ヨッシーの道楽趣向-別冊-【yoshy's Garage】

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【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 北の歴史編♬ ~】

2023-08-04 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

2023年夏
7月13日(木)~22日(土)の10日間
北海道を巡って来タ♬
今回は"北の歴史編"と題し
7月15日(土)~16日(日)までを
記録スル。

2012年(前回)の渡道は、
それまでの北海道ツーリングの
"総括"と位置づけたものであった...。
北海道ツーリングの締め括りとして選んだ
"利尻島""礼文島"への上陸は
叶ったものの、
北の大地に
やり残し(取りこぼし)た思いが
心の中に燻っていたのも事実。
今回はそのやり残し(取りこぼし)を
埋めることを中心に据え
- Encounter with the KAMUY -
を旅のテーマに、
再び北の大地へと足を向けた♬
※カムイ
カムイ(アイヌ語ラテン翻字: kamuy)は、
アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のこと。
日本語での地名表記などにおいては、
漢字を当て「神威」「神居」としばしば表記される。

7月15日(土)am5:30ー
部屋に掛けられたカーテンを開け放つと...
"ドシャ降りの雨"
上陸編♬でお伝えした通り、
この日は、
全道どこへ向かおうとも
雨天走行必至の状態。
真に逃げ場なしの状態ダ(笑)
...これも旅ツーリング♬

晴れ間ダケを求めて彷徨うは
私の旅ツーリングの
スタイルではないので、
"雨天時"にと用意した
旅のレシピを引き出すことにシタ♬

まずは、
ルート上にあるホクレンSSにて
"ホクレンライダーキャンペーン2023"の
オリジナルフラッグをゲット♬

◆期間/2023年6月1日(木)~9月30日(土)
◆内容/ホクレンSS店頭でのオリジナルフラッグ、
オリジナルステッカーの販売(4地域別で全4種)
ホクレンSS給油レシートを用いた
応募・抽選による景品進呈
...というもの♬ルン

国道36号線にて札幌市内へと向かい
この日、
最初に訪れた場所は...
【平岸高台公園】
北海道テレビ放送(HTB)は、
この公園に隣接する地で創業。
同公園でたびたび主催イベントや
番組の収録を行なってきた。
なかでも「水曜どうでしょう」では、
番組の前枠・後枠収録の場所として使われ、
多い年で年間5万人以上の
HTBファンが訪れる
札幌市の隠れた名所になっている。

園名碑の寄贈は、
HTBと札幌市の協議によって
決まったものダ♪
高さ1m、幅1.1m、奥行き24cmの大きさで、
前面にはHTBの
マスコットキャラクターである
"onちゃん"と、
豊平区のシンボルである
リンゴのシルエット。
嬉野ディレクターによる
園名が彫刻される。
背面にはHTBの
旧本社が平岸高台にあったことや、
"水曜どうでしょう"
のロケ地であったことを
示す文書が記される。

ー園名碑背面の文書
平岸高台公園は
1976年3月31日に開設されました。
園内の丘からは、
かつてリンゴ畑だった
平岸の街並みや手稲山までもが一望でき、
四季を通じて
地域の憩いの場として親しまれている。
豊平区に本社があった
北海道テレビ放送の番組
「水曜どうでしょう」(1996年10月9日放送開始)
のロケ地として全国からファンが訪れる。
この園名碑は社屋の移転に際し
北海道テレビ放送が寄贈したものです。
ー園名碑より

札幌市内より石狩市の
佐藤水産は"サーモンファクトリー"に移動♪
雨は降り続き、
国道231号線に刻まれた
深い轍には雨水が溜まり、
恰(あたか)も水中を走行している様な有様ダ。
対向車線を走行する
大型車の跳ねあげた水飛沫を
頭から被る様な状態を想像して欲しい...。


【佐藤水産/サーモンファクトリー】
ー自社工場直結/新鮮食材の専門店ー
石狩にある"サーモンファクトリー"は、
鮭を中心に、
水産加工品の製造や
販売を行っている工場直結の
佐藤水産の粋を結集した鮭の専門店ナノダ♬ルン

時間の頃合いも良かったので、
SEAFOOD RESTAURANT
"OLDRIVER"にて昼食♬



桜鱒(サクラマス)丼と
蟹サラダ・甘エビの鹹点心(テンシン)を注文。
上品で甘味のある桜鱒の刺身が
タップリと盛られていて最高♬ルン



工場直販の"サーモンファクトリー"には、
品質の良い水産加工品がズラリと並ぶ。
その品揃えは素晴らしい♬



サーモンファクトリーの名物
"鮭のオブジェ"も忘れずに撮影♬

石狩川を渡り、
国道231号線を北上し
留萌(るもい)市へと向かう♬
留萌市文化センターに隣接した
見晴公園には...。
【D61形蒸気機関車】
ー現存唯一の蒸気機関車D61ー
このD61形蒸気機関車は、
"デゴイチ"の愛称で知られる
D51形を改造したもので、
国鉄(日本国有鉄道)の
蒸気機関車では最後の形式で、
たった6両しか製造されていない。
貴重なSLが
静態保存されている。


D51形を改造する形で製作された
D61形蒸気機関車最大の特徴は、
北海道型密閉キャブ(キャビン)と
二軸従台車である♬

ーD61 3号車の生いたち
D61 3号車は昭和14年1月26日、
D51181号として笠戸工場で製造され、
その後、米原、敦賀、原町、福島の
各機関区へと転属配車され、
昭和35年9月羽幌炭の輸送を主目的とし、
国鉄郡山工場において
D51型蒸気機関車6輛が
従台車「1軸ボギー」を2軸ボギーに改造し
D61型蒸気機関車として新しく生れ変り以来、
D61 3号車は、
昭和35年10月深川機関区に配属され、
もっぱら羽幌炭等の輸送に活躍し、
延2,272,955Kmにおよぶ長距離を走り続けた。
昭和48年4月30日で留萌・羽幌間を最後に雄退。
留萌市は国鉄のご厚意により
この地に末永く保存し市民のみなさまの
あたたかい目で見守って欲しいと思っています。
ー案内看板より



留萌より
深川留萌自動車道(深川西ICまでは無料)を使い
向かったのは...。
【戸外炉峠のネコバス】pm5:00ー
深川市の"戸外炉峠(ととろとうげ)"の
蕎麦畑に佇むネコバス♬ルン


このバスは
実際には動くことのない廃車体。
もともと
この廃バスは普通の塗装で、
地元の人々の休憩所であったものダ。
トトロ峠(戸外炉峠)という地名が、
スタジオジブリが制作した
宮崎駿作品の最高級傑作アニメである
"となりのトトロ"
を連想させる為、
1998年に
アニメに登場する
"ネコバス"の絵柄を
廃バスに施し観光地化シタ♬

廃バスの前には
七国山ゆきの時刻表が立っているのだが、
実際にバス路線は無くギミックだ。


ネコバス内部も見学できるのだが...
かなり痛み(老朽化)が進行している。
ツーリングや旅行中の怪我は、
呆気なく
旅を味気ないものに変えてしまうので、
特に内部見学時は、
ネコバスという響きの可愛らしさで
これが廃バスであることを忘れがちにならず、
床板の踏み抜き等々、
不意な怪我を拾わぬ様に
細心の注意を払った方が良さそうダ。



ネコバス後部♬



この日は、
旭川市内にお宿を取っていたので
急いでお宿に移動し、
目的のお店に直行すると...
すでに列ができていた(汗)
【ら~めんや天金/四条店】
昭和27年(1952年)創業。
約70年の歴史を持ち、
ラーメン激戦区旭川で
常に人気ランキング上位を
キープし続けられている♬





流石は老舗ダ、
店内には著名人のサイン色紙が
所狭しと並ぶ♬

旭川ラーメンの王道!
正油ラーメンを注文♬ルン
(チャーシュー麺(正油)+麺多め)

他の地域の醤油ラーメンとは
ひと味違う深みのあるスープは、
豚骨を主軸に鶏などを合わせて
炊き上げたられたが故(ゆえ)の業(わざ)か♬ルン
肉厚でうま味のあるチャーシューは
芳醇で味わい深く、
正油スープと中太ちぢれ麺とが
良く調和していて、
啜(すす)る度に嬉しさがこみ上げ
頬が緩むほどの逸品ダ♬ルン
老舗の業(あじ)を堪能ス♬ルンルン

お宿へと戻り、
翌日の天気予報を確認すると
曇り予報ながらも降水確率60%以上。
まだ太陽の"KAMUY"は顔を出さぬ様ダナ...。
ならば翌日からは、
雨天時用にと事前に用意しておいた
スペシャルな"旅のレシピ"を駆使し、
ツーリングを楽しむことにして就寝ス♬

7月16日(日)am5:30ー
少しダケ天気予報が
ハズレやしないかと期待をしながら
カーテンを開け放つと...
ドス黒い雲が立ち込める
曇り空が窓いっぱいに広がっていた。
...こりゃ間違いなく"降るナ"(笑)
雨天仕様の荷造りを継続し、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2と共に
走りダス♬
【道の駅"羊のまち 侍・しべつ】am7:30頃ー
出発からこのかた、
雨天走行続きで泥だらけになっていく
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
道の駅の駐車場に放り込むと...。
軽自動車を
キャンピング仕様に改造し
道内を巡る老夫婦に声を掛けられる♪
ほんの僅かな時間であるが、
旅人同士の会話が弾む♬ルン
互いに旅の安全を願う。
道の駅を出る際に、
老夫婦が二人して
"大きく手を振り私を見送る"
一期一会の大切な出逢いに
感謝ダ♬ルン


旭川から続く国道40号線は、
士別(しべつ)より
JR宗谷本線と平行し名寄へと抜ける♬
※JR宗谷本線(そうやほんせん)は、
北海道旭川市の旭川駅から名寄市の名寄駅を経て、
稚内市の稚内駅を結ぶ
北海道旅客鉄道(JR北海道)の
鉄道路線(地方交通線)である。
【名寄公園】
名寄公園には、
北海道開拓の歴史を知るに
相応しい展示がアル♬



ー全国で名寄だけにしかない
SL排雪列車「キマロキ編成」ー
北海道の開拓は
鉄道とともに進展した。
北海道に限らず日本発展の歴史は、
鉄道の歴史と同一といっても過言ではなかろう。
名寄にも、
開拓の鍬(くわ)がおろされた
明治33(1900)年の3年後の明治36年に
現在の宗谷本線が名寄まで開通。
昭和16年には
名寄本線、深名線の分岐点として
交通の要地となり、
以来、
名寄は鉄道とともに歩んだ街でもある。
その後、
時代の流れとともに、
昭和50年12月
全国から国鉄(日本国有鉄道)のSLが姿を消す。
ここに展示してある
SL排雪列車編成(キマロキ編成)は、
名寄市が
北国の鉄路を守った雄姿を残すため、
当時の日本国有鉄道より貸与されたもの。
「キマロキ」と愛称されたこの編成の列車は、
全国でただ一編成のみ活躍した。
旧名寄本線のレール上で
展示保存されている。
(準鉄道記念物指定)
ー展示看板より





ーキマロキ編成とは
キマロキは「SL編成排雪列車」といい、
機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車の順に
連結された排雪列車の頭文字をとって
キマロキと名付けられた。
雪の多い北海道内陸部、
東北・北陸地方では
線路両側に高い雪の壁ができ、
普通のラッセル式では除雪が困難なために
この編成の出動となりました。
この列車には、
機関区員や保線区員が十数名分乗し、
先頭の機関車が両側の雪をかき集める
マックレー車をけん引し、
その雪をロータリー車が回転する羽根で
遠くへ飛ばし、
それを後ろから機関車が後押しするという
一連の作業で除雪に威力を発揮した。
ー展示看板より

旧名寄本線上に展示される
SL編成排雪列車(キマロキ編成)。
キマロキ編成の先頭車輌
キマロキの「キ(機関車)」は、
SL59601号機 (蒸気機関車)ダ♬


キマロキの「マ(マックレー車)」
キ911号機 (かき寄せ式雪かき車)♬

キマロキの「ロ(ロータリー車)」
キ604号機 (回転式雪かき車)♬



前部の羽根を回転させて
雪を飛ばす動力は、
後部(車輌)に搭載してある
機関車用ボイラーの蒸気である。
但し、
ロータリー車単体での
走行は出来ない。

キマロキの「キ(機関車)」
前走車輌を後押し(後方支援)する
機関車は"デゴイチ"
D51398号機 (蒸気機関車)♬
※D51形蒸気機関車は、
日本国有鉄道の前身である
鉄道省が設計・製造した、
単式2気筒で過熱式の
テンダー式蒸気機関車である。


D51398号機 (蒸気機関車)が引くは、
車掌車 ヨ4456号車 (緩急車)ダ♬


D51398号機 (蒸気機関車)の
キャブ(キャビン)内部は、
独特な薫りに満ち溢れ、
アナロクの計器類は
メカニカルで実に美しい♬





SL59601号機 (蒸気機関車)の
キャブ(キャビン)内部も見学可能ダ♬
※形式9600形蒸気機関車は
大正2年から製造され、
内容・外観ともに、
大正時代における日本の代表的貨物用の
機関車であった。
D51形が普及する昭和16年までに
784輌が製造され、
"キュウロク"の愛称で知られており、
特に急勾配に威力を発揮し雪にも強かった。


SL排雪列車(キマロキ編成)を堪能した後は、
隣接する名寄市北国博物館にて
北海道開拓の歴史に触れタ♬

名寄に鉄道が開通し
120年の節目にあたる今年、
これを記念して、
宗谷本線、名寄本線、深名線のこれまでの歴史を、
北国博物館に収蔵されていた鉄道資料と
解説パネルや写真資料で振り返りる
「名寄の鉄道120年記念展」が開催さていた♪
この鉄道記念展は期間限定で
再渡道すればいつでも
見れるというものではなく、
晴れていたらゆくり展示資料を
見学する時間を取らなかったと思うので
...雨降りラッキー♬ルン


貴重な
鉄道資料の数々を堪能ス♬



ー記念入場券♬
名寄駅入場券の変遷。
(明治から平成までの切符が並ぶ)
明治36(1903)年
符切場入(入場切符)/金額弐銭ー赤一条の幕
平成8(1996)年
普通入場券/金額160円ー小児料金
ー深名(しんめい)線の全駅入場券♬
名寄駅==北母子里駅==朱鞠内駅==
幌加内駅==深川駅
※深名線は、
日本国有鉄道(国鉄)が運営していた
鉄道路線(地方交通線)である。
北海道深川市にある深川駅で
函館本線から分岐し、
雨竜郡幌加内町を経て
名寄市にある名寄駅で
宗谷本線に接続していた。
平成7(1995)年9月4日に廃止された。

ーヘッドマーク♬
2022年9月4日、
名寄~留萌間で団体臨時列車
"スターライトるもい号"が、
国鉄一般色と首都圏色の
キハ40形2両編成で運転された。
充当されたのは、
国鉄一般色がキハ40 1759で、
首都圏色がキハ40 1758。
このヘッドマークは、
国鉄一般色のキハ40 1759のヘッドに
取付けられたデザイン♬
この団体臨時列車の運行は、
留萌本線
石狩沼田~留萌間は2023年3月末、
深川~石狩沼田間も2026年3月末に
廃止されるということで、
JR北海道と沿線4市町が
合意し実現したとのこと。

ーキマロキ編成」の資料♬
【キマロキ保存会】
SL排雪列車(キマロキ)保存会は、
車体の保存整備を担うため
国鉄OBを中心とした会員により
昭和51(1976)年12月25日に結成。
現在に至るまで車体の塗装等の
保存活動・見学者への説明、
冬期の雪囲いを実施しれている。
長年の活動が称えられ、
平成21(2009)年度に
名寄市文化奨励賞、
平成25(2013)年度に
北海道文化財保護功労賞を
受賞されている。

ーキマロキ編成での保存
SL排雪列車(キマロキ編成)の保存活動は、
蒸気機関車(SL)の廃止が進めらていた
昭和46(1971)年10月
名寄市から国鉄に廃止後の機関車の
無償貸与を希望する陳情書の提出から
開始された。









通常は有料の常設展示室も
「道民の日」ということで
無料開放されていた♬

北海道や名寄に因んだ
資料が並ぶ♬


"カムイの森"
北海道の大自然を模型にて紹介される。
アイヌ民族の文化を通じて
"KAMUY"の存在を感ズ♬




北海道の先住民族である、
"アイヌ民族"の生活様式等々に
触れること叶う貴重な展示ダ♬



一般的なアイヌ民族の住居。
ape-huti-kamuy(アペフチカムイ)
アペオイ(囲炉裏・炉)に住むカムイ(神)。
日々の生活を見守る神として、
儀式や狩猟に出掛ける際には
最初にこの神に祈る。

ー春熊狩りのアイヌ
熊の冬眠の様子が剥製で展示され、
アイヌ民族の
春の熊狩りの様子をパネルで紹介♬


ー北海道の名付け親
松浦武史郎の
足跡(そくせき)につての
パネル資料。

松浦武四郎(まつうら たけしろう)は、
明治新政府から
蝦夷地開拓御用掛の仕事として
"蝦夷地"に代わる名称を考えるよう依頼され、
「道名選定上申書」を提出し、
その六つの候補の中から
"北加伊道"が取り上げられる。
「加伊」は、
アイヌの人々がお互いを呼び合う
「カイノー」が由来で「人間」という意味。
「北加伊道」は
"北の大地に住む人の国"という意味であり、
武四郎のアイヌ民族の人々への
気持ちを込めた名称であった。
明治新政府は「加伊」を「海」に改め、
現在の「北海道」とした。
武四郎はほかにも国名、
郡名についての上申書も提出しており、
その土地の名前も、
武四郎が蝦夷地を調査しているときに
アイヌ民族の人々から教えてもらった
土地名が由来となっています。
武史郎の功績は、
古くからその土地に住む
アイヌ民族の人々の協力を
得ることができたからであり、
アイヌ民族の人々に道を案内してもらいながら、
多くの地名や伝承など
さまざまなことを聞き取り、
調査は樺太など島々にも及んでいる。
ー松浦武史郎記念館HPより

名寄地方の
アイヌの伝承者である
"北風磯吉"の資料も展示される。

北風磯吉(きたかぜ いそきち)
大正-昭和時代のアイヌ語伝承者。
明治13年10月8日生まれ。
北海道名寄町で農業をいとなむ。
天塩川流域,とくに内陸部の
アイヌ語を伝承し、
知里真志保「分類アイヌ語辞典」
服部四郎「アイヌ語方言辞典」
などの成立に貢献した。


名寄出身力士である
大関"名寄岩"の資料展示。


貴重な歴史的資料の見学後は
映像シアターで
美しい名寄の風景を楽しむ♬


ー太陽から伸びる美しい光芒「太陽柱(サンピラー)」
太陽柱(サンピラー)とは、
一定の気象条件等を満たした際、
まるで空から光の柱が降りてくるかのように見える
神秘的な自然現象。
名寄は盆地で大きな川が流れているため
条件が整いやすいと言われている。



名寄のひまわり畑は、
映画「星守る犬」のロケ地となり
全国的に有名となった♬

時間(トキ)を掛け、
SL編成排雪列車(キマロキ編成)の展示車輌、
名寄市北国博物館を堪能した後は、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2と共に
さらに北を目指し走る♬ルン
名寄市より国道40号線を
美深町・音威子府村へと北上、
音威子府村からは国道275号線にスイッチし、
中頓別町より道道12号線へと流れ
オホーツク海側(枝幸町)へと抜けた♪
このルートの目的は、
"北見神威岬"を意識してのことであったが、
道道12号線より国道238号線に入り
枝幸町へと抜ける最中...
またもドシャ降りの雨に見舞われた。
【北見神威岬】
北見神威岬を望む眺望も
強い雨と横風...そして霧で
この様な状態であった。

【ウバトマナイチャシ】
「チャシ」とは、
アイヌ文化の人々が
自然の地形をたくみに利用してつくった
「砦(とりで)」のこと。
名前の「ウバトマナイ」とは、
アイヌ語で
「浅い泊にある川」と解釈されているが
詳しくは不明。
ー案内看板より抜粋


【ピリカノカ/神威岬】
ピリカノカとは、
アイヌ語で「美しい・形」を意味し、
アイヌの物語や伝承、祈りの場、
言語に彩られた優秀な景勝地群を総称するもの。
幕末にこの地を旅した松浦武四郎は、
アイヌ民族が「神霊の宿る地」として
岬を厚く敬っていたことを記録している。
岬一帯にアイヌ語で「神」を意味する
「カムイ」を冠した地名が点在しており、
この岬が古くから神聖な場所として
大切にされてきたことがわかる。
神威岬は「北海道の屋根」とも形容される
日高山脈がオホーツク海へと沈む
最北端とされている。
ー案内看板より抜粋

北見神威岬を後にし、
浜頓別から"猿払村道エサヌカ線"に入り、
宗谷岬へと至る計画であったが、
強風と豪雨・濃霧によりこれを断念し、
(過去にも走っているので回避)
雨天用のレシピに切り替えル♬
忘れず猿払村で給油をおこない
道道84号線にて内陸部(豊富町)へ向かう。
ーCaution!
突発的に
ルート変更を行う場合は、
ガソリンスタンドのチェックを
忘れずにしておくことを
強くお勧めスル。
特に日曜は
定休のGSが多いので要注意ダ。
...さて本題に戻ろう。
悪天候により
景観を望めないことが確実な
猿払村道エサヌカ線経由での宗谷岬入りを
スパッと諦めた後の、
"旅のレシピ"はコレダ♬

"ガンダム、北の大地に立つ!!"(笑)
豊富町・稚内町・天塩町に点在している
機動戦士「ガンダムマンホール」巡りダ♬ルン


【湯の社ぼっけ】
北海道豊富郡豊富町にある
温泉施設♬
MS-09 ドムーサロベツ湿原


【豊富町観光情報センター】
JR宗谷本線"豊富駅"に隣接する
豊富町観光情報センター♬
RX-78-2ガンダムー豊富温泉


国道40号線(豊富バイパス)にて
稚内へ移動♬
【稚内副港市場】
水揚げされたばかりの
魚介類や干物を販売する、
港に隣接した市場♬
RX-78-2ガンダムー白い道


【稚内フェリーターミナル】
"利尻島""礼文島"へと渡る際の
玄関口となるフェリーターミナル♬
MS-09 ドムー稚内港北防波堤ドーム


少しマンホール撮影を休憩し...
"北門神社"に参拝し、
「えぞみくじ」を引かせていただいた♬

ーいカニ(蟹)もいいみくじ
蟹の形を模したみくじが可愛い♬ルン
...カニは今年も豊漁?らしい(笑)

ドシャ降りの中、
道道106号線(日本オロロンライン)を激走♬
豪雨・吹き付ける強い海風...
防波堤に打ち付けられ砕ける波飛沫が
引っ切り無しにシールドに当たり
コンディションは最悪な状態であっても、
稚内へと向かうライダー達からの
"ヤエー"絶えず♬ルン
"気合い入ってんなぁ
...最高の連中ダゼ!”
"互いの安全を願う"
サインの名称は
時代と共に変れども気持ちは変らず。
このサインの交換も
ツーリングの醍醐味ではあるが、
走行条件が過酷であれば尚更のこと、
相手から伝わる想いに
熱いものが感じられるというものダ♬
悪条件を避けて回っている様では
この感動は味わえぬ(笑)

【オトンルイ風力発電所/巨大風車群】
北海道天塩郡幌延町にある
集合型風力発電所。
この28基の風車群も見納めとなるのか...。
まぁ、
色々な意味でこの風車の在る風景には
紆余曲折思うところもあったが、
無くなると思うと寂しいものである(笑)
有る無し、晴れ雨、
全ての景色を見ながら走れたので
満足している♬ルン
因みにオトンルイとは、
アイヌの言葉で
"浜にある道"という意味。

【道の駅てしお】
天塩郡天塩町にある道の駅。
MS-09 ドムー天塩川河川公園


この日の宿泊施設で
ガンダムマンホール6種Complete♬ルン
【てしお温泉/夕映】
利尻島を望むロケーションで、
茶褐色で独特な湯の香りの
天然温泉を心ゆくまで満喫できる温泉施設♬
(日帰り入浴可能)
RX-78-2ガンダムー天塩川歴史資料館


北海道開拓史は
"鉄道(国有鉄道)"無しでは語れまい。
北の大地には今も尚、
多くの国有鉄道の名残が点在スル。
真っ直ぐな道や心躍る丘陵地、
大自然や美味しいグルメに
夢中になるのも良いが、
"雨の日こそ"時間(トキ)を掛けて
これらを巡ってみるのも酔狂ダ♬
また、
北海道の成り立ちや歴史的背景を
"間宮林蔵""松浦武史郎""北風磯吉"などの
足跡(そくせき)をたどりながら巡ってみるのも
旅(ロングツーリング)の醍醐味だとも言えようか♬
そのどれもが
- Encounter with the KAMUY -
でありるし、
"北の大地の魅力"
と言えるのではなかろうか♬ルン

最高の天然温泉にトップリと浸かり
コレまでの旅の疲れを癒やす♬
部屋に戻り翌日からの
天気予報を確認してみれば...(笑)
明日の出立も早いので就寝♬

...続きをお楽しみに♬

さぁ、
"走る"ことが
楽しみになってキタゾ♬

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6 コメント

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Unknown (ペン)
2023-08-05 15:44:43
ブログ お疲れ様です
(⚆ꚇ⚆)フムフム 名寄にこんな所があったんですね
名寄って言ったら 「千春の家」しか行ったことがない
私には勉強になります
Unknown (イトー)
2023-08-05 16:44:21
いよいよ北海道ツーリングスタートと思いきや、いきなりの土砂降りですか!
まぁ、天気だけは選べませんから致し方なしですよね。
でも、すかさず雨天用プランで巡られているのは流石。
旧HTV本社裏の平岸高台公園には2017年の二度目の北海道で立ち寄りましたが、その時には「園名碑」は無かったような気がします。そういや、自分も公園に立ち寄った後、土砂降りの中を小樽まで走ったのを思い出しました。結局、青空の下走れたのは道央の富良野エリアのみだったなぁ(*´-`)
続きも楽しみにしてます♪
Re:ベンさんへ (ヨッシー)
2023-08-06 22:41:16
コメントありがとうございます♪

日本国有鉄道(鉄道)は
蝦夷地(北海道)開拓を支えた
歴史そのものだと言えます。
北海道を知るひとつとして
是非、次の渡道の際には、
目線を変えて北海道を巡ってみて下さい。
きっと更に北海道に興味が湧きますよ♬
因みに、
千春の家は名寄ではなく足寄ですよ♪
足寄は19才の夏に行った時とは
全く変ってしまいましたけどね。
...でも足寄の町民にとっては、
町の発展は喜ばしいことなのでしょうけどね。
また旅の話しをしましょう♬
Re:イトーさんへ (ヨッシー)
2023-08-06 22:51:14
コメントありがとうござます♪

ドシャ降りの雨もツーリングですよね(笑)
全ての事柄に"KAMUY"が存在する。
- Encounter with the KAMUY -
をテーマなのですがら、
全てを受け入れ走ってきました♪
天候だけを理由にルート変更するのは
私のスタイルではありません。
ですから私には、
雨天用の"旅のレシピ"は
とても大切なのです。
晴れても雨でもツーリングを楽しめる
経験と知識がなければ
ロングツアラーとは言えませんからね。
ただの旅行をしたいならビール飲みながら
観光バスが一番だと思うしね(笑)
...さて、
このさきどうなるか気になるでしょ。
続きをお楽しみに♪
Unknown (ペン)
2023-08-07 08:13:26
あいや~やってもうた!
お恥ずかしい🙈
Re:ペンさんへ (ヨッシー)
2023-08-07 20:52:53
名寄と足寄...
似てますものね。
ドンマイ♬

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