2016年12月7日
パキスタン航空機が墜落 40人余り絶望か
パキスタンのジオ・テレビなどによると、北西部チトラルから首都イスラマバードへ向かっていたパキスタン航空機が7日午後、消息を絶ち、北西部ハベリア付近で墜落しているのが見つかった。
乗客と乗員計40人余りが乗っていたとみられる。
ロイター通信によると、政府当局者は、「すべての遺体は、誰かわからないほど焼けてしまっている。機体の残骸がちらばっている」と述べ、生存者はいないもようだ。
産経新聞
墜落前に「エンジンが故障」 パキスタン機、生存者なし
パキスタン北部アボタバードで7日午後に墜落したパキスタン航空661便(乗員乗客約50人)について、航空会社は同日夜の記者会見で「生存者はいない」と発表した。
地元メディアによると、軍が全員の遺体を収容した。
墜落前、操縦士から管制塔に「エンジンが故障した」と連絡があったといい、航空当局が原因を調べる。
墜落機は北部チトラル発イスラマバード行き。
出発前の機体検査で異常は見つからなかったという。
地元テレビは、炎に包まれた機体の残骸が山の斜面に散らばっている映像を伝えた。
日本人は乗っていなかった。
パキスタンではイスラマバード近郊だけでも2010年7月と12年4月に旅客機が墜落するなど事故が相次いでいる。
朝日テレビ