よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4014(りょうけん座 M63ひまわり銀河、+2)

2024-01-22 01:00:00 | Seestar
りょうけん座 M63/NGC5055 Sunflower Galaxy(渦巻銀河)
画像①左90°回転、卜りミング・画像調整あり

M63は距離約2700万光年の渦巻銀河。M51銀河群に属し、古くから渦巻銀河と知られていたらしい。英語のSunflowerの訳で、日本語ではひまわり銀河と呼ばれるのかと思っていたら、Wikipediaの解説を見るかぎり、それぞれ別に愛称があってそれが一致したらしい。ちょっと驚いた。

名前と形は以前から知っていていつかは観望したいと思っていた天体。60分コースで臨んだが、Seestarのスタック処理が並列化され高速化されたとはいえ、スタックミスなどを含めると1.5倍ぐらいの時間がかかる。途中から、眠い、M63を60分頑張れ、でもM3も見たいの3つどもえの葛藤があり、40分で打ち切りました(実質60分)。(^^;

明るくはっきりは見えているが、暗黒帯や銀河腕など今1つなのでまた頑張ります。

画像②10秒露出40分間のライブスタック

画像③Seestarによるアノテーション
画像④iステラHDによる観望位置

5月に、M101とM51を観望したのにこんなに近くにあるとは全く気づいてなかった。(^^;
参考資料等

  JUNPYさんが企画した銀河星雲マニアのためのポータルサイト

 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 各星座の天体をほぼ総撮りに近いので、観望予定天体の確認等に活用させていただいている。



観望データ
2024年1月16日午前0時半頃
メダカベヤ観測所
りょうけん座 M63ひまわり銀河
Seestar S50+iPhone7、10秒露出40分間ライブスタック撮影
「写真」アプリで、トリミング・画像調整等

よしべやニュース
2024年1月21日版
月齢10のお月様 by Seestar



さて、M42オリオン大星雲は(LPフィルター使用の5分間ライブスタック)

いつもは写りの良いM42も

これだけ近くに月がいると苦しいですね。(^^;










星見娘で電視観望4013(おおぐま座 M40二重星)

2024-01-22 00:59:00 | Seestar
おおぐま座 M40/Winnecke4(=WNC4)二重星
画像①トリミング・画像調整あり

M40は、星雲・星団・銀河が中心のメシエ天体110個の中で唯一の二重星。
現代では、1764年にメシエさんが発見したM40と1863年にフリードリッヒ・ヴィネッケさんが発見したWNC4が同じという説が支持されているらしい。距離510光年。

ちなみに、スカイサファリの解説には、メシエ天体の中でもM40は3つの珍しい天体の1つとの記載があり、残りの2つは何?の疑問が湧く。1つはみずがめ座のM73(星4つの星群=アステリズム)だろう。もう1つがなかなかわからなかったが、中西さんのメシエ天体の本(参考資料01)参考図書)の内容から考えると、いて座のM24(=天の川の一部)らしい。合っているだろうか(関連Blog07)。

M73は観望した記憶はあるが、Blogに書いた記憶はない。(^^;観測データが見つかればこの機会に簡単なBlog書いて上げたいと思う。

画像②10秒露出3分間のライブスタック

画像③Seestarによるアノテーション
(Deepsky Annotationのため、M40は該当しない?)

画像④ライブスタック中の導入画面
M40が消えていた(^^;
なおiステラHDではメシエ天体の一覧表にM40が無い???初心者への配慮か。

画像⑤スカイサファリの観望位置


参考資料等

  JUNPYさんが企画した銀河星雲マニアのためのポータルサイト

 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 各星座の天体をほぼ総撮りに近いので、観望予定天体の確認等に活用させていただいている。






観望データ
2024年1月13日午後10時半過ぎ
メダカベヤ観測所
おおぐま座 M40二重星
Seestar S50+iPhone7、10秒露出3分間ライブスタック撮影
「写真」アプリで、トリミング・画像調整等