ここ2ヶ月ほど、田舎の家に行っていなかったので、先週末、久しぶりに行ってきました。
出発は金曜日の朝。地元の大工さんと、改装工事の打ち合わせをするために行ったのですが、
着いて早々、とんでもない事態に出くわしました。
いつものように、Fが庭の門を開けてくれるのを、車の中で待っていたのですが、5分待ってもまだ
開かない。それでさすがに訝しく思っていたところ、今度はF自身が、「大変、大変」と言いながら、
車の方へ走ってきました。聞けば、何と留守中に空き巣が入ったとか。
玄関を開けたとたんに強い風が入ってきたので、不思議に思いながら中に入ると、居間の窓ガラス
が割られ、開いたままになっていたので、大急ぎで外側を調べたところ、木製の雨戸の細い桟が
2本外されているのに気づいたそう。
隣人に相談すると、「とにかく、すぐ警察を呼びなさい。家内捜索がすむまで、周りのものに手を
触れたり、物を動かしたりしてはいけないよ」と言われたので、警察が来るまで、とりあえず外で
待つことに。
中はほとんど廃屋のような状態なので、泥棒君もさぞかしがっかりしたことと思いますが、案の定、
盗品はなく、まったくの骨折り損に終わったよう。私たち自身、盗難の被害に関しては、何の心配
もしていなかったので、初めて見る警察の家内捜査を、けっこう楽しんで見ていました。
所見では、窓ガラス以外、荒らされた形跡がないため、窓を割ってざっと中を見た後、すぐ逃亡した
のではということでした。
どうせなら、もう少し金目のものがありそうな家を選べばいいものを、よりによって、こんなボロ家に
入るなんて、この空き巣君も見る目がないですね。