退院後、やっと食欲が安定し始めてきたところだったのですが、テモちゃん増量の副作用かも知れません。 主治医からナウゼリンはどうしますか?と聞かれた時には、自信持って、もう必要ないです、と答えたのですが。今日を含めて3回。何とかなるか。。。(^^;)
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今日はたくさんのお薬を抱えて帰りました。
明日からの5日間分の基本セットとして、抗癌剤テモダール240mg(100mg、20mg、それぞれ2カプセルずつ)と吐き気止めナボバン5mg、便秘用マグラックス250mg
まだ右コメカミが痛いので、痛いときに服用するロキソニン60mgと胃薬としてムコスタ錠100mg、それぞれ10回分
絶対に外せない基本の抗けいれん薬としてエクセグラン100mgを28日分
耳鳴りがまだ続くのと、左手に痛みがあり(まさか残った腫瘍が悪さし始めたかと思ったのですが、頚椎症から来る神経痛ではないか、あまり気にするなということでした)、メチコバール錠500μgとシナール錠200mgのセット28日分
それから、不眠が相変わらずなのでリスミー錠2mgを28日分
次回は10月13日に受診し、10月14日からテモダール2クール目の予定です。
それまでに一度はMRI検査をする必要があり、私の腫瘍を最初に見つけてくれた開業医のところで行なうことになり、主治医に紹介状を書いていただきました。近所なので気が楽です。
今日は父の命日でもあります。朝、父の写真の前で手を合わせてから病院へ向かいました。
34年前の今日は、暑い日でした。私は熱を出して寝込んでいました。カープは初優勝へ向けて快進撃を続けていました。今、同じ部署で働いているK君が転校してきて出会った頃でした。中高とも同級生のK君にはご老体(失礼)に鞭打って部署を支えてもらっています。私がこんな状況ですから、K君がいなければ私のいる部署はどうなっているか想像できません。
週明けの水曜日からテモダール服用が再開されます。これまでの放射線との併用では幸いにも骨髄抑制などの目立った副作用は起きませんでしたが、5日間と短期間とは言え、1クール目は倍量を服用しますので、少し不安です。
さて、不安を解消するため、テモちゃんのカラクリを再確認してみました。図はテモちゃんのオリゴ退治の有機化学的なカラクリです(医薬品インタビューフォームから抜粋しました)。テモダールの4位カルボニル基の炭素原子が求電子性原子であるので体内で加水分解されやすく、生成するメチルジアゾニウムイオンがアルキル化剤として腫瘍細胞の増殖を抑制する、ということだそうです。ここでミソなのは、テモちゃんが脳の中まで届いた後で加水分解されるという点です。このカラクリを考えながら飲むとテモちゃんがよく効きそうな気がします。まさにミクロの決死圏の世界です。