「学びの森」の四季と   楽しい各務原

「学びの森」
 住  所 各務原市那加雲雀町15
 駐車場 学びの森駐車場利用
と 楽しい各務原の見どころ

夏の終わりの薬草園

2022-09-06 18:25:12 | 内藤記念くすり博物館
3ヶ月ぶりに訪れた内藤記念くすり博物館、
薬草園も秋の花が咲くようになっていました。(2日)


博物館は薬草園、薬木園、温室に、本館、展示館、
図書館があり一般公開していて、薬用植物園には、
約700種類の世界各地の薬草植物が見ることができます。

薬草園・・・薬草を中心に、香辛料・食料・染料などの
草本を植栽。




ゴジカ・・夏から秋にかけて咲き、昼頃開いて1日でしぼむので
午後花(ゴジカ)という。観賞用に植栽され、葉は茶の代用にされる。
中国では、清熱解毒薬として、腫物を治す目的で用いる。


チョウマメ・・青色染料が採取されるほかハーブティーとして使われる。
未熟な果実は野菜として、葉や茎は飼料として栽培される。


オミナエシ・・秋の七草の一つ。若芽や若葉が食用になり、
サポニンによる溶血作用がある。消炎・解熱・利尿に利用。


オトコエシ・・オミナエシを女性にたとえ、全草に毛があり茎も太い
ので男性に見立てこの名がある。若芽や若葉を食用に。
解熱・消炎・下剤・腹痛などに良いとされる。


ヒオウギ・・平安時代の扇は檜の薄板を重ねて作り、檜扇(ヒオウギ)と
呼ばれ、葉の形がこれに似たのが名の由来。
消炎、鎮咳などに用いられる。


キダチトウガラシ(シマトウガラシ)・・乾燥された果実を泡盛に
漬けこんだコーレーグス(高麗薬)という調味料があり、
沖縄ソバなどにかけて食べる。


ニチニチソウ・・初夏から晩秋にかけて次々と咲き続ける。
抽出された成分が抗がん剤の原料とされ白血病などに使用され
が植物のままでは毒性が大変強い。


ヨモギギク・・煎じ液を服用すると食欲を増進し、胃を丈夫にする
といわれる。


ヤナギタデ・・葉に強い辛味があり、摩り下ろして食酢と混ぜた
ものがタデ酢。芽生えを刺身のツマに利用する。蚊に刺された
時などに生の葉を揉んで塗ると痛みや腫れが治るとされる。


クミスクチン(ネコノヒゲ)・・長く伸びる雌しべと雄しべが猫のひげ
のように見えるのでこの名がある。インドネシアの有名な民間薬で
カリウムを多く含み、利尿、血圧降下、尿路結石などに良いとされる。


薬木園・・・薬木を中心に果樹、花木などを植栽


熱帯有用植物温室・・・熱帯・亜熱帯の薬用植物・
香辛料植物・果樹を植栽。入り口にカカオの実が見えます。



ご訪問ありがとうございます。

よく見かける植物が薬草として利用されていることを
薬草園で数多くあると気付かされます。


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