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箕面市の小中学校図書館司書がおすすめする本を紹介していきます。

読書週間献立2021

2021-11-02 12:00:00 | 読書週間献立
10月27日から11月9日は読書週間です。
給食の献立に物語や絵本にまつわる食べ物や料理が登場します。
今年は、3冊の本から5つの料理を味わうことができます。
どの給食もおいしそうですね。

11月1日(月)
献立名「キキの肉だんごトマト煮込(にこ)み」


『魔女(まじょ)の宅急便(たっきゅうびん)
角野栄子/作 福音館書店 1985年発行

魔女として13歳(さい)でひとり立ちをしたキキは、ほうきに乗って空を飛び、荷物を届ける宅急便を始めることになりました。
相棒(あいぼう)の黒猫(くろねこ)ジジとの暮(く)らしは楽しいけれど、やっぱりさびしい時もあります。
知らない町で周(まわ)りの人々に助けられながら、成長していくキキの物語です。
肉だんごトマト煮込みは、キキの生まれた町で大みそかに食べる料理です。
キキのかあさんは、りんごぐらい大きい肉だんごを作るそうですよ。
遠く離(はな)れた故郷(ふるさと)を思って作るキキの肉だんごトマト煮込みは、どんな味がするのでしょうか?

11月2日(火)
献立名「おじいさんのポテト・スープ」



『ポテト・スープが大好きな猫』
テリー・ファリッシュ/作 バリー・ルート/絵 村上春樹/訳 講談社 2005年発行

アメリカのテキサスの田舎(いなか)町で暮らすおじいさんと猫のお話。
この猫は、おじいさんの作るポテト・スープが大好きです。
おじいさんは、口には出さないけれど、この猫がお気に入りで、湖に魚釣(つ)りに行くときもいつも一緒(いっしょ)です。
ところがある時、猫が姿を消してしまいます。
また一緒にポテト・スープを味わえる日は来るのでしょうか?
中学校2年生の国語教科書(三省堂)にものっているお話です。
給食の献立は、じゃがいもをミキサーにかけてとろりとさせたポテト・スープ。
猫の大好きなポテト・スープはどんな感じかな?
想像(そうぞう)しながら、いただきましょう。

11月10日(水)
献立名「あめだまみどりごはん、ころもうみ、えだみかんのポタージュ」


『ぜったいたべないからね』
ローレン・チャイルド/作 木坂涼/訳 フレーベル館 2002年発行

チャーリーの妹には、にがてな食べ物がたくさん!
そこで、チャーリーは妹になんとか夕食を食べさせようと、「えだみかん」に「あめだまみどり」、「くもぐちゃらん」など、今まで聞いたことのないふしぎな食べ物の話をします。
さて、みなさん、「あめだまみどりごはん、ころもうみ、えだみかんのポタージュ」には、いったいなにが入っているかわかりますか?

 
箕面市の給食ブログでは、毎日の給食を写真付きで見ることができます。
どんな給食ができあがったのか、ぜひご覧くださいね。



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