ようこそがっこうとしょかんへ

箕面市の小中学校図書館司書がおすすめする本を紹介していきます。

読書週間献立2023

2023-10-31 12:00:00 | 読書週間献立
10月27日から11月9日の読書週間にあわせて、おはなしや絵本にまつわる料理が、給食の献立(こんだて)に出ます。
今年は3冊の本から、4つの料理をつくってくれます。
おいしい給食と、たのしいおはなし。
どちらもたっぷり楽しみましょう!

11月1日(水)
献立名「みそおでん」


『名古屋(なごや)うみゃあもんのうた』
長谷川義史/著 佼成出版社 2015年発行

「大阪には うまいもんが いっぱい あるんやで~」
ようちえんやほいくしょで手あそびした『大阪うまいもんのうた』っておぼえていますか。
じつは、アメリカみんよう「ゆかいな牧場
(まきば)」のかえうたなんです。
この本は、その名古屋ばんです。
「名古屋にゃ うみゃあもんが どえりゃあ あるんだわ」

きゅうしょくにでてくるのは、「みそおでん」です。

11月2日(木)
献立名「ドラキュラスープ」


『おばけのアッチとドラキュラスープ』
角野栄子/さく 佐々木洋子/え ポプラ社 2013年発行

アッチは小さなおばけのコックさんです。
アッチのレストランで、ドラキュラのまごむすめドララちゃんが作った「ドラキュラスープ」を出すことになりました。
はたけのいのちをしぼりとったおいしいスープだそうですよ。

「ドラキュラスープ」どんなあじか、たのしみですね。

11月6日(月)
献立名「じゅうねんみそ団子」「芋煮汁」


『保健室経由、かねやま本館。』既刊1~6巻
松素めぐり/著 講談社 2020年発行

中学校の第二保健室の床下にあるのは、心と体を癒す
(いやす)中学生専門の湯治場(とうじば)、「かねやま本館」。
全国の中学校と繋
(つな)がっている不思議な場所。
自分に合う効能のお湯に浸かった後、女将の小夜子さんの心のこもった料理をいただきます。
訪れた中学生たちは、かねやま本館で働く人たち、そこで出会った人たちと温かい時間を過ごすうち、元気を取り戻します。
今日もまた、どこかの中学生が硫黄
(いおう)の匂いに誘われて、かねやま本館にやって来ます。
2023年度の「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」にノミネートされた作品です。
「じゅうねんみそ団子」は5巻、「芋煮汁」は3巻に登場します。

※ 「じゅうねん味噌」のじゅうねんとは、エゴマのことです。エゴマの種実はゴマの代用として使用されますが、エゴマはシソ科、ゴマはゴマ科に属しており別物です。

◎ 箕面市の給食ブログでは、毎日の給食を写真付きで見ることができます。
どんな給食ができあがったのか、ぜひ見てみてくださいね。
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