よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4002(いっかくじゅう座 ばら星雲、かもめ星雲)

2024-01-16 05:00:00 | C天体

いっかくじゅう座 NGC2244(ばら星雲)、IC2177(かもめ星雲)

1月11日新月のFMA135+Neptune-CⅡの電視観望続き

機材はFMA135+UVIRcutフィルター+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi経緯台

ソフトはSharpCapPro4.1+SynScanPro

以下8秒露出約20分のライブスタック画像(その他詳細は覚書で)

画像①トリミングあり、Save exactly as seenのPNGファイルをSI9等で調整

取りあえず、ばら星雲らしきものは撮れた。私の好みはSeestarよりこちら。もう少し赤がはっきり出せると良かったが、今回はここまで。

画像②トリミングあり、FITSファイルをSI9等で処理

前回より進歩したのは、FMA135を回転させられるようになったことのみ。SI9でFITSファイルをいじくり回したが、パソコン上ではひどい結果であった。いつもはアップする画像が悪化するGooblogのアプリだが、今回は縮小で少しアラを解消してくれていて感謝。まあ、その方面の人が見れば一目なのだろうが・・・精進あるのみ。

かもめ星雲はけっこう大きくて、画像②では全体が入っていない。次回の観望はそこを考慮に入れる必要がある。フィルターについてもUVIRcutフィルターでは少し苦しい。

画像③ばら星雲、Save exactly as seenのPNGファイル撮って出し

画像④かもめ星雲、Save exactly as seenのPNGファイル撮って出し

(視野回転すごいわ~)

(覚書)

A.SynScanProについて

①VirtuosoGTiとの接続は、ステーションモードで無線接続(特に問題なし)。

②今回は、リゲルで1スターアライメント。ファイダーなしの目視で導入後、SharpCapProの画面で確認、手動調整して、1スターアライメントを終了させる。リゲルに追尾をかける。

③その後、リゲルとプロキオンでブライトスターアライメント。リゲルは中心にいるのでそのままOK。次のプロキオンは、移動後SharpCapProで、プレートソルブ後再同期を何回か使って画面の中心付近へ、後は手動で中心に。OKでアライメントを終了させる。

(緯度経度情報は手動入力を済ましている)

B.SharpCapProについて

今回はSNS上の情報を参考に次の設定をした。

①ライブスタックサブウィンドーで、StackingをSigma Clippingに設定。(人工衛星の軌跡等の異常値が消せるらしい。よくは解らない。(^^;)

②アナログゲインは100(ノイズが小さくなるらしい。これもよくわからないので適当)、オフセットは10で設定。

③前処理の設定

ホットピクセル感度がデフォルトの5では弱いので、20にあげた。

サテライトトレイルを削除するは、Sigma Clippingでよいかと思い外した。

③デイザー・SharpSolverについては以前設定したとおり(ほしぞloveログさんのブログへのリンク資料04、資料05参照)。

 
参考資料等
 
  JUNPYさんが企画した銀河星雲マニアのためのポータルサイト
 
 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 各星座の天体をほぼ総撮りに近いので、観望予定天体の確認等に活用させていただいている。
 
 
電視観望の記録等関連Blog