なかよしのともだちはできたかな？
ひとりであそぶのもたのしいけど、ともだちといっしょだともっとたのしいよね。
『こぎつねコンとこだぬきポン』
松野正子／文 二俣英五郎／画 童心社 1979年発行
となり山どうしにすむコンとポン。
ばけくらべで、コンがポンに、ポンはコンにそっくりになると、
そのままあいてのおうちにかえってしまいました。
さてかぞくは？
自分のお店を手ばなして、元気のないアルバートさん。
「あそびにこないか」と、はがきをくれた海べの村に住むいとこに、
「あそびにいくよ」と手紙を書いて、二日後には汽車にのっていました。
そして一家のおもてなしの席で、赤ちゃんアザラシの話を聞いたのです。
『アルバートさんと赤ちゃんアザラシ』
ジュディス・カー／作・絵 三原泉／訳 徳間書店 2017年発行
みんなで見守っていた親子アザラシのお母さんが、いなくなってしまいました。
アルバートさんは、赤ちゃんアザラシを助けるため、家につれて帰って赤ちゃんを引きとってくれるところをさがすことにします。
みなさん、毎日の登校の時、交通ルールをちゃんと守っていますね。
信号が青になったのを確認したら右を見て、左を見て、もう一度右を見て、さあ、わたりましょう。
でも、信号の色が変わらなかったら、どうしましょう？
『おうだんほどうのムッシュトマーレ』
香坂直／作 フィリケえつこ／絵 小学館 2015年発行
自分の本当の気持ちにうそをついていると、目の前の信号が青にならないって知ってる？
街（まち）でムッシュトマーレに出会ったら、何かヒントをくれると思うよ。
秋はなんだか感傷的な気持ちになりますね。
この本のように素敵な出会いがある作品で、キュンとときめいてみませんか。
『愛×数学×短歌』
横山明日希／編著 河出書房新社 2018年発行
「平行線 １゜動けば交差する だから私も一歩踏み出す」
一見無関係に見える数学と短歌が組み合わさって、こんなにも素敵な愛の歌ができました。
勇気を出して一歩踏み出せば、いつもと違った日常が訪れる。
そんな明るい未来が感じられる歌ですね。
ページをめくりながら、お気に入りの短歌をそっと口ずさんでみてください。
