【1・2年生】どんどんのびる ふしぎなわゴム

みぢかなもの、たとえばわゴムが、いったいどこまでのびるのか、ためしてみたよ。

『わゴムはどのくらいのびるかしら?』
マイク・サーラー／文　ジェリー・ジョイナー／え　きしだえりこ／やく　ほるぷ出版　2000年発行

ぼうやはわゴムをベッドのはしにひっかけて、ひっぱります。

わゴムはどんどんのびてのびて、いえをでてもバスにのっても、きしゃにのってもどんどんのびます。

さあ、どこまでのびていくのでしょうか？

※ブックリスト「まだまだよんで」の【こんなおはなしもいかが？】より

【3・4年生】10才って、なんだか大変！

10才は20才の半分だからと、算数の計算みたいに言われても、気持ちは大人になるまでのちょうど半分、ってわけにはいきませんよね。

『２分の１成人式』

井上林子／著　新井陽次郎／絵　講談社　2015年発行

10才になったユメは、誕生日祝いのケーキを、同じクラスののぞみくんのものとまちがってわたされ、がっかり。

国語の授業で作る2分の1成人式の文集ノートも、何を書いていいか迷います。

そんな時、のぞみくんにはげまされて、自分の気持ちを素直に伝える文集ノートを作ろうとします。

※ブックリスト「よんだ？よむぞう！2017」より

【5・6年生】はじめてみる世界は発見だらけ

日本中でキャラクターとして大人気のムーミン。

このお話は、北欧にあるフィンランドで生まれました。

ゆかいなムーミン一家と、ユニークな仲間たちの物語です。

『ムーミン谷の冬』

トーベ・ヤンソン／作・絵　山室静／訳　講談社　1990年発行

冬。

ムーミンの家では冬眠をするのがならわし。

でもムーミンは目を覚ましてしまいます。

外は知らない雪の世界。

寂（さび）しくなったムーミンはスナフキンに会いに歩きだしました。

※「2014年度　箕面・世界子どもの本アカデミー賞」主演男優賞ノミネート作品より

【中学生】給食で笑顔にしてやろう！

学校の楽しみといえば給食！という人も多いのでは。
給食の奥深さも楽しめるこんな本はいかが？

『給食のおにいさん』
遠藤彩見／著　幻冬舎　2013年発行

輝かしい経歴をもつ凄腕（すごうで）料理人・佐々目（ささめ）は、一年間だけ小学校の給食調理員として働くことになった。
不本意な転職だったが、やがて、腹黒チワワのような栄養士とともに、子どもたちの体と心の飢えを満たすという使命に目覚める。
保健室登校生も、いつも空腹な訳あり少年も、無気力な元・人気子役も「みんな、口開けて待ってろ！」

※ブックリスト「YomoYomo2015」より