陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

【二次創作者、この厄介なディレッタント(まとめ)】

2018-05-13 | 二次創作論・オタクの位相

この頁は、趣味で二次創作をしている人間が書いたよしなしごとの目次頁です。
意外に複数記事に渡ってしまったので、リンクまとめとして置くことにしました。たぶん、二度と読まれないだろうけれど(笑)。思いついたまま、不定期に更新しています。

この記事のなかで伝えたいのは、二次創作とはこうあるべきだという持論ではなく。
私にとっての二次創作はこうですという私見の覚書であり、また有効な答えの出ないままの問題意識の表明でもあります。原作物で出汁をとったあとに、煮物にも焼物にもなんでも調理できる、味わい方があるのが二次創作という方法なのです。しかし、それには旨みもあれば、毒もあるのですね…。

二次創作者、この厄介なディレッタント
遊びより暮らしが大事、と思いたい!(太宰治風に) ─────二次創作はプロフェッショナルの原作物に対する代理的な愛を表現しているにすぎないが、表現する権利を正式に委託されているわけではない。したがって、二次創作によって利益を享受する行為には、常に危険が付きまとう(…かもしれない)

妄想のすぎる二次創作者には、そこらへんの草でも食わせておけ!
自分語りの多すぎる二次創作者の妄言は、自己セラピーの一種なので、健全な一般人の皆さんは生あたたかい目で見守るか、目を逸らすかが賢明です。奴らに近づいてはいけません。近づいたら最後、頭のてっぺんまで沼に浸かる覚悟が必要です。 .

「字書き」になるか「絵描き」になるか、二次創作者にはそれが問題だ
日本語さえ書ければすぐできあがりそうな小説派、世界中にすぐ伝わることのできる絵描き派。二次創作でいちばんいいのは、絵も描けるし、小説も書ける人です。なんなら、コスプレして歌って踊れちゃえる人なら、なおさらいいです。

「オン」になるか、「オフ」になるか、二次創作者にはそれも問題だ(前)
インターネット上で細々と続けるオンライン活動、同人誌を製作し各種イベントにも積極的に参加するオフライン活動。前者は融通が利くが周知力が弱く、後者は軍資金と時間の確保が難しいが、作家ごっことしては楽しい。

「オン」になるか、「オフ」になるか、二次創作者にはそれも問題だ(後)
二次創作のお祭りイベントは、参加すれば癖になる? お金も時間もかけられる余裕があれば同人活動は、それなりの思い出づくりにはなる。ただし、トラブルもたまに増えているので要注意。

受けなのか、攻めなのか、二次創作者にはそれすら問題だ
一部の熱狂的なマニアの本質に関わる、アレが受けか、ソレが攻めかという問題についての、わりとどうでもいい見解をどうぞ。

愛は地球を救うが、二次創作者の偏愛は書いた本人しか救わない
愛玩の対象に向かう飽くなきフェティシズムは、極まればすぐれた表現を生み出すこともある。ただし程々にしましょう。一般社会に戻れなくなります。世の中に背中を向けて創作をしてはいけません。

二次創作者はジャンルの切れ目が御縁の切れ目になるの?
蝶は花の蜜を吸うが、花は傷めない。次から次へと、メジャータイトルに大量移動する、節操無しの二次創作者は鼻つまみ者? それとも、ある作品のおいしさを他の皆さんへと届けてひろげてくれるメッセンジャー?

どうしたって二次創作者はジャンルイナゴになりやすい
旬の作品に触れることで創作の幅をひろげ、ファンのつながりを多くすることはできる反面、「わたしたち」の好きなカップルという定型化によって、作品の味わい方を固定してしまう恐れがないわけではない。

年季の入り過ぎた二次創作者は、ジャンルゴジラの夢を見ない
特定ジャンルに腰を据えたはいいが、長年ジャンルに固執している古株二次創作者は、それはそれはもう面倒くさい存在になります。二次創作沼にはまると、やがて君も、あなたも、誰もがたどる愚かしい道です。

目を覚ませ、ぼくらの二次創作はジャンルビッチに侵略されてるぞ?
けじめをつけてから移動するべきか、つねに同時並行で複数ジャンルを掛け持ちするべきか、それとも特定作品にこだわりつづけてしまうべきか。二次創作として、自分の妄想の胃袋に溶かし込んで愛するよりも、なお善意ある作品理解とはどうであるべきなのか──をふと考えてみたくもあります。

SNSに向いていない二次創作者の特徴 10選(前)
ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ピクシブなどなど。創作者のつながりを広める便利ツールはあるけれど、SNSの特有性ゆえに苦手なひともいたりします。無理に使いこなして無駄に傷つくぐらいなら、あえて使わない選択肢もあってもいいのかもしれないですね。

SNSに向いていない二次創作者の特徴 10選(後)
縁を結ぶも切るのも瞬時のSNSですが、切る、切られるときに冷たい思い出が残りやすいものです。自分が好きなことをきわめる場所ぐらい、自分でつくりあげてやる!ぐらいの気概がないと、二次創作もおちおち楽しめませんね。

二次創作者にはお気に入りの属性があって、それが暴走することもある
百合、BL、GL。シリアス、コメディ、ホラー、ファンタジーなどの基本的カテゴリーのほかに、年の差、姉妹、兄弟、主従、社会人ラブ、学生、巫女、お姫様、禁断などなどなんでもござれ。個人の興味はかなり細分化されています。くれぐれもお気を付けください。

ナマモノの二次創作はとくに取扱い厳重注意!
架空キャラクターの二次創作物に実在の人物を投入することの是非について。声優のカップリング妄想はもちろん、歴史上の人物をコラボさせるのにも配慮が必要なのかもしれないですね。

SNSに向いていそうな二次創作者の特徴 10選(前)
SNSは萌えアピールを集団化(クラスタ)して行いやすいわけですが、一個人なら見逃されることでも、横断歩道みんなで渡れば怖くない形式の、奇奇怪怪の百鬼夜行と化すと、健全なる市民の皆さまに怖がられることもあります。

SNSに向いていそうな二次創作者の特徴 10選(後)
ブログや個人サイトでも同じなのですが、二次創作はその作品のみ楽しんで、その人の思考や感情を直に浴びない方が身のためです。ええもん見せてもらいましたぜ!程度の感謝でさっさと帰った方がいいです。あなたの時間はあなた自身の幸せのためにつかってください。

二次創作者は褒め殺しをすると図に乗ってしまう生きもの
貰ってうれしいご感想、嬉しくないご感想。読み手の熱意は書き手に伝わらず、書き手のややこしい誠意は読み手に誤解されることもあります。

二次創作者はイベントのときだけやおら元気になる悲しきキリギリス(前)
職場や学校ではダウナーモードなのに、コミケや同人誌制作ではやたらめったらと張り切る、そこな熱血二次創作者の皆さん。あなたの原点は学生時代の文化祭にありませんか?

二次創作者はイベントのときだけやおら元気になる悲しきキリギリス(後)
絵を描くことが好きな遺伝子を少なくうけついだ私は、地獄のクリエイター道に埋没することもなく平々凡々な人生を送っています。二次創作は、趣味にかけられる時間とお金の少ない私には願ってもない憂さ晴らしだったのでした。

二次創作者は娑婆でカミングアウトすべきなのか?
憧れの神絵師や神字書きがじつはあの人だった?! 二次創作を楽しんでいる皆さん。家族やリアル友人、職場に明るく素直にカミングアウトしていますか。私は怖くて、怖くて、絶対にできません。そして、お気に入りの二次創作者どころか、原作者の素性すら詳しく知りたくはありません。

二次創作には、うっかり子や孫ができることがある
他人の二次創作を下敷きにして、自作をつくりたい。三次創作、四次創作はどこまで許されるのだろうか。そして、他人の絵が小説に、あるいはその逆に、ともに与えあう相乗効果は、二次創作界隈でもありうるのかもしれない。

承認欲求モンスターになると、二次創作は死んでしまうかもしれない
他人からのままならない評価に惑わされるよりも、自分の二次創作にじっくり向き合って、もっと素直に原作を愛して、楽しみませんか? かってに他人と比較して、しょぼくれて、筆を折ってしまうのはもったいないのです。

SNSだけが萌えの爆心地ではなく、二次創作者の咲き誇る場所でもない
SNSをしていないとまともな二次創作者ではないという、一部の好戦的なSNS信者に言いたい。自分の見える範囲にいないから存在していない、と考えるのは想像力の欠如ではありませんか。SNS以前の二次創作発表の場所にも、往年のファンが築き上げた良作や感想がたくさん残っているのを馬鹿にしないでほしい。

笑いで転がすか、涙で落とすか、二次創作にはそれも問題だ
泣き落としのシリアスが得意か、ユーモアのあるコメディで攻めるか、どちらが好きですか? 初心者に書きやすいのはお笑いネタですが、欲が出てくると重いものに挑戦しすぎて失敗することもありますよね…。

オリジナル画風でいくか、原作リスペクトで近づくか、二次創作にはそれも問題だ
原作キャラが誰から見てもそれとわかる個性的造形ならば、オリジナル画風もよし。極端に原作絵に似せすぎてしまうと、著作物との区別がつかなくなる恐れも。

SNS嫌いの二次創作者、ひとりでは萌えない愛のパズルを抱いて
個人サイトやブログ引きこもりになると、二次創作者は情弱かつ独善的になりやすい。最新トレンドやトリビア情報からも遠ざかり、疑問点の解決が得られずに孤立する恐れもあります。しかし、それでもなお、二次創作者は置かれた場所で熱く楽しく咲けばいいのではありませんか。

二次創作における#(ハッシュタグ)の使い道は悩みどころ
SNS上で二次創作物を広報するための#(ハッシュタグ)。あまり細かくつけすぎるとうるさがられそうですが、海外向けに英字タイトルにするのも一興。オリジナルのカスタマイズができるgooブログは、二次創作がしやすくなりましたが…。

人気のないキャラこそ猫可愛がりしたくなる二次創作者だっているのだ
あまり二次創作化されていないキャラクターこそが狙い目。原作では日陰者、あるいは憎まれ役の彼ら彼女らに焦点をあてて、原作にはない輝きを与えれば旨みが出ることもある。

字書きの二次創作者はメールにうるさい?
文字での表現を大切にする字書きの二次創作者は、ふざけた言葉づかいのメールを読むと、無性に怒りに燃えてしまいます。普段から教科書のようなものしか触れていないので、一般人の言語についていけなくなるからです。けっして気どっているのではなく、脳の構造が異なるだけなので許してあげてください。

私が百合作品から学んだ過ちは、同性との付き合いかた
生死を賭けたライバル、あるいは恋情にもにたバディ友情、姉妹や主従関係。魅力的な二次元の人間の描き方にハマってしまい、現実世界をのりきる対応能力を誤ってしまうことはよくあります。これはBLものでも同じです。

二次創作者、絵描きが駄目なら字書きになればいいじゃない!
イラスト一枚絵を描けても漫画のストーリー作成はかなりの重労働。でも、表現力や感受性に自信があれば、むしろ字書きとしての適性があるかもしれませんよね。

二次創作界隈でしきりと話題の「同人女の感情」を読んでみた
人気の字書きとそれに憧憬し、あるいは敵愾心むきだしで二次創作に励むひとびとを漫画でわかりやすく描いたSNSで話題のピクシブ漫画について。二次創作は自分にとっての宝物であればそれでいいに全面同意です。

愛が激しすぎる二次創作者どもはいつか毒者になる?!
原作者よりも作品に愛情を注ぎすぎた二次創作者は、その創作者にとってはとても厄介な存在になるのかもしれませんね。作品に期待をかけすぎて、作者の発想力をつぶしてしまうことはありがちです。

二次創作の18禁とそうでないものの境はどこにあるのか
テンプレ化しやすいので書きやすい、受けがいいエロあり創作。ただし、問題は、行為に及ぶ際にキャラの性格が改悪されて、読者がかなり醒めてしまいやすいことなのかもしれませんね。18禁があっても、原作の雰囲気を損なわず、バトルなども充実している力作なら私は大歓迎。

二次創作にいくら時間を投資できるか問題
二次創作はあくまでの趣味の創作ごっこ。大事なことを後回しにしてするものではないが、過集中気味な私はついつい時間を忘れて没頭してしまいます。今回は戒めのために、創作にかけた時間をさらしてみました。

二次創作者は、プロフェッショナルの前ではただの消費者に過ぎないわけでして
二次創作者さんが他人の生んだものを借りながら、自分のことを創作の神かのように自負することに、私はとても疑問を感じます。その二次創作の名前やキャラデザインや設定の原作から借りている部分をすべて抜いてみたら、ほんとうにおもしろいですか? まがい物は本物にはかないません。

二次創作をしてよかったこと、よくなかったこと
二次創作歴、すでに十数年あまりの管理人が振り返ってみました。物語を楽しむ幅がひろがったり、人物の感情の機微がわかったり、創作することで癒されたのがよかったですね。

二次創作者のネタ被り問題は、永遠に出口の見えない論争
ひどくなればパクリ認定もされかねない、ネタ被り問題について。誤解を避けるならば発表時期をずらすなどの自衛が必要かもしれない。

二次創作者がやりがちな公式マウンティング(前)
原作至上主義者で絵描き派の二次創作者は、アニメの作監にうるさい? 原作の新展開にイチャモンつける? ゆきすぎたカップル愛が公式に与える弊害もありますね。

二次創作者がやりがちな公式マウンティング(後)
他人のアイデアや設定という土台を借りただけの二次創作者が、公式側を叩くのは、酸っぱい葡萄? ファンとしての厳しい評価? どちらにせよ、行き過ぎた酷評は、原作を委縮させ、ほんらいあるはずだった続編を封印してしまうことになりかねません。

二次創作者、ボツにした分だけ上手くなれるわけではない
いまの更新分のほうが、よく見られたいという気負いがないせいか、手早くさっさと書き上げてしまいますし、推敲もいい加減なので誤字脱字も多いです。完成度からしたら、昔に及ばないですし、情熱が足りません。

現役続行中の原作ジャンルを二次創作するときの注意
放映中、連載中で人気絶頂のジャンルを二次創作にすると反響率は高い。しかしながら、未見の読者にネタバレ配慮は必要なのかもしれない。








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