ヨッシーの道楽趣向-別冊-【yoshy's Garage】

【Welcome to yoshy's Garage ♪】

【Touring Equipment ー B+COM/EXP01 ー】

2022-11-23 | Touring Equipment

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

バイク用品、バイクパーツの企画・製造・販売
Bluetooth通信機器の企画・製造・販売
イタリア/イギリス/日本のバイク用品
バイクパーツ輸出入・販売
を手掛ける"SYGN HOUSE"より
B+COM/SB6X・ONE
※B+COM PLAYは非対応
に対応した、
"CUSTOM SOUND SERIES"
Helmet SpeakersーEXP01
が11月18日(金)に発売された。
ー迫力ある低音と、鮮明な高音。
ヘルメットに極上サウンドを実現ー

初代モデルより
音にこだわり高音質を追求してきたB+COM。
ハイエンドモデル"SB6X"と
プレミアムハイエンドモデル"ONE"
で搭載された、
"B+COM SOUND SYSTEM"では、
大出力D級アンプと高磁力ネオジウムマグネットを
採用した高音質スピーカーにより、
最強の音質とパワフルな音圧を実現した。
その"SOUND SYSTEM"が
今回発売された
"CUSTOM SOUND SERIES"
Helmet Speakers-EXP01により
更なる高みへと進化したというので、
購入してみた♬
<B+COM/HELMET SPEAKERS EXP01>

黒地の外箱を開封すると...
対照的な白地の中箱に鎮座する
SPEAKER(EXP01)が高級感を醸し出す♪
"魅せる演出"をも忘れないところが良い♬

"ヘルメットスピーカー EXP01"は、
B+COM/SB6XおよびONEに搭載された
"B+COM SOUND SYSTEM"の
高音質でパワフルな音圧に対応し、
迫力ある低音とクリアで鮮明な高音が
調和された最上級の音響体験を可能にした
"プレミアムライン専用アクセサリー"となる。
また、
スピーカー本来の性能をより体感できる様に、
PC/スマートフォンアプリ(B+COM U)で
専用イコライザー設定も用意される。
早速、
外音の少ない環境下で、
従来のスピーカーで楽曲を試聴した後、
B+COMをPCに接続し、
EXP01専用イコライザー設定を施し
同一音源で同一楽曲を試聴スル...。
※設定にはB+COM/SB6X・ONEに
最新設定(Ver)をインストールする必要がある。

心躍らせながら
"B+COM/SB6X"の電源をONスル♬
標準で附属するスピーカーよりも
低音の厚みと音の切れ・音の粒の質が
向上していると感ズ。
中~高音域に関しては
あきらかなる差というものを
感じることは私にはできなかった。
※受ける感覚には個人差があります。

様々な通信機器を駆使しながら
オートバイ(Ride)を楽しむことが
"マスト"となっている昨今。
通信精度もさることながら、
その"音(音質)"さえも
更なる高みを求めてしまうのも
致し方のないことダ。

B+COM
"CUSTOM SOUND SERIES"
Helmet Speakers-EXP01
を通して奏でられる
これまで以上に
良質な"SOUND♬"がきっと、
オートバイツーリングに
更なる感動を付与してくれる
ことであろう♬

さぁ、
"走る"ことが
楽しみになってキタゾ♬

"B+COM...起動、
電池残量80%以上"

【関連資料】
【SYGN HOUSE】ー公式HP

"SYGN HOUSE"のHPには
「B+COM SB6X 新規受注一時停止のご案内とお詫び」
が下記の様に掲載される。
新型コロナウィルス感染拡大による生産国内での
部品調達の遅れ・輸送遅延などの影響を受け、
「B+COM SB6X」の生産が
大幅に遅延する状況が継続しております。
今後の入荷納期及び入荷予定数量が
不透明な状況となっていることから、
「B+COM SB6X」の新規受注を
一時停止させていただく運びとなりました。
対象製品の今後の状況につきましては、
改めてご案内いたします。
...とのこと。
折角、良い商品を販売しても、
本体(SB6X)が購入できないのであれば
意味がないだろう。
一日も早い受注開始を願うばかりだ。

では
Thanks for coming!
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ライダーの皆さんのお越しを
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【2022年冬 - Change from LimeGreen color to Orange color -】

2022-11-20 | Working in the garage

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

碧の五色沼、紅葉の磐梯を駆けた
会津若松ツーリング♬


仲間の復活を祝いし
丹波篠山ツーリング♬
(丹波篠山黒枝豆収穫)


仲間と集いし
ホッ...といっぷく
ーCOFFEE BREAK MEETINGー♬


JapanRedの町(吹屋地区)を目指した
岡山ツーリング♬


不完全燃焼であった
夏の鬱憤と憂鬱を払拭せんと、
4週末連続で
"LimeGreen"を身に纏いし
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2は
深秋なる景色の中を駆け抜け
総走行距離は3000kmを優に超えた...。

夏に思うように乗れなかっただけに、
例年より少しだけ長く
"LimeGreenColor"を感じ続け、
一区切り付いたこのタイミングにて
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2の
外装を秋冬用の紅葉色へと換装ス♬

外装交換のそのマエに...。
旅の垢を丁寧に落とス♬
※通常の洗車及び整備・点検は、
ツーリング終了毎に実施。

今回は特に、
ダスト(汚れ)の溜まった
ブレーキ周辺を中心に洗う♪
ディスク盤の
スリットやホール穴に至るまで
入念に洗浄ス♬



洗浄を終えたら水気を払い、
新品のウエスで拭上げる♬
ガタ付き・ディスク盤の減り等に
異常が無いかを確認し終了ダ。

洗浄が終わり
いよいよ外装の換装作業ダ♬
外装を取り外しながら、
ガソリンタンクから燃料を抜く。
...この辺りの作業は
手慣れているので"効率的"に進ム♬
過去ブログでも紹介しているので
画像や説明等々は割愛(笑)

KawasakiZRXシリーズも旧車となり、
純正部品に廃番が増え続ける。
部品が供給されているうちに
サーモスタット(ケース含む)と
ラヂエターキャップ(純正品)を新品交換♬
※ラヂエター本体、ホース関係は
Modifyされているので問題はない。
(車検時に点検も済ませてある)

RacingCarburetorを装着した際の
燃料ホースの取回し変更に利用される
スズキ純正のガソリンコック。
このガソリンコックも
数年もまえに廃盤となっている様ダ...。
※情報のウラは取ってません。
時間(とき)が経つと様々な部品が
廃番となり消えてゆくのも工業製品の定めダ。
終売となった車輌を
末永く乗り続ける為にも、
中古市場で"人気のある"車輌として
支持され続けなければ、
車輌の先行きは暗いものになるだろう。
市場における商品価値の維持が
その車輌の未来を支えるノダ。

旅ツーリングの季節も終了したので、
(荷を下ろしたので)
TwinーShock(Suspension)の
プリロード調整と減衰の調整。

愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2の外装を
"Original Orange Color"に換装するに辺り、
サイレンサーを趣の違うものに
付け替える(変更する)ことに決めた♬
"LimeGreen Color"には
ーNOBLEST/ストレートチタンサイレンサー
V-1 320mm...のチョット〇〇な仕様(笑)
材質:チタン
サイレンサー外径:φ85
パンチングパイプ径:φ--(非公開)
テールパイプ差込口内径:60.5φ
長さ:320mm

"Original Orange Color"には、
ーMAVERICK/汎用サイレンサー
Mv83type カーボンソリッド 
材質:Carbon
サイレンサー外径:φ85
パンチングパイプ径:φ45
テールパイプ差込口内径:60.5φ
長さ:300mm/全長:410mm

"Original Orange Color"には
CarbonSilencerが似合うのでは?
...と以前から妄想・想像をしてはいたが、
特に必要としていた分けではないので
懸案事項として常に燻った状態であった。
購入に踏み切った特別な理由はないが、
少しダケ予算に余裕ができたということと、
"気持ち"の問題ダ。
MAVERICK社製の製品に対するレビューは
SNSで多く拡散されているので
ここでは触れることはしない。
テールエンド形状は
TwoーPiece/Solid Color(チタン素地色)とシタ。
(溶接の色合いには個体差あり)

取り替え作業中に
工具等でアテ傷を付けぬ様に
細心の注意を払いながら
"TitaniumSilencer"を取り外し、
新規の"CarbonSilencer"を取付け♬

接合部に"カジリ"防止措置を施し
センターパイプにサイレンサーを差込むと...
"スッ...コンッ♬"
と気持ちよく挿入叶う。
工作精度は素晴らしい♬



各部のチェックを済ませ
MAVERICK/CarbonSilencerの
"火入れ"♬
このSilencerの
"生涯一度限り"の儀式ダ。



MAVERICK/CarbonSilencer"火入れ"

<Kawasaki/ZRX1100ーC2>
ー Original Orange Color ー
CarbonSilencer Version
※MVスリット(バッフル)は
別途購入済み。


これからいよいよ
冬も深まってゆくのだろう...。
冬期は出掛けられる地域も限定され
短距離ツーリングが増えてしまうが、
それも致し方のないこと。
冬期であっても走れることに感謝し、
Kawasaki/ZRX1100ーC2
YAMAHA/WR250R
を楽しもうと思う♬

【関連資料】
【AC SANCTUARY】ー公式HP
【MAVERICK】ー公式HP

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【2019年春 - Change from Orange color to LimeGreen color -】<2019.4.3更新>
【2019年秋 - Change from LimeGreen color to Orange color -】<2019.12.15更新>
【2020年初夏 - Change from Orange color to LimeGreen color -】<2020.6.5更新>
【2020年秋 - Change from LimeGreen color to Orange color -】<2020.11.18更新>
【2021年春 - Change from Orange color to LimeGreen color -】<2021.4.21更新>
【2021年秋 - Change from LimeGreen color to Orange color -】<2021.12.19更新>
【2022年春 - Change from Orange color to LimeGreen color -】<2022.4.6更新>

では
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【TOURINGー2022年/岡山ツーリング♪(後編)ー】

2022-11-14 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

ツーリングに出掛けること叶わぬ
夏の鬱憤と憂鬱を払拭すべく、
4週末連続で
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
ツーリングに駆り出ス♬

岡山ツーリングDay2(後編)♪

11月5日(土)am7:00ー
日曜に所用があるため
1泊2日でのツーリングとなった今回。
許された時間(とき)を
片時も無駄にせぬよう目一杯に使う。
まずは腹ごしらえダ♬
お宿の朝食で
全国B級グルメGPで全国区となった
"津山ホルモンうどん"をいただく。
お宿の朝食に
"津山ホルモンうどん"が提供されることを
事前にリサーチしていたので、
敢えて夕食に選ばぬ様に
していたノダ♬

このお宿の朝食で提供される
"津山ホルモンうどん"は口コミ評価もたかく、
3種の味付けが日替わりで提供される。
この日は"塩味"であった♬
"津山ホルモンうどん"の
うどんのイメージは、
モチモチとした食感を
想像していたのだが...
しっかりと腰のあるもので正直驚いた。
流石にB級グルメGPで1位を獲得した
だけに美味い♬

お宿選定の理由は、
なにも"津山ホルモンうどん”が
朝食にて提供される
という理由には非(あら)ず(笑)
津山で行っておきたいと思っていた
ある施設から近いからナノダ...♬
【津山まなびの鉄道館】am9:00ー
津山まなびの鉄道館は、
国内に現存する扇形機関車庫の中で
2番目の規模をほこる。
"旧津山扇形機関車庫"や"収蔵車両"を中心とする
さまざまな展示と憩いの施設で構成されてる。
ー津山まなびの鉄道館HPより

入場すると...
蒸気機関車(C57形68号)動輪の
オブジェがお出迎え♬
【蒸気機関車(C57形68号)動輪】
直径1m75cm、重量3480kg、
多くの旅客列車用蒸気機関車に装備された
国内では最も大きい動輪。
最高速度の時速100km(C57形)で
走行している時には1秒間に5回転する。
展示している動輪の横に立ち
その大きさを体感することができる。


【産業考古学/推奨産業遺産の碑】
(2019年第100号)

転車台に乗せられた
DD13形ディーゼル機関車♬

土日祝には転車台を
動かすイベントも開催される♬
詳細はHPにてご確認ください。
【転車台】
転車台桁は横枕木仕様でクーパー荷重E33、
全長18,280mmの
60ft下路(かろ)プレートガーダ「G2-1」である。
転車台は扇形機関車庫が
建設される6年前の1930年、
電動牽引機(けんいんき)と共に設置された。
現在の二輪式転車台電動牽引機は
1954(昭和29)年に福島製作所が製造したもの。
ー津山まなびの鉄道館HPより

美しい
"旧津山扇形機関車庫"を臨む♬
【旧津山扇形機関車庫の歴史】
1936年津山駅に造られた
旧津山扇形機関車庫は、
延床面積2,527㎡、総工費は
当時の金額で11万600円。
機関車収容線数17は、
梅小路機関車庫に次ぐ現存二番目の規模です。
躯体は鉄筋コンクリート・フラットスラブ構造で、
向かって右の低棟には道具置場、
技工長室、修繕室、鍛冶場が置かれ、
高棟は第1から第4、中棟には第5から第17の
機関車収容線が敷かれていた。
屋根高は低棟6,700mm、高棟8,450mm、
中棟7,303mmで、
第5線と第6線、第11線と第12線の間には
エキスパンションジョイントがある。
ジョイント部分で中棟は高棟に、
高棟は低棟に乗りかかるように設計され、
エキスパンの役割は温度による
コンクリートの伸縮や
地震による揺れの違いを吸収し、
巨大コンクリート建造物を
崩壊から防ぐことにあると考えられてる。
背面が広いガラス窓で覆っているのは、
黒い蒸気機関車と煤煙によって
暗くなりがちな庫内に
自然光を取り入れるためのもの。
それが扇形機関車庫の特徴である。


扇形機関車庫内の
展示車両は、
左側より
"キハ33形気動車""キハ181形気動車"
"キハ58形"

"キハ28形気動車""キハ52形気動車"
"D51形蒸気機関車"

"DF50形ディーゼル機関車"
"DD15形除雪用ディーゼル機関車"

"DD51形ディーゼル機関車"
"10t貨車移動機"
"DE50形ディーゼル機関車"
"DD16形除雪用ディーゼル機関車"

扇形機関車庫の美しさを
施設内のジオラマコーナーにて
見学すること叶う♬
※津山市内を再現した
ジオラマにはNゲージが走る♬

案内係の方のお話では、
ジオラマにて再現されている様に、
クレーン車に乗って、
"扇形機関車庫"を上空より見学叶う
イベントも開催される様である。

【みまさかスローライフ列車】
(因美線全線開業90th記念)
この日は、
因美線津山~那岐駅間を運転した
"秋のみまさかスローライフ列車"の
ヘッドマークが、
キハ47形気動車に取り付けられ
展示されていた♬




このヘッドマークは、
因美線開業90周年記念として、
津山工業高校デザイン科の
生徒の方がデザインしたものダ♬

津山まなびの鉄道館では、
鉄道運行の仕組みや
岡山を中心とした日本の鉄道のあゆみ等も
学ぶことが出来る♬
<しくみルーム>
普段多くの人が利用している鉄道。
鉄道のサービスや技術がどのように
発達してきたのか、
どのようにして安全・正確かつ快適に
運行できているのか。
その仕組みや取り組みについて紹介される。






<あゆみルーム>
様々な人々の熱意と努力で発展してきた
日本の鉄道。
鉄道の始まりから現代に至るまで
岡山を中心とした鉄道の歴史について、
暮らしに変化をもたらした出来事とともに
紹介されている。




因みに
津山まなびの鉄道館の
館内ナレーションは、
岡山県津山市出身の
大塚芳忠(おおつか ほうちゅう)氏が
担当されています♬
氏の声は必ずどこかで聴いたこと
ある特徴的な美声です♬
<主な作品>
真相報道バンキシャ(天の声・ナレーション)
鬼滅の刃(鱗滝左近次)
NARUTOーナルトー(自来也)
ゴールデンカムイ(鶴見中尉)
スラムダンク(仙道彰)
スタートレック(データ少佐)
等々。

津山まなびの鉄道館♬
岡山県の鉄道事業の成り立ちや
日本の鉄道運行の歴史等々を
楽しく・分かりやすく知ることができる
素晴らしい施設でした♬
特に扇形機関車庫は
想像していた以上の美しさであった♬

津山まなびの鉄道館より
真庭市へと移動♬
吹屋地区の"旧吹屋小学校"を
見学したのであれば、
この地へと赴かなければならぬ♬
HPにはこの様に紹介される...。
明治40(1907)年に
巨額な費用を投じて建てられた木造校舎が、
平成2(1990)年の夏、
84歳にして小学校の役目を終えた…。
今も、どっしりとした威容を誇る我が母校。
この木造校舎が、
私たちの心をとらえ続けるのはなぜだろう。
中国地方の教育を語る時、
ルネッサンス風木造校舎ぬきでは考えられない。
明治の人たちが残した
教育への情熱が伝わってくる。
小学校へ通った遠いあの日。
ふと、よみがえるあの場面。
ここに来れば、
きっと思い出す…。
【旧遷喬尋常小学校】
(国指定重要文化財)

この学校の名前を
読むことができますか?
難しいですよね。
私も読めませんでした(笑)
旧遷喬尋常小学校
(せんきょう じんじょう)と読みます♬
【校名の由来】
特徴的な校名の由来は中国の古典、
『詩経』の一節で
「出自幽谷※遷于喬木」
※幽谷より出でて
喬木(きょうぼく)に遷るとは、
学問や人格が向上することのたとえ。
また、出世することのたとえ。
から明親館のつながりをもつ
"山田方谷"が2文字をとって
遷喬(せんきょう)と名付けた。
伐木(ぼつぼく)という全18行の詩の、
2行目にある一節。
ウグイスが深山の暗い谷間から飛び立ち、
高い木に移ることに例えて、
学問に励み立身出世することと解釈される。
※山田方谷の説明は
前編(初日)の吹屋地区の
旧片山邸の紹介時に書いています。

【校舎】
一目でその雄大さに圧倒される
校舎外観はシンメトリーのデザインである。
校舎中央のドーマー窓の校章や、
飾り窓、五輪塔を模したフィニアル、
ハーフテンバー風の筋交いなどが目を引く。
内部は、講堂の二重折り上げの格天井、
腰窓や戸板の細工、
また部材の両端を残す面取りが
ほぼ全てに施され、
まるで迎賓館を思わせる内装となっている。
現存する"江川式"擬洋風建築では最大規模。

校舎内は
無料見学できる♬

校長室の内部は、
旧吹屋小学校同様に重厚ダ♬
私の中の校長室は...
ここでは書けないような思い出が
詰まっている場所ダ(笑)
校長先生...
沢山の愛をありがとうございました♬

校舎両端に設けられた
螺旋階段が実に美しい♬


二階にあがり
教室内へと続く廊下の風景♪
手摺りや扉なども
美しい設えダ♬

時代により少しずつ
違う学習用具達。
教卓や勉強机に
その時代を見てとれる♬



校舎中央に位置する講堂の天井は、
格式の高い、
"二重折り上げ格(ごう)天井"が設けられ
その美しさ・格式の高さを今に残す♬
...とても学校の講堂とは思えぬ
豪華絢爛な造りダ。


【格(ごう)天井】
格天井とは、
格子(格縁)を天井面に升目に組んだ天井。
本来は真の書院や寺院・宮殿などの
格式を重んじる部屋に使われる。
【二重折り上げ格天井】
天井を途中から中央に向けて折り上げ、
高くした天井のこと。
社寺建築などに見られる
"最も格式の高い"天井の代表。
現在は厳格な書院建築に使われる。
折り上げが二重になったものは
二重折り上げ天井と呼ばれる。

天井の換気口は
屋根上のドーマ窓等に
繋がっているのだろう...。

【江川式/擬洋風建築】
岡山県工師
江川三郎八(えがわ さぶろうはち)
江川三郎八は万延元(1860)年、
現在の会津若松市に生れた。
生家は代々会津藩士の家で、
父宗之進は武具取扱い役を勤めていたが病死。
兄の次郎八も戊辰戦争に寄合白虎隊として従軍、
戦死している。
残された幼少の三郎八と母、
妹の3人は明治政府による会津藩の移封により、
移住した酷寒の地、
斗南(現青森県)の生活で辛酸を舐めたという。
明治6(1873)年に帰郷し、
大工棟梁の弟子になり「刻苦勉励」で
技能を習得したのち宮建築も学び、
同20(1887)年4月に福島県庁へ採用となり、
以降、官公庁をはじめ
西洋式橋梁などの設計・工事を監督している。
同35(1902)年9月、
岡山県庁から誘いを受けた江川は
岡山県へと赴任。
さらに多くの学校建築、県会議事堂や
県立図書館・県立病院などの
公共建築をはじめ、
天満宮など商業建築や寺社の
設計・工事監督も勤める。
大正12(1923)年に県庁を勇退後も
多くの建築を手がけましたが、
昭和14(1939)年1月17日に
80歳で亡くなる。
自宅にほど近い東山墓地の一角に
葬られた。
「勲技院釈樹荘居士」の法名は、
木造建築の技に生涯をかけた
三郎八その人となりを十二分に
現すものといえる。



明治40(1907)年7月20日
新築校舎開校の記念写真。
人々の様子や周囲の飾り付けから
一大行事であったことが伺える。

校舎内には、
美しい"江川式擬洋風建築"の
数々が模型で展示される♬
前編(初日)に訪れた
"旧吹屋小学校"も氏の設計でアル。

<旧吹屋小学校模型>

江川三郎八氏の設計する
擬洋風建築(ルネッサンス様式)の
建築物は意匠性がたかく、
数多くの映画・CM等々に使われた♬




ー学校とトーテムポール
旧遷喬尋常小学校の廊下に展示されていた
"トーテムポール"を見て、
私の通っていた小学校にもあったが、
なぜ学校に
"トーテムポール"はあるのだろうと
ふと疑問が頭を過ぎったので調べてみた。
<トーテムポールとは何?>
トーテムポールとはそもそも、
北アメリカの先住民に由来するもの。
動物や人の顔などが積み重なるように彫刻された、
インパクトのある柱です。
とても芸術的な作品ですが、
これは先祖代々伝わる神話・伝説などから、
その家に深く縁のある人や動物を
モチーフにして刻んだ紋章だと言われている。
ただし北アメリカの先住民にとっては、
日本の仏教における仏像のような
崇拝の対象ではなかったようだ。
<日本の学校にトーテムポールが多い謎>
そもそも日本古来の文化にはない
トーテムポールが、
なぜ学校にあるのだろうか?
諸説あるのだが、
最も有力な説は以下ようなもの。
その昔、
日本の電柱は木製のものが一般的であった。
しかし、
昭和30年代あたりから
コンクリート製の電柱が主流となりはじめ、
木製の電柱が大量に廃棄されることに。
それらを「うまく再利用できないか」ということで、
日本のトーテムポールが誕生したといいます。
実際に見たことがある方なら
イメージがつくかもしれないが、
トーテムポールはかなり背の高い柱で、
わざわざトーテムポールを作るために
柱を購入するとなれば莫大な費用が必要。
このため古電柱を再利用した
トーテムポール作りは、
理にかなっていると言える。
<卒業記念であった>
その当時の流行として、
小・中学生の卒業制作に
"トーテムポール作り"が盛んに行われてた。
「あり余った木製の古電柱の再利用」と
「卒業の記念に長い間残るもの」
このふたつと大人数で作れるトーテムポールが
うまくマッチングしたのだ。
もし母校にトーテムポールがあったという
記憶をお持ちの方は、
卒業生たちの感傷に思いを
馳せてみるのもいいかもしれないだろう。

旧遷喬尋常小学校より
勝山方面へ目を向けると
ドス黒い雨が雲張り出している...。
少し迷ったが判断は"GO!"ダ♬
【勝山市新町商店街/檜舞台】
出雲街道沿いの各家の特徴を表した
「暖簾(のれん)」が有名な勝山。
その町並み保存地区に隣接する、
アーケード街(檜舞台)は、
勝山の特産である
世界トップレベルと評される檜材で
作られている♬
また、
屋根部分のない独特なアーケードの形は、
県北ならではの積雪にも強い構造をしてる。




【町並み保存地区】
ー草木染めののれんが彩る情緒あふれる町並みー
出雲街道の宿場町として栄えた勝山。
今でも昔ながらの白壁の土蔵、格子窓の商家、
古い町並みが残っており、
岡山県で最初に「町並み保存地区」に指定された。
今では“のれん”が勝山のシンボルになっていて、
町のあちこちで観光客の目を楽しませている。
また、室町時代に始まったとされる
高瀬舟の発着場跡が、
旭川沿い約700mに渡って残り、
玉石積みと白壁の景観が往時の
賑わいを偲ばせています。
ー岡山観光Webより

【御前酒蔵元 辻本店】
御前酒蔵元辻本店は、
文化元(1804)年に勝山の地、
現在の場所にて酒造りを始めた。
この勝山は、
三浦藩二万三千石の城下町として栄えており、
創業当時より三浦公への献上酒を造り、
殿様専用酒として「御膳酒」の名をいただいた。
その後「御前酒」と銘柄を改め今に至る。
岡山県初の女性杜氏「辻麻衣子」は
前杜氏の味「コクがあって、なおかつキレのよい酒」
を引き継ぎながらも、
さらに「なめらかさ」を求めて
若い蔵人と共に日々研究に努めている。
ー岡山観光Webより


【旧岡野屋旅館】
旭川東岸の神橋たもとに建つ木造二階建で、
入母屋造桟瓦葺とする。
一階に六室、二階は五〇畳の大広間にもなる
五室の客室を川に面して並べ東に廊下を通す。
一階西側の縁は川岸の石垣上に迫出し、
上下階ともガラス障子をたてる。
河岸景観を引き立てる旅館建築。
映画「燃えよ剣」のロケ地として使われた。
ー文化遺産オンラインより



町並み保存地区を散策しながら、
三浦坂の急階段を昇ると...

【安養寺】
ー勝山藩主三浦家の菩提寺ー
阿弥陀仏を本尊とする浄土宗の寺院で、
創建は平安時代後期とされるが、
現在の本堂は火災の後、
江戸時代の文化11(1814)年に再建された。
勝山藩主三浦家の菩提寺。
入り口の説明によれば、
平成8年のこと、
後に首相となる鳩山由紀夫氏と
文相などを歴任する弟の邦夫氏が突然この寺を訪れ、
先祖の墓前で民主党立ち上げを誓ったとされる。
鳩山家の先祖は江戸詰めの
美作勝山藩士だったという。


米子自動車道久世ICから高速道路で
帰路に付く予定であったが、
町並み保存地区で昼食をとっていると
...突然の雨。
久世方面に目をみやると
ドス黒い雨雲垂れ込めル。
鳥取(日本海側)から
雨雲が流れ込んでいるのだろう。
南の空(太平洋側)を見ると
岡山市方面には青空も見てとれる...。
迷わず予定変更し
合羽を着込み走り出す。
予想は見事に的中で、
岡山市内へと向かうにつれ
路面はドライになる♬
折角だからと、
映画「燃えよ剣」のロケ地を
巡ることにした♬
【吉備津神社】
ー三備一宮/吉備津神社ー
吉備津神社は
岡山県岡山市に鎮座し、
大吉備津彦大神を主祭神とする
山陽道屈指の大社。
吾国唯一の様式にして
日本建築の傑作、
「吉備津造り」の勇壮な社殿。
釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、
また桃太郎の
モデルとして親しまれている。
ー吉備津神社HPより

階段をあがり山門をくぐり
拝殿へと向かう。
【北随神門】
ー国指定重要文化財ー
北随神門は北の参道に位置し、
室町中期に再建される。


拝殿で参拝を済ませ
西側にある回廊へと向かう♬
映画「燃えよ剣」では
近藤勇役/鈴木亮平さんと
土方歳三役/岡田准一さんによる
印象的なシーンが撮影された場所ダ♬
【回廊】
ー県指定重要文化財ー
天正7(579)年再建、
全長360mにもおよび、
自然の地形そのままに
一直線に建てられている回廊。


前編(初日)より再三再四でてきている
映画「燃えよ剣」について書いおく♬
【映画「燃えよ剣」】
司馬遼太郎の
ベストセラー小説を原作にした時代劇。
新選組の副長・土方歳三の姿を、
近藤勇や沖田総司といったほかの志士たちの
人生と共に活写する。
監督は『クライマーズ・ハイ』などの原田眞人。
『関ヶ原』で原田監督と組んだ岡田准一をはじめ、
NHKの大河ドラマ
「おんな城主 直虎」などの柴咲コウ、
同じく大河ドラマ
「西郷(せご)どん」などの鈴木亮平、
『暗殺教室』シリーズなどの山田涼介、
『悪の教典』シリーズなどの伊藤英明らが共演。
映画『燃えよ剣』 特別映像

さぁて...
吉備津神社の参拝を終え
すっかり遅くなってしまったが、
帰らぬ分けにもいかぬので
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2と
愛知県まで"HighwayNightRun"を楽しみ、
"600MILE JOURNEY to FUKIYA"
を終えタ♬

赴きたりし土地の歴史や文化から
何を感じとることができるのか...。
歴史や文化(遺産や食)を体感し
その土地の人々と語る。
もちろんオートバイを駆って♪
それが旅ツーリングの醍醐味ダ♬
久し振りに訪れた吉備国にて
新たなる学び叶う♪
...またいつの日にか逢おう♬
SAで購入した
吉備団子を頬張りながら
旅の余韻に浸る♪

ーおまけ1
津山市のPRポスターが
とてもユニークでしたのでご紹介♬
津山の名所と肉の部位をかけて...(笑)
津山スイーツ、津山ロール
<食べ過ぎ、禁モツ>
〇キャッチフレーズ
ホルモンだけだと思ったら、あま~い。
横野和紙、紙漉き体験
<ハツ挑戦>
〇キャッチフレーズ
ワクワクする体験、ギュウっと楽しもう。

桜の名所である津山城趾
<花見も、ハラミも>
〇キャッチフレーズ
感動で胸いっぱい。焼肉で腹いっぱい。
津山城下町(城東地区)
<歴史が、キモです>
〇キャッチフレーズ
知レバ、食べレバ、腑に落ちる。

津山まなびの鉄道館
<テッチャン、歓迎>
〇キャッチフレーズ
鉄道と焼肉の聖地へ、発車オーライ。

ーおまけ2
2022年のロングツーリングは
様々なことが重なり合い、
然したる成果を残すこと叶わぬ結果となったが、
これから冬期となり
必然的に近距離ツーリングが増え、
旅ツーリングと呼べるものは
今回が年内ラストであろうと思うので、
久し振りにiMoveを使い
"動画"なるものを製作してみた♬
Blog(文字)とは違う
"Video Blog(Vlog)"をお楽しみ下さい(笑)
600MILE JOURNEY to FUKIYA

【関連資料】
【PRITIMES】ー公式HP
【津山まなびの鉄道館】ー公式HP
【岡山観光Web】ー公式HP
【文化遺産オンライン】ー公式HP
【吉備津神社】ー公式HP

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪


ヨッシーは走ることで日本を応援しています。





コメント
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【TOURINGー 2022年/岡山ツーリング♪ (前編)ー】

2022-11-13 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

ツーリングに出掛けること叶わぬ
夏の鬱憤と憂鬱を払拭すべく、
4週末連続で
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
ツーリングに駆り出ス♬


11月3日(木)pm21:30ー
出発は金曜日(平日)。
高速道路の深夜割りを利用するため
出発はam3:30ーの予定...。
仕事から帰宅し直ぐに、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2に
ツーリングバッグを載せる。


2022年度最後の
ホッ...といっぷくーCOFFEE BREAK MEETINGー
の際に、
仲間より受け取った
静岡県浜松市のオートバイ神社
(大歳神社)の御守りを括る♪
...ありがとう友よ♬
※大歳神社
大歳神社が
ライダーたちのオアシス
「バイク神社」として有名になったのは、
バイク乗りでもある大歳神社の
権禰宜(ごんねぎ=神社における神職の名前)が、
ライダー向けのサポートをはじめたのがきっかけ。

以前から赴きたいと切願していた
赤の町(JapanRed)へと向かうため
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2の
エンジンに魂(火)を入れる♬
11月4日(金)am3:30ー
深秋の早朝は
冷え込む...。
伊勢湾岸自動車道==四日市JCT==
新名神高速道路(名古屋神戸線)==亀山西JCT==
土山SA(休憩&MachineCheck)
WaterTemp-83℃ upper~87℃ under
OilTemp-76℃ upper~83℃ under
...少し予想より気温が低いので、
ラヂエターに目張りを追加ス。
(オイルクーラーは全塞ぎ)
"TMRCarburetor"のセッティングは
アタリを引き快調♪
寒さなど忘れる程に、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
走らせることが楽しくて仕方がない♬
TMRCarburetorアイドリング

土山SA==草津JCT==名神高速道路==高槻JCT==
新名神高速道路==宝塚北SA(給油)
宝塚北SA==三木JCT==山陽自動車道==
吉備SAに入り朝食休憩を取る♬


朝食はヘビー級だが、
岡山県名物"デミカツ"で
気合いを(基礎体温を上げる)入れる♬

今回は仲間に教わった
"冬期走行"時のアイテムを導入シタ♬
寒い時期の走行は、
ウエアのベルクロ(面ファスナー)を
深く閉じても袖口から冷気が入り込み
辛いことが多い...。
特に高速道路上に走り出てから
ベルクロの閉じ方が悪かった際には
最悪な思いをすることが多い。

そこで...
アームウォーマー(裏起毛付き)を
することで寒さを解消♬
100均で購入できるので
お手軽な対策ダ。
これならば袖口から冷気が
入り込むことはないし、
走行前に
ベルクロの閉め方に
いちいち気を遣う
必要もなくて良い♬

吉備SA==山陽自動車道==岡山JCT==
岡山自動車道(中国横断自動車道)==賀陽IC(降りる)
国道484号線==県道78号線==
国道313号線(ロマンチック街道313)==
国道180号線==県道85号線(高梁坂本線)に入り
ー吹屋ふるさと村-に到着♬
江戸から明治にかけて
鉱山の町として栄えた吹屋。
特に江戸末期からは、
ベンガラの国内随一の産地として
名を馳せた。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で
統一された見事な町並みは、
吹屋の長者達が後世に残した
文化遺産です。
ー観光パンフレットより

【吹屋の町並み】
(国指定重要伝統的建造物保存地区)
標高550mの山間に忽然と現れる町並みは、
近世以降、銅山として発展しさらに
良質なベンガラの製造で繁栄した。
しかし、
昭和40年代にはその産業の歴史に
幕が引かれた。
残った住民達はベンガラ豪商の町並みに
歴史的・文化的価値があることに気づき
昭和52(1977)年
全国8番目に国の重要伝統的建造物保存地区
に指定された。
ー観光パンフレットより




2022.10.29ー11.6まで
吹屋"花めぐり"が開催され
吹屋地区の随所に花が生けられていた♪

【旧片山邸】(本片山)
(国指定重要文化財)
宝歴9(1759)年の創業以来、
220年余りにわたり
ベンガラ製造と販売を手がけた老舗。
その家屋はベンガラ窯元としての
店構えを残す主屋とともに
ベンガラ製造に関わる附属屋が立並び
"近世ベンガラ商家"の典型として評価され、
平成18(2006)年に国の重要文化財に指定された。
ー観光パンフレットより


ー山田方谷の扁額(へんがく)
額には「松根舎」と書いてあり
方谷の印「山田球」が見える。
江戸時代、片山家はベンガラ製造販売などで
富を為した豪商で、
吹屋村や坂本村の庄屋も勤めていた。
備中松山藩は山田方谷の産業振興の一環で、
鉄山経営と銅山経営も行うため
吹屋の銅山を買収した。
方谷は、領内の庄屋との交流を頻繁に行い、
片山家にも赴いた。
こうした関係から、
この扁額を揮毫することがあったと想像できる。
この扁額は片山家に伝来したもののようで、
"松根舎"というのは
片山家のいずれかの建物が居室の
名称かと思われる。
扁額の前方にはベンガラの
製造工程が展示されていた。
※山田方谷(やまだほうこく)
ー小さな藩の偉大な聖人
幕末に備中松山藩(現在の岡山県高梁市)
に生まれた方谷は若い頃から学問に打ち込み、
その才により藩に学問の教授として取り立てられ、
後に藩政を担って破滅寸前の藩財政を
立て直すなどの功績を残した。
またその思想は
多くの同世代人に影響を与え、
備中聖人と呼ばれている。


ベンガラ商としての店構えを
そのままに残す母屋とともに、
製造工場とでも言うべき建築物が
八棟建ち並ぶ様が、
商いの大きさをそのままに伝えている。
屋敷は屋久杉などの銘木を使った
欄間やアンティーク溢れる照明器具など
町屋衆のお洒落感が随所に垣間見える。





奥座敷の
ベンガラで染められた
床柱と群青の壁が美しい♬

二階に続く階段は、
襖により"
隠し階段"となっていた...。

階段は狭く急勾配である。


二階書斎窓より
石州瓦屋根が美しく見える♬


母屋二階からさらに
隠し扉を隔てた場所に寝屋がある。

後継者居間

後継者居間の奥(屋根裏)に
当主夫妻の寝室がある...。
片山家のガイドさんに
豪商の当主が何故屋根裏で
寝ていたのかという理由を尋ねてみると、
江戸末期この地域の治安は乱れ
豪商であった片山家の家族は
"身の危険"を回避するために
隠し扉で隔てた部屋で
寝ていたとのこと。
今の時代の金持ちが
Securityに金をかける理由と
同じということか...。

母屋を出て、
弁柄(ベンガラ)蔵入れ場へ向かう。
ー入れ場とは
この蔵には、
弁柄工場を中心にして製造された
"板流し"という弁柄粉が運搬箱に入れられ
運び込まれていた。
弁柄粉を"篩(ふるい)分け"して選別し
銘柄・規格・品質・等級を決めたり、
用途別に調合するなどの選別作業が
おこなわれていた。
分別された弁柄は、
所定の弁柄箱に詰めて隣接する蔵へ
送り込まれた。


弁柄粉が染みつく為に
"赤着"という作業着なしでは
作業のできない作業場であった。


ベンガラの
規格や品質・等級を表す紙札は
木箱等に貼られ出荷された。

ベンガラを入れる紙袋。

出荷する木箱に
押される"印"の数々。



仕向地別の印字が
用意されていた様だ。
私の故郷である
名古屋地方向けの印字も見受けられた♬

出荷箱用印字型。
今で言う、
ステンシルの様なものでだろう。

ーベンガラ封印作業場の様子
袋詰めされたものを
"元結い"で締め封印をする。
封印された袋は
"荷詰め外箱"に入れられ
紙札を箱に貼り付けたのち
出荷される流れだ。

明治22年一年間のベンガラ出荷量は、
関東・関西・中部地方が中心で、
京都府や石川県とった社寺の多い地域にも
多く出しているのが分かる。
吹屋で製造されたベンガラは、
成羽(なりわ)より高瀬船で玉島港へ運び
海上輸送された。

弁柄販売における
賞状などが展示される。
ー国内勤業博覧会(三等有功賞受賞証書)
内国勤業博覧会は明治時代
日本で開催された博覧会である。
国内の産業発展を促進し、
魅力ある輸出品目育成を目的として、
東京(上野)で3回、京都・大阪で各1回の
計5回を政府主導で開催された。
※紅柄
ベンガラの最上級(特上)品は
"紅柄"とも呼ばれていた様だ。


ー胡(えびす)屋のポスター
胡屋(片山家の屋号)のポスターには、
片山家の工場、鉱山の様子などが
描かれている。



名古屋地方向けの
"見本品"が入れられた紙袋も
展示されていた。
商品の見本を送り、
契約に結びつける営業スタイルは
現代も同じだ。

ベンガラ販売には、
品質・単位や
販売方法(小口・大口・大口需要家賣)によって
協定価格が存在していた様だ。

旧片山家を後にし、
吹屋街道の"郷土資料館"へと向かう♬
【郷土資料館】
ベンガラ窯元片山浅治郎家の
総支配人片山嘉吉が分家され、
明治12年3月に完成された。
当時の模様が最も良く保存されているので
郷土資料館としている。
間口5間、奥行16間、
中級の商家の定形で、
店より通り庭で母屋の奥に
味噌蔵、米蔵を配し、
母屋の採光の為に中庭をとっている。
土台と柱はすべて栗の角材を使い、
緑敷居は桜の巨材を使う。



この家の特徴として、
木組みは巨材を使い細部は巧緻(こうち)
というほかなく、
座敷の書院まわりは、
生漆と弁柄で塗り上げ
飾り金具を用いている。
専門家も"これ程の良材と大工の手の
そろった家は世に少ない"
と感嘆している。
ー郷土資料館パンフレットより
※巧緻
たくみで細やかなこと。 巧妙で緻密なこと。
片山嘉吉が、
わざわざ石州の宮大工を呼び寄せ
5年の歳月をかけて明治12(1879)年に
完成させたこの家は、
片山家(本家)のガイドさんの話では、
出雲大社を造営した大工の
手によるものだとのことであった。

吹屋地区では、
岡田准一主演
映画"燃えよ剣"のロケも行われた♬

資料館二階には...

映画で使用された
"ふすま絵"も展示されていた♬

石州瓦葺屋根の美しい町並み
"吹屋街道"を散策しながら
次なる目的地へと向かう♬
ー高梁市吹屋伝統的建造物保存地区





【旧吹屋小学校】
(県指定重要文化財)
旧吹屋小学校校舎は、
明治33(1900)年に東西校舎、
続いて同42(1909)年本館が建築され、
平成24(2012)年の閉校まで
「現役最古の木造校舎」
として使用された。
ー観光パンフレットより

二階建ての本館を中央に東西校舎が
左右対称に配置され、
特に本館は下見板張りの外壁や
軒下の筋違いの表現が特徴的で、
小屋組にはトラス構造が採用されている。

本館の設計には、
国の重要文化財(建造物)に指定されている
"旧遷蕎尋常小学校"を設計した
※旧遷蕎尋常小学校は
2日目に紹介します♬
江川三郎八が担当しており、
明治時代を代表する
擬洋風の学校建築として評価され、
岡山県の重要文化財に指定される。


ー校長室
校長室はどこの小学校も
重厚な造りダ。


校舎一階奥(本館背面)には
三間廊下(間口17間、奥行3間)が広がる。
明治42(1909)年に建築された際には、
開放された土間の
"雨天体操場"として使用されていた。
三間廊下の上部は、
擬洋風建築の特徴である
三角形のトラス構造の骨組みが、
二階の講堂などを支えている。


階段をあがり
二階の教室へと向かう♬

子供達の声が
聞こえてきそうな状態で
時間(とき)が止っている。
...どこか懐かしい風景ダ♬


中央の部屋には
"学校"の備品が展示される。
ー音楽用備品の数々
アルトリコーダーや
ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)。
打楽器の数々。
小学生の頃、
花形の部活動であった鼓笛隊を
思い出した。


ー理科の実験道具
天秤秤にバネ秤...。
乳鉢に乳房なんてものも。
音叉も展示してあった♬

天秤秤用のおもり(分銅)...。
小学生の頃に
素手で触れ酷く叱責された記憶甦る。
ま、
悪戯(わるさ)ばかりを繰り返し、
担任の教師に呼び出されることなど
なんとも思ってなかった悪童だったと
今更ながら反省ス(笑)
...でも学校は好きだったな♬

ー鯱鉾・鬼瓦・丸瓦
(吹屋小学校東西校舎の古瓦)
東西校舎に大棟に乗せられていた
鬼瓦と鯱鉾。
黒と赤茶に2分され、
両者は釉薬・土色だけでなく形状も異なることから、
他の建物から転用されたものとも考えられる。
鬼瓦には菊紋が施され、
大正4(1915)年に
小学校西側運動場の北辺に新築された
御真影奉安室(ごしんえいほうあんしつ)
第二次世界大戦以前に天皇・皇后の写真や
教育勅語を収納していた建物に
使用されていたものと考えられる。
※大正11年講堂内に移設し、その後解体。

本館から東校舎へ...
長い廊下が美しい♬

教室の黒板には、
チョークアートが描かれていた♬



木製の机越しの
黒板の風景が懐かしさを感ズ♬
いま思うととても機能性に
優れていることに気づく♬


東校舎の廊下窓より
本館とその向こう側の
西館(多目的室)を臨む...
美しい♬

私は木造校舎で学んだ経験はないが、
高校生の頃に
奥三河の廃校になった木造校舎で
"夏合宿"をした経験を思い返した。
旧吹屋小学校の木造校舎に...
懐かしい思い出と、
包み込まれる様な温もりを感ずる
良い体験となった♬
本館二階窓より
校庭の真っ赤に染まった
紅葉を撮ス。

吹屋地区の駐車場から
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を取って戻り、
旧吹屋小学校と記念撮影♬
この校舎は、
平成27年から約7年間保存修理工事を行い、
令和4年4月21日にOpenしたばかりであった♬
校舎内には保存修理工事の様子も
パネルにて紹介されていたので、
興味のある方は一度足を運ばれると
良いでしょう。

吹屋の町並みより移動し
向かった先は...。
【ベンガラ館】
(近代文化遺産)
明治の頃のベンガラ工場が
当時の姿に復元されたもので、
ベンガラ景気に沸いたころの
吹屋の町の姿や製造工程などを
学ぶことのできる資料館となる。





今更ながら
"ベンガラ"とは...。
【ベンガラ】
ベンガラは、
天然の赤鉄鉱として採掘された鉱物を粉末にした
酸化鉄赤色顔料のことである。
日本ではインドの北東部
ベンガル地方産出の赤土が
近世に交易品として広まったことから
ベンガルが語源とされ、
酸化鉄赤色顔料のことを
日本ではベンガラと呼び
「弁柄」「紅柄」「紅殻」と表記する。

【ベンガラ製造工程】
(展示資料館の行程説明より)
工程1ー窯場(かまば)
硫化鉄鉱石から取り出した
原料のローハ(緑礬)をよく乾燥させ
ホーロク(土器皿)に少量盛る。
これを釜の中に二百枚前後積み重ね、
下から松薪を焚き1~2昼夜
七百度位の火力で焼くと、
赤く変化したベンガラ(弁柄)の基が
出来上がる。
これを"焼き"という。


行程2ー水洗い・碾臼(ひきうす)場
釜で焼いた"焼き"には、
不純物が多く混じっているため
段階式の水槽で不純物を取り除く。
工程1で出来た"焼き"を水槽に
入れ水を加えて攪拌し、
しばらく時間をおいた後に
段階式に設けた水槽に順次流し込み
水洗いする。
これを水簸(すいひ)と呼ぶ。
水簸が終わると水車を動力とした
石臼で碾(ひ)き粒子を細かく整える。
これを次の工程へと移動させる。




"焼き"をより細かい粒子状にするため、
この石臼には目立てが入れられていない。

碾いた焼きの粒子を均一化させるため
歯車の寸法には精密さが要求された。
随所に職人達の匠の技が活かされる。

この石臼の動力は、
江戸時代に人力から水車へと移行し、
明治期には電力駆動へと変わっていった。

工程3ー脱酸場
工程2で出来たものは酸性分が強いため
ここで酸を抜く作業を行う。
(あく抜きともいう)
工程2から送られてきたものを水槽に入れ、
清水をいれて攪拌する。
弁柄と水とは溶け合わないので
時間が経てば弁柄は沈殿し、
硫酸分を含んだ"うわ水"を捨て、
また清水を入れて同じ作業を数十回から
数百回繰り返し脱酸する。
こうして硫酸分のなくなった
泥状の弁柄を干板に流し、
干棚に並べて天日で乾かす。
乾燥した弁柄を鞭にて"たたき箱"に落とし
トンコ(製粉機)にかけて粒子を整え
製品の"吹屋弁柄"が完成する。


【笹畝坑道】
崩落補修工事のため
現在閉館中のため見学できず...。


【広兼邸】
(市指定重要文化財)
広兼邸は大野呂の庄屋で、
二代/元治が享和・文化の頃に
小泉銅山とローハ(ベンガラの原料)製造を営み
巨万の富を得て、
江戸時代後期に築いた屋敷。
(敷地は2,581平方メートル)
その石垣は山城(城郭)と見まがうばかりで、
数多くの映画ロケ地としても
知られている。
八つ墓村・つりバカ日誌・燃えよ剣等々...。






楼門上部には、
門番部屋(不寝番部屋)が
作られている。
如何に襲われることに対して
用心していたのかが窺える。


二階建ての母屋、土蔵3棟、楼門、長屋、
石垣は文化7(1810)年の建築で、
庭園には水琴窟が設けられている。
離れは大正の建築でお茶室・化粧部屋・
客間・風呂等を備えた座敷で、
当主の結婚式に一度使用しただけで
以降は使用されていない。
映画「八つ墓村」のロケが
昭和53年と平成8年の二度に渡りおこなわれ、
全国的に有名となった屋敷ダ。







庭園を挟み
離れ座敷へと向かう。


この奥座敷(離れ)が、
一度しか使われなかったとは
信じられないほどに贅沢ダ...。

広兼邸からの景観♪
この美しい景観も、
城郭風な建築を施したことから、
防御に適したこの地を選んでの
ことなのだろうと推測できる。
...巨万の富を得るというのも
苦労が付いてまわるものだ。

広兼邸の大きさの対比として、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2
を駐車場から撮影♬

【西江家】
(国登録有形文化財)
古くは鎌倉時代以来の守護大名"三浦氏"を
祖にもつ西江家。
戦国乱世を生き延び、
江戸時代中頃、
六代目西江兵右衛門によって
「本山鉱山」が開発され、
「ローハ」そして弁柄の生産に成功する。
西江家のベンガラは
"赤の中の赤"と賞賛され、
他のベンガラが"弁柄"と記される中、
唯一"紅柄"と銘うたれるほどであった。

現存する建物の多くは江戸時代中期の建造。
格式を伝える屋敷構え。
楼門、中に入ると武家にしか許されない
"五間続きの部屋"など
往時の隆盛を伝える造りが随所に
残されている。
驚くことに西江家は、
四百年に渡ってなお
暮らしの舞台になっていることだ。
(現在も十八代目当主が住まう)
コロナの蔓延以降は完全予約制となり、
...残念ながら内覧は叶わず。

JapanRed...
吹屋地区大満足♬
国道180号線==国道313号線(ロマンチック街道313)
国道18号線と繋ぎ、
道の駅「久米の里」に立ち寄る。
この道の駅には...
"Zガンダム"が立っているノダ♬

【久米の里のZガンダム】
本機は、
久米市宮部下在住の中元正一氏が、
自ら設計図を描き独力で制作したもので、
機体は鋼製の内部骨格、
外装は繊維強化プラスチック製、
脚部は動かせる様に油圧シリンダー等が
組み込まれている。
コックピット内に人が乗り込み操作できる
二足歩行型有人汎用機械として、
約7年の製作期間を経て1999年12月に誕生した。
全高:7.0m 重量:2t 全幅:3.5m 乗員:1名
ー説明看板より





【機動戦士Zガンダム】
1979年に放映され一大ブームを巻き起こした
「機動戦士ガンダム」の
続編として制作された作品。
一作目のガンダムから
7年後の世界を描いた作品で、
総監督の富野由悠季氏をはじめとする
オリジナルスタッフに新進のスタッフを加え、
新たなる
ガンダム・サーガを描き出し話題を呼んだ。
作品に登場したZガンダムに
藤田一巳自身が、
さらに手を加えたものである。
ー説明看板より


お宿に愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を止め、
シャワーを浴びたのち
津山グルメを堪能しに市街地へと赴く♪
出向いた土地の食文化(郷土料理)を
できる限り楽しむのも
私の旅ツーリングの流儀ダ♬
津山と言えば....
"肉ダロ♬"ってことで、
今宵は"とある"お店を予約してあるノダ♬
【津山の食文化】
津山では、
古くから山陰と山陽を結ぶ交通の要所であったため、
8世紀には農耕や輸送に用いるための
牛の市が開かれていた。
江戸時代には、
仏教の影響により肉食が禁止されていたが、
近江彦根藩(滋賀県)と当時、
津山を治めていた津山藩のみ
薬として食べる「養生食」として
肉食が認められていた。
「養生喰い」とは、
字の如く「健康のために食べる」「薬として食べる」
という意味であり、
明治12年に当時の陸軍がまとめた全国主要物産には、
東南条郡川崎村(現在の津山市川崎)の
牛肉として掲載されており、
津山の牛肉は全国的も有名であったそうだ。
その証拠に、
開国後外国人が多く日本に入ってくる中で、
神戸に慰留した外国人は
津山の養生喰いのおかげで
牛肉の入手に苦労しなかったと言われている。
(参考:岡山畜産史 津山朝日新聞)
ー食肉製造・販売(有)五大 HPより

今宵のお店は、
「ようこそ肉のまち津山へ!!」
...と食肉処津山を最大限にアピールした
ビルの1Fに店をかまえる
肉居酒屋の憩い屋
"颯花(そうか)"さんダ♬
因みにこのビルの名称は...
"津山肉ビル"と言うらしい(笑)



駆けつけの1杯は、
生中(Asahi"SuperDRY")でキマリ♪
冷えたビールが
メッチャ美味い♬

ママさんに
津山のオススメを
メニューより選んでいただく♬
ーそずり串
牛肉の骨の周りの肉を
そぎ落とした肉の"そずり"。
(津山の方言で肉を
そぎ落とすことを"そずる"と言いう)

ーホルモン串
説明の必要もない"ホルモン"
プルプルッで甘味が強い
良質なホルモン♪

ーねぎ焼き
肉物串以外にも、
野菜串やサラダなども充実している♬

生中(ナマチュー)も良いが
津山といえば...
"瓶チュー レモン"ダロ♪
...ということでにスイッチ。
これが肉に合うんだわぁ♬♬
【津山の"ソウルリカー"】
"瓶チュー レモン"の味わいの特長は、
強炭酸でレモンの酸味が穏やか。
そして、
“ほのかな甘みと深み”が感じられ、
ドライ過ぎず、酸っぱすぎない、
この絶妙な黄金バランスこそが、
"瓶チュー レモン"が津山市の飲食店で、
長年愛される理由。
また、
"瓶チュー レモン"の
“ほのかな甘みと深み”が、
津山市でよく食されている
牛ホルモンの旨みや、
ホルモンうどんのタレの甘辛い味わいと
絶妙にマッチする。
"瓶チュー レモン"の消費量は、
津山市が全国1位である。
ーPRITAIMS HPより

ーカッパロースト
おなか(バラ)の皮と脂身の間にある
薄い赤身の肉のことをカッパと呼び、
枝肉を吊り下げている状態で
赤い部分が「雨がっぱ」を
着ているようにみえるため
カッパと呼ばれる部位。

美人のママさんが営む
肉居酒屋の憩い屋
"颯花(そうか)"さんにて、
津山のソウルフードに舌鼓を打ち、
心地のよい夜風にあたりながら
お宿へと戻る♬
津山で"肉料理"で一杯やるなら
オススメのお店です♪
【吉井川のごんご(河童)伝説】
"ごんご"とは津山地方の方言でカッパのこと。
吉井川の覗き渕には
カッパが生息しているとの伝説が残り、
市内ではカッパのモニュメントや
"ごんご"の名前のついた通り、
バス、商品などに出会える。
ごんごに仮装した踊り連が通りを練り歩く
"ごんごまつり"は
夏の風物詩となっている。



お宿の頭上には
月が美しく輝いていた♬

美しいJapanRedの町並みに
懐かしさ漂う木造校舎♬
映画のロケ地を巡り、
美味い酒に、美味い料理を楽しむ♬
そしてなにより
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2
と戯れている時間(とき)は至福の時ダ♬
2022年岡山ツーリング♪(後編)へと続く...。

【関連資料】
【吹屋ふるさと村】ー岡山観光Web
【旧吹屋小学校】ー岡山観光Web
【広兼邸】ートラベルjp
【肉居酒屋の憩い屋 颯花】ー食べログ
【PRTIMES】ーHP

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪


ヨッシーは走ることで日本を応援しています。






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