ようこそがっこうとしょかんへ

箕面市の小中学校図書館司書がおすすめする本を紹介していきます。

【5・6年生】おふろに入るのも、ひと苦労

2022-11-29 12:01:01 | 5・6年生へのおすすめ
夜になると、家のあかりがかがやきだすぞくぞく村。
ミイラ男のラムさんのうちは、古い道具を売るこっとう屋さんです。
いい仕事を終えたラムさん、ひさしぶりに大好きなおふろに入ろうと、ほうたいをほどきます。


『ぞくぞく村のミイラのラムさん』
末吉曉子/作 垂石眞子/絵 あかね書房 1989年発行

ぞくぞく村にはかわったおばけたちが住んでいるよ。
ミイラのラムさんもその1人。
新しい包帯を買いに行ったラムさんだけど、途中でなくしちゃったみたい!
どうしよう!

※「2014年度 箕面・世界子どもの本アカデミー賞」男優賞ノミネート作品より






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【中学生】実験が好き!

2022-11-29 12:00:00 | 中学生へのおすすめ
結晶を自分で作ってみたことはありますか?
鉱物を加熱したり溶かしたりして、いろいろな結晶ができあがります。
鉱物の神秘に触れながら、自分だけの鉱物コレクションを作ってみよう!



『鉱物レシピ 結晶づくりと遊びかた
さとうかよこ/著 グラフィック社 2015年発行

水晶をはじめ、物語の中では神秘的な力を持つアイテムとして登場することの多い鉱物。
古い校舎の理科室をイメージして作られたこの本の中には、不思議で、つい手に取ってみたくなる鉱物がいっぱい。
見ているだけでも引き込まれそうな鉱物の実験や遊びかたが紹介されています。


※ブックリスト「YomoYomo2017」より


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1・2年生】おもいっきり、あそびたい!(11月15日)

2022-11-15 12:03:00 | 1・2年生へのおすすめ
いつもとちょっとちがうともだち。
いつもとちょっとちがうあそび。
たくさんあそんだ、そのあとは?



『めっきらもっきらどおんどん』
長谷川摂子/作 ふりやなな/画 福音館書店 2012年発行

あそぶともだちがみつからないかんたは、神社(じんじゃ)でめちゃくちゃなうたをうたってやった。
「ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ・・・」
すると、へんてこりんなおばけが3にんあらわれて、いっしょにあそぼうとなきだした。

※「2015年度 箕面・世界子どもの本アカデミー賞」絵本賞ノミネート作品より


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【3・4年生】びっくり!きょうりゅうに毛がはえていたなんて!?(11月15日)

2022-11-15 12:02:00 | 3・4年生へのおすすめ
いろいろな発明(はつめい)や、発見(はっけん)がなされてきました。
最近(さいきん)になって新しくわかったこともあるんですよ。
さあ、ちしきのとびらをひらいてみましょう!


『羽毛恐竜(うもうきょうりゅう) 恐竜(きょうりゅう)から鳥への進化(しんか)
大島英太郎/作 真鍋真/監修 福音館書店 2018年発行

トカゲのような皮膚(ひふ)をもった恐竜(きょうりゅう)は、大昔(おおむかし)に絶滅(ぜつめつ)した。
長い間、私(わたし)たちは、そう思っていました。
でも、そうでないことが研究(けんきゅう)で分かってきたのです。
恐竜
(きょうりゅう)は今でも姿(すがた)をかえて私(わたし)たちの周(まわ)りに住(す)んでいる。
なんだかわくわくしませんか?

※ブックリスト「よんだ?よむぞう!2020」より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書週間献立2022

2022-11-01 12:00:00 | 読書週間献立
10月27日から11月9日は全国的に読書週間です。
読書にぴったりのこの季節、給食の献立(こんだて)にも物語や絵本にまつわる料理が登場します。
今年は、3冊の本から5つの料理を味わうことができます。
おいしい給食のあとは、本の世界も楽しみましょう!

11月1日(火)
献立名「アーモのトマトシチュー」


『ありがとう、アーモ!』
オーゲ・モーラ/作 三原 泉/訳 鈴木出版  2020年発行

バスどおりのアパートのてっぺんのへやでアーモがつくっているのはとくせいシチュー。
町にただようおいしそうなにおいにさそわれて、いろいろなひとがアーモのおうちにきたので、アーモは夕ごはんにたべるつもりだったシチューを一ぱいずつ分けてあげました。
「ありがとう、アーモ!」とうれしそうにみんなが帰ったあと、おなべはからっぽ。
ああ!
アーモの夕ごはんはどうなっちゃうの?!

「アーモ」は作者オーゲ・モーラさんが、両親のふるさとナイジェリアのことばでおばあちゃんをよぶときのことば。
「アーモのとくせいシチュー」の本物のレシピはモーラさんの秘密(ひみつ)です。
給食の「アーモのトマトシチュー」は栄養教諭(えいようきょうゆ)のみなさんがアーモの作り方を想像(そうぞう)して作ってくださいました!

11月4日(金)
献立名「しめじご飯」「秋鮭(あきざけ)のチャンチャン焼き」


『妖怪(ようかい)アパートの幽雅(ゆうが)な日常』全10巻
香月(こうづき)日輪(ひのわ)/著 講談社 2003年~2009年発行

高校1年生の夕士(ゆうし)が、一癖(ひとくせ)も二癖(ふたくせ)もある人間、幽霊(ゆうれい)、妖怪(ようかい)たちと出会い、世界を広げていく物語。
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」に、2010年度、2015年度、と2度もノミネートされた箕面の子どもたちにも大人気の作品です。
夕士(ゆうし)が住む「妖怪(ようかい)アパート」で住人の食事を担当しているのは、手首だけの幽霊(ゆうれい)、るり子さん。
その料理がなんともおいしそうで、こんな本も出ています。


『妖怪(ようかい)アパートの幽雅(ゆうが)な食卓(しょくたく) るり子さんのお料理日記
香月(こうづき)日輪(ひのわ)/原作 講談社 2009年発行

季節の食材を使って丁寧(ていねい)に愛情をこめて作られるるり子さんの料理は、どれも絶品!
この本で、おいしさの秘訣(ひけつ)がわかります。
今回、給食に登場する「しめじご飯」「秋鮭(あきざけ)のチャンチャン焼き」のレシピも載(の)っていますよ。

11月9日(水)
献立名「パルゥハンバーグ」「ポメスープ」



『本好きの下剋上(げこくじょう)~司書(ししょ)になるためには手段(しゅだん)を選んでいられません~既刊 第一部~第五部 30巻
香月(かづき)美夜(みや)/著 TOブックス 2015年~発行

生活に支障(ししょう)をきたすレベルの本好き女子大生・麗乃(うらの)は、ある時、目が覚(さ)めると貧しい兵士の子ども・マインに転生(てんせい)していた。
なによりもショックだったのは、本がない世界に来たこと。     
(おさな)いマインが、紙もない異世界(いせかい)で、本を作ろうと奮闘(ふんとう)するところが愉快(ゆかい)です。

今回の献立名(こんだてめい)にあるパルゥ、ポメは異世界(いせかい)の食材(しょくざい)の名前。
パルゥは、パルゥの木になる甘い果汁(かじゅう)の実。
ポメは、黄色いパプリカみたいな見た目で、味はトマトのような野菜。
パルゥ、ポメを使ってマインが作った料理は、家族に大好評(だいこうひょう)
本のために生きるマインも、おいしいものは食べたいし、おしゃれもしたいんだよね。

箕面市の給食ブログでは、毎日の給食を写真付きで見ることができます。
 どんな給食ができあがったのか、ぜひご覧くださいね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする