散歩と俳句。ときどき料理と映画。

即席ラーメン4

〈作り方〉を読むと、沸騰した湯に麺もスープの素も調味油も同時に入れて、約2分ほど煮込んで出来上がりとのこと。
ずいぶん乱暴というかカンタンであっけにとられる。
国産の袋麺だとまず麺を3分ほど茹でて、火を止めてからスープの素を入れるとか、スープは丼で別の湯で作っておくとかメンドーなやり方が多いのだが、台湾袋麺はそんなメンドーはやらないでいいらしい。

鍋に乾麺を入れると湯が溢れそうになる。
やはり小さ過ぎたか。
スープ類を入れたあと、湯をお玉で掬って隣りの小松菜と豚肉を炒めているフライパンに移す。
あとで一緒にするのだからかまやしない。

丼に盛って完成。
黒っぽいスープである。


テーブルでツレアイが〈辛い?〉と訊く。
〈辛口らしい〉と答えると、
〈じゃ、卵を入れる〉と冷蔵庫から卵を持ってきて、黄身だけ落とす。

スープの味は国産の即席ラーメンとはまるで違う。
というか、ニッポンのラーメン屋の味ではない。
しいて言うなら中華料理店の麺類、たとえば牛肉麺とか麺線のスープの味である。

台湾のラーメンについてはネットであれこれ情報が交錯している。
ワタシは台湾を始め海外には行ったことがないからわからん。
まあ、ラーメンなどというニッポンが中国食文化をマネして、独自に発展させた麺料理とは違って当たり前だろう。

ツレアイは食べ終わって
〈これはおいしかった〉と満足気である。

もう少しコクが欲しいところだが、これはこれで充分においしい。

ひと袋75円で満足してもらえればありがたいことである。

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