告井さんのステージの終わりに3人でビートルズナンバーを数曲演奏するのも、予定曲と違うものも入ったりキーが変わった曲もあったり、リハでは内心焦りまくりな私でしたが、なんとか無事にステージを務めることが出来たかなと思います。
告井延隆さんの、アコースティックギター1本でビートルズの楽曲を再現してしまうライブ、本当に凄かった!
長年、加藤登紀子さんをはじめ多くのアーティストのサポートやプロデュースをされてきて、仕事に関しては家でギターを弾くことはほとんどない年月だったそうですが、YAMAHAの安価な古いギターが手に入って部屋に転がしておいたら弾く気になって、パズルを解くようにビートルズの曲をギター1本でメロディーラインもハモリもベースラインもすべてを表現する方法を模索し始めたら楽しくて丸10年が過ぎたとのこと。
57歳で初のソロアルバム「SGT.TSUGEI'S ONLY ONE CLUB BAND」を発表し、今そのシリーズが3枚出ています。
ミッシェルのコード進行は中田喜直の「ちいさい秋みつけた」と重なるとか、「ノルウェイの森」の歌詞の意味解説や、「This Boy」の邦題は「こいつ」、でも歌はあいつ(That Boy)から始まるなどトークも非常に面白く、リアルタイムでビートルズを体験して愛し続け探求をし続けている姿勢は実に奥深く尊敬の一言では表せない感動、楽しくあっという間のでした。
3人でライブをやらせて頂いて、本当に幸せな時間だった。
H.Uさんとも二人でウクレレベースで合わせたのは初の試みで嬉しかった。
この日の2本の演奏をやるに当たって、このところ若干気になっていたハムノイズ解消のために先週急遽大宮のオレンジカウンティギターズに相談をして1日預けてアースの配線をしてもらったのも良いタイミングで大正解でした。
思えばパラ本に行くのは2016年4月に藤山コン美で出演して以来ですが、私はその日に遊びに来たH.Uさんと知り合いその後にBookieさんのお誘いでH.U&Bookieのサポート参加に発展、その時にジョイントしていたFoggy Rainの高崎昌子さんとH.Uさんはその日が久方ぶりの再会で、そこから越中屋バンド&紀の国屋バンドのTWO BY TWOの結成に発展していったのだと思います。
ミュージシャンの繋がりの化学反応は実に面白い!
ワンワンでリハしたことがあったよね、なのでその名は印象的。
今回は本当に貴重な機会に恵まれました。
長くベースを弾き続けて来て良かったとしみじみ思ったよ。