「第11回 箕面・世界子どもの本アカデミー賞」はじまります！

「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、箕面の子どもたちが大好きな本に「ありがとう」の気持ちをこめておくる賞です。
2020年度、2021年度は、新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止となりましたが、今年度は開催します。

　〇小学1・2年生が選ぶ、絵本賞
　〇小学3～6年生が選ぶ、作品賞、主演賞
　〇中学生が選ぶ、YA（ヤングアダルト）賞

それぞれのノミネート作品は、箕面市立図書館のホームページをご覧ください。

７月の投票に向けて、学校も市立図書館もノミネート作品を紹介したり、貸出したりしています。
どんどん読んで、自分のお気に入りを見つけてくださいね。

【5・6年生】不思議ないきものに出会ったら

人生、いろいろなことが起こります。

たくさんの出会いがあります。

不思議ないきものと出会うことだってあるかもしれません。

そして、心と心が通じたら、それは、すてきなことですね。

『じっぽ　まいごのかっぱはくいしんぼう』

たつみや章／作　広瀬弦／画　あかね書房　1994年発行

学校の帰りにみつけたゴミ。

長ぐつの先でおしてみたら「きゅう」っていった。

おもしろいからつれてかえってみた。

とうさんとかあさんにみつかりませんように。

※「2016年度　箕面・世界子どもの本アカデミー賞」主演男優賞ノミネート作品より

【中学生】ダンボールでスーパーカー？！

ダンボールで震災の町を元気に！

その発想力に驚かされます。

『走れ！ダンボルギーニ！！宮城県石巻“おもしろい復興”をめざすおだづもっこ<お調子者>たち』

今野英樹／著　方丈社　2019年発行

梱包材(こんぽうざい)の会社が、ダンボールを憧れのスーパーカー・ランボルギーニに変身させました。

その名も「ダンボルギーニ」。

東日本大震災から復興した宮城県女川町のシンボルとして町の施設に展示され、大評判！

自らを「おだづもっこ（お調子者）」という社長の今野さん率いる15人のスタッフが作り出す作品の数々が、人々を笑顔にしています。

※ブックリスト「YomoYomo2021」より

【1・2年生】あなたの学校のとしょかんにもいるかも

もしかしたら、あなたの学校のとしょかんにも、としょかんねずみがいるかもしれません。

そして、サムのように本をかいているかもしれませんよ。

『としょかんねずみ』

ダニエル・カーク／さく　わたなべてつた／やく　瑞雲舎　2012年発行

としょかんにすんでいるねずみのサム。

あたまのなかは、よんだ本のこと、ゆめやくうそうのことでいっぱい！

ある日おもいきってじぶんで本をかくことにしました。

※「2019年度　箕面・世界子どもの本アカデミー賞」絵本大賞受賞作品より

【3・4年生】気になるあの子は転校生！

転校生がやってくると、どんな子かな？って気になりますよね。

友だちになれそうかな？

『ホオズキくんのオバケ事件簿（じけんぼ）１　オバケが見える転校生（てんこうせい）！』

富安陽子／作　小松良佳／絵　ポプラ社　2018年発行

親友がひっこしていってから、ふしぎな黒いかげがにつきまとわれているぼく。

不安（ふあん）な新学期にぼくのクラスに鬼灯京十郎（ほおずき きょうじゅうりょう）が転校してきた。

魔女（まじょ）やしきに住んでいて、オバケが見えるんだって。

※ブックリスト「よんだ？よむぞう！2020」より