フラワーパーク江南で、ハロウィン花のオブジェ展を
見た帰りに、市内にある「内藤記念くすり博物館 」の
薬草園を散策してきたので紹介します。(8日)
約3か月ぶりになったくすり博物館で、施設内には
図書館、本館、展示館、温室、薬用植物園があり
全て無料です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/36/f275b58e514efbb197f74830df1427de.jpg)
初秋に咲いていた花の一部の紹介です。
説明は薬草園の表示板から。
ハネセンナ・・・熱帯アメリカ原産。キャンドルプッシュともいわれ
健康食品(サプリメント)として利用されているが、全草に
センノシドを含み、摂取量が多いと下痢を起こすなどの
副作用が報告されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/54/1c2d768c8b81ec8d69958add1a43e8b5.jpg)
クミスクチン(ネコノヒゲ)・・・インドから東南アジアに分布。
長く伸びる雄しべと雌しべからネコのひげのように見えるので
この名がある。
インドネシアの有名な民間薬でカリウムを多く含み、利尿、血圧
降下、腎臓炎、尿路結石などに良いとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/eb/bef62ca96653d4d1803f0930f950705f.jpg)
ローゼルソウ・・・アフリカ北西部に分布し、日本には明治時代に
伝わったとされる。花後に果実を包むガクをハイビスカスティー
やジャム、ソースの原料にする。また若葉や種子を食用に、茎は
「ローゼルヘンプ」という繊維の原料にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7f/484c69fabe6ebd3debbf631f2086450d.jpg)
チンネベリーセンナ・・・アラビアからインドにかけて分布。
豆果がやや湾曲していて耳の形に似ているのでアラビア語の
耳(sana)に由来する。
昔から便秘に用いていた優れた生薬。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/50/dd106ba8539ede5548432c0a2fd42298.jpg)
トウガラシ・・・熱帯アメリカ原産。中国を経て日本に来たことから
唐辛子の名がある。成分のカブサイシンは消化官運動を進め、
少量で唾液、胃酸分泌を促進する。また皮膚の血管拡張作用
がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/fa/efe7e6a1eca2413f97ce587377de6d74.jpg)
シオン・・・シベリア原産で薬用として渡来した野菊の一種。
「枕草子」や「源氏物語」などにも書かれている。淡紫色の
花が咲き、観賞用に栽培される。根を乾燥したものを紫苑と
いい漢方で鎮咳、去痰薬とする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d0/865517d4443e2002445a6c17a6526757.jpg)
キダチトウガラシ(シマトウガラシ)・・・アマゾン川流域が原産と
され、熱帯から亜熱帯地域に広く分布。果実は小さく、萼と果実
が離れやすい。乾燥させた果実を泡盛に漬けこんだコーレーグス
(高麗薬)という調味料があり、沖縄ソバなどにかけて食べる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/27/a0aa1f385361a4ff2c1853c3aeb14e87.jpg)
イヌサフラン・・・ヨーロッパ・北アフリカに分布。球根や種子を
リウマチ治療薬等に用いたが毒性が大変強い。成分の
コルヒチンは植物の染色体を倍化させるので品種改良に
応用され、種なしスイカが作られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/63/3869072479f1e04005bc30f5d82206c8.jpg)
ニチニチソウ・・・マダガスカル原産。初夏から晩秋にかけて
次々と花を咲かせ続ける。抽出されたビンクリスチン・ビン
ブラスチンなどの成分は抗がん剤の原料とされ白血病など
に使用されるが植物のままでは毒性が大変強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/f3/5de93f88132799be03d314cbb31296aa.jpg)
トウワタ・・・南アメリカ原産。切り花や園芸植物として栽培される。
全草に強心配糖体のアスクレピンなどを含む。催吐作用があり、
南アメリカでは根をトコンの代用品としたが毒性が強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b3/4ff2000f97885ed894501e2ae7ccf89e.jpg)
薬草園から温室へ
果実は、チョコレートやココアの原料になる
カカオだけが実ってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/82/69664679419caeb5dfd280626a6d059f.jpg)
小さな花が幹などにたくさん咲き、
そのうちの数個が大きな実に。
熟し始めると実が茶色に代わってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/5c/1f9dd64c41c3a4b413da4501a9bfd29d.jpg)
ご訪問ありがとうございます。
今よく咲いているのを見かけるニチニチソウ
植物のままでは毒性が強いって皆さん知ってました?
知らなかったです。
見た帰りに、市内にある「内藤記念くすり博物館 」の
薬草園を散策してきたので紹介します。(8日)
約3か月ぶりになったくすり博物館で、施設内には
図書館、本館、展示館、温室、薬用植物園があり
全て無料です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/36/f275b58e514efbb197f74830df1427de.jpg)
初秋に咲いていた花の一部の紹介です。
説明は薬草園の表示板から。
ハネセンナ・・・熱帯アメリカ原産。キャンドルプッシュともいわれ
健康食品(サプリメント)として利用されているが、全草に
センノシドを含み、摂取量が多いと下痢を起こすなどの
副作用が報告されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/54/1c2d768c8b81ec8d69958add1a43e8b5.jpg)
クミスクチン(ネコノヒゲ)・・・インドから東南アジアに分布。
長く伸びる雄しべと雌しべからネコのひげのように見えるので
この名がある。
インドネシアの有名な民間薬でカリウムを多く含み、利尿、血圧
降下、腎臓炎、尿路結石などに良いとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/eb/bef62ca96653d4d1803f0930f950705f.jpg)
ローゼルソウ・・・アフリカ北西部に分布し、日本には明治時代に
伝わったとされる。花後に果実を包むガクをハイビスカスティー
やジャム、ソースの原料にする。また若葉や種子を食用に、茎は
「ローゼルヘンプ」という繊維の原料にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7f/484c69fabe6ebd3debbf631f2086450d.jpg)
チンネベリーセンナ・・・アラビアからインドにかけて分布。
豆果がやや湾曲していて耳の形に似ているのでアラビア語の
耳(sana)に由来する。
昔から便秘に用いていた優れた生薬。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/50/dd106ba8539ede5548432c0a2fd42298.jpg)
トウガラシ・・・熱帯アメリカ原産。中国を経て日本に来たことから
唐辛子の名がある。成分のカブサイシンは消化官運動を進め、
少量で唾液、胃酸分泌を促進する。また皮膚の血管拡張作用
がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/fa/efe7e6a1eca2413f97ce587377de6d74.jpg)
シオン・・・シベリア原産で薬用として渡来した野菊の一種。
「枕草子」や「源氏物語」などにも書かれている。淡紫色の
花が咲き、観賞用に栽培される。根を乾燥したものを紫苑と
いい漢方で鎮咳、去痰薬とする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d0/865517d4443e2002445a6c17a6526757.jpg)
キダチトウガラシ(シマトウガラシ)・・・アマゾン川流域が原産と
され、熱帯から亜熱帯地域に広く分布。果実は小さく、萼と果実
が離れやすい。乾燥させた果実を泡盛に漬けこんだコーレーグス
(高麗薬)という調味料があり、沖縄ソバなどにかけて食べる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/27/a0aa1f385361a4ff2c1853c3aeb14e87.jpg)
イヌサフラン・・・ヨーロッパ・北アフリカに分布。球根や種子を
リウマチ治療薬等に用いたが毒性が大変強い。成分の
コルヒチンは植物の染色体を倍化させるので品種改良に
応用され、種なしスイカが作られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/63/3869072479f1e04005bc30f5d82206c8.jpg)
ニチニチソウ・・・マダガスカル原産。初夏から晩秋にかけて
次々と花を咲かせ続ける。抽出されたビンクリスチン・ビン
ブラスチンなどの成分は抗がん剤の原料とされ白血病など
に使用されるが植物のままでは毒性が大変強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/f3/5de93f88132799be03d314cbb31296aa.jpg)
トウワタ・・・南アメリカ原産。切り花や園芸植物として栽培される。
全草に強心配糖体のアスクレピンなどを含む。催吐作用があり、
南アメリカでは根をトコンの代用品としたが毒性が強い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b3/4ff2000f97885ed894501e2ae7ccf89e.jpg)
薬草園から温室へ
果実は、チョコレートやココアの原料になる
カカオだけが実ってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/82/69664679419caeb5dfd280626a6d059f.jpg)
小さな花が幹などにたくさん咲き、
そのうちの数個が大きな実に。
熟し始めると実が茶色に代わってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/5c/1f9dd64c41c3a4b413da4501a9bfd29d.jpg)
ご訪問ありがとうございます。
今よく咲いているのを見かけるニチニチソウ
植物のままでは毒性が強いって皆さん知ってました?
知らなかったです。
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