よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録130(いて座 スタークラウドふたたび)

2023-08-14 12:15:00 | M天体

いて座 Small Sgr Star Cloud / M24 (バンビの横顔)

①UV IR-Cutフィルター使用、該当部分トリミング

(iPadの画面をスクショ、iPadアプリ『写真』で画像調整)

赤道儀化AZ-GTiで、ドリフト法で極軸を合わせた初日画像。拡大すると星楕円だが私としては満足の1枚になった。パソコンをASIAIR Plusに変更、カメラもASI585MCに変えたということで、パソコンCPU100°Cさらば、容量不足さらばで幸福感に包まれる。『でもね。痛いところあるのよね。懐痛いでしょ。物凄く痛いはずよ!』館長の声でいつもの空耳が・・・思い出したくないことを・・・

それは兎も角。

ASIAIRでAZ-GTiの極軸を合わせた後は、プレビューでプレートソルブ、スカイアトラス画面に移動して自動導入。ライブ(ShanpCapのライブスタックに相当)から、ライブスタック。スクショ。アノテーションして、その画面をスクショ(画像③)。Fitsファイルを保存して別天体へ移動の手順であっさり終了。この部分では苦労なし。

スクショ画像は、JUNZOさんの本(資料5)P78からの『写真』による画像処理を参考に、天の川の星々を強調する処理をして完成。

(天体情報については、電視観望の記録106に記載済み)

(ご高覧の皆様へ)

長いこと休ませてもらいました。本日よりボチボチ再開させて頂きます。

なお、相変わらずの悪天候の日々で、思ったように物事は進んでいません。当面の目標は、ニュートン反射望遠鏡130PDSを赤道儀化AZ-GTiに搭載し極軸を合わせての電視観望なので、今後もお休みすることもあるかもしれませんが、宜しくお願いします。

台風接近で、当地も直撃コースに入っていて、心配しております。皆様も充分お気をつけ下さい。

 

②ASIAIRアプリによるアノテーション。画像③のトリミング。強調の為円書き入れ。


画像③ASIAIRアプリによるアノテーションのスクショ。


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

6)根本泰人監修 渡邉耕平著「月・惑星撮影 実践ガイドブック」株式会社サイトロンジャパン

7)いて座~Wikipedia

8)星座八十八夜 #12 銀河中心方向にある星座「いて座」~AstroArts

 

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13)電視観望の記録129(いて座 M75球状星団+月)

 
撮影データ
2023年8月12日午後9時頃
ランダ観測所
いて座 M24(小さないて座スタークラウド)
FMA135+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTi+UV IR/Cutフィルター+ASIAIR Plus32G+iPad mini6
Liveモードで、ライブスタック。Area3840x2160、Gain=252(AutoM)、Exposure=10s×55枚(10minリミット)、31.3℃
ホワイトバランス・ヒストグラム等(AUTO)、ダーク補正(なし)
iPadでスクショ。写真アプリで、画像調整・トリミングなど。
 
その他(電視観望開始まで)
①iPhoneアプリ「Polar Scope Align Pro」により簡単極軸合わせ
②iPhoneからSynScanProで赤道儀化AZ-GTiに無線接続。アルタイルでブライトスターアライメント
③ASIAIR Plus電源ON。赤道儀化AZ-GTiに有線接続。ピント合わせ・確認。プレートソルブ。ドリフト法による極軸合わせ。