ミッキーの部屋

ミッキーが日々の生活で感じたことや、
その日作ったおいしい料理などについて、
写真入りで書き綴ります。

思い出の街

2008-05-10 00:29:27 | 留学
日本に帰国する前日、住んでいた部屋を引き払って、
帰国の準備を全部終えてから、街を歩くことにしました。



この日は、なんだか街の様子がちがって見えました。
「明日、日本に帰ってしまうんだ・・・」と思うと、
街が、今までで一番美しくて、物悲しく見えました。



よく歩いた道です。
この先に、彼の住んでいた家があります。



素敵な紳士服屋さん。
入ったことはないけれど、ここもよく通りました。



マリエン教会です。
かわいらしい内装で、古いオルガンがあります。



見慣れたはずの教会に、しばらく見惚れていました。



美しい市庁舎。黒レンガが素敵です。



ここの広場もよく通りました。



屋根のかたちがかわいらしい。



くるくるしている屋根は、羊さんみたいです。



この運河沿いには、この日初めて来てみました。
人通りも少なくて、静かでいい場所でした。



かわいらしい木組みの家がありました。



何軒か続いています。



郵便ポストが、お家のかたちをしています。



こんな小道がたくさんあります。



夕暮れ時、教会の屋根が照らされて、綺麗でした。



美しい湖。
日が暮れてきて、お散歩も終わりです。



夜は、レストランでご飯を食べてから、
友達に、運河沿いにあるホテルのバーに連れて行ってもらいました。
夜景がとっても綺麗でした。



夜遅くまで、友達と思い出話をたくさんしました。
素敵なバーでした。



この街は、私にとって、思い出のたくさん詰まった特別な場所です。

たくさんの人と出会って、好きな音楽をたくさん勉強して、
本当に幸せな留学生活でした。

今あらためて写真を見ると、
本当に自分がここにいたなんて信じられないくらい、
日本とは別世界で、遠くに感じます。

またいつの日か、訪れたいです。






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留学のきっかけ

2007-06-19 08:06:29 | 留学
留学して、早いものでもう三年経ちました。

この三年間、あっという間でしたが、
ここで勉強できたことは、私の宝物です。

留学する気は全くなかったのですが、
一度ヨーロッパに行ってみたいと思っていて、
音大を卒業して音楽教室で働くようになってから、
ザルツブルクの夏の講習会に参加することにしました。

私にとって、初めての海外旅行、
初めてのヨーロッパということもあって、
何もかも、想像以上でした。
たった二週間でしたが、毎日嵐のように
色んなものを見て、聴いて、感じて過ごしました。

ものすごいカルチャーショックを受けて帰国した私は、

「今すぐピアノをやめるか、留学してピアノを勉強するか、
 どちらかしかない!」

と思うようになってしまいました・・・

今思えば、もう少し他に考えようもあったと思うのですが、
その時は、もうそういうふうにしか考えられないぐらい、
周りが見えなくなり、真剣に思い詰めてしまいました。


一ヶ月ぐらい、さんざん悩んだ結果、
やっぱりどうしても、ピアノはやめられないし、
上司に事情を話して仕事を辞めさせていただいて、
留学を決めました。

こちらでも良い先生と友達に恵まれて、
たくさんのいい経験をさせてもらいました。
何より、留学させてくれた両親に、一番感謝しています。

秋にはいよいよ卒業試験があります。
昨日で小さなコンサートも終わったので、
これからは卒業試験に向けて、
少しずつ準備しようと思っています。






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