ようこそがっこうとしょかんへ

箕面市の小中学校図書館司書がおすすめする本を紹介していきます。

【5・6年生】道しるべは想像力!

2022-06-21 12:01:00 | 5・6年生へのおすすめ
梅雨の季節は、雨が続いて気分がなんとなく落ちこむ日がありますね。
けれども、雨の日だからこそ、そんなイヤな気分をスッキリさせてくれる、すてきな出会いがあるかもしれません。



『雨ふる本屋』
日向理恵子/作 吉田尚令/絵 童心社 2008年発行

ある雨の日、つかまえたカタツムリをにがしてしまったルウ子。
ひっしにカタツムリをおいかけているうちにたどり着いたのは、雨がふりつづいているふしぎな本屋でした。

「2015年度 箕面・世界子どもの本アカデミー賞」主演女優賞ノミネート作品より

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【中学生】もしも、あのとき

2022-06-21 12:00:00 | 中学生へのおすすめ
正しいと思った行動が、戦争を引き起こすことになってしまったら。
「あのとき、こうしていれば。」
後悔しても過去にもどることはできません。



『トンネルの向こうに』
マイケル・モーパーゴ/作 杉田七重/訳 小学館 2018年発行

第二次世界大戦中のイギリス。
空襲で焼けだされた男の子の乗る汽車が、真っ暗なトンネルの中で停車する。
闇を怖がる彼に、見知らぬおじさんがマッチの光の中である兵士の話をしてくれる。
それは、戦争の責任が自分にあると苦悩する男の物語だった。
ヒトラーを撃たなかったとされる実在の人物をモデルに描かれたフィクション。

※ブックリスト「YomoYomo2020」より


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【1・2年生】いまはできなくても、それでいいんだ!

2022-06-07 08:36:10 | 1・2年生へのおすすめ
とってもきもちのいいなつのあさ、とうさんおおかみは、4ひきのこどもたちをはらっぱであそばせていました。
ところがいっぴき、すえっこのおおかみだけがいません。


『すえっこ おおかみ』
ラリー・デーン・ブリマー/ぶん ホセ・アルエゴとアリアンヌ・デューイ/え まさきるりこ/やく あすなろ書房 2003年発行

にいさんやねえさんのように じょうずに ころがったりはしったりとんだりできない すえっこおおかみ。
でもとうさんはやさしく「それでいいんだ。ほんとうだとも」とはげまします。


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【3・4年生】いのちをつなぐ

2022-06-07 08:35:54 | 3・4年生へのおすすめ
人は林や森を切りたおし、川や海、そして空気までよごしてきた。
今、わたしたちが守るべきものはなんだろう?



『ウミガメものがたり』
鈴木まもる/作・絵 童心社 2016年発行

大きなウミガメが、海の中をゆうゆうと泳いでいます。
遠くはなれたカリフォルニアの海から、日本にたまごを産みに帰ってきたのです。
やがて生まれたこどもたちには、大きくなるまでに、たくさんの試練(しれん)が待(ま)っています。

※ブックリスト「よんだ?よむぞう!2018」より



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