健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

手術記録

2014-04-20 19:37:06 | 健康・病気

4月15日の手術について今後のために、覚えていることだけメモしておきたいと思います。

前回の脳外科手術と同様に弾性ストッキングを履き、普段着(今回は病院から借りた病衣とユニクロAIRismパンツ)で8時15分病室出発、執刀医が医療ミスを防止するために、右肺手術することを示すシールを右に貼り、左に「NO」シールを貼ります。奥様同行で執刀医と担当看護師に連れられ、エレベーターを6階から4階へ降ります。奥様とはここでお別れ、手術室のある診療棟へ入ります。
執刀医から、前回の時よりもキレイになったでしょう、と声をかけられましたが、確かに新しくなった診療棟なのでキレイなのですが、こちらとしてはキレイも何も関係ありません。手術室へ入ると麻酔科の医師と手術室の担当看護師がご挨拶。看護師から手術する場所は何処ですか、と質問されたのでと、右肺ですと回答。
その間に執刀医はいなくなり、手術台へ。

いろいろなセンサーが身体に装着され、左手甲に麻酔科医によって点滴針が刺されますが、2度失敗(前回もそうだったけど、痛いのに何とかならないのか)。点滴が始まり、酸素マスクが施され、程なくして、プロブフォール(全身麻酔)が投与(前回は、熱いと感じたら眠くなります、と言われたが、今回はなし)され、今回は熱いなあ、感じる時間が長いと思っていたら、ふうぅ、と眠ってしまいました。

気がついたら手術は終わり、目が覚めたときの一声は、肺はどうなったのですか?
で、執刀医からは、ご家族の方にも後で詳しくご説明しますが、良性でしたよ、と機械的に言われ、また眠りにつきました。

もう一度目が覚めたのは、病室。

その後は、奥様と会話。良性で良かった、と。
一安心したのも束の間、酷い吐き気が襲ってきて、ついには嘔吐、そして胆汁まで出てきてしまう始末。

途中、麻酔科担当看護師が様子を看に来られた時に、緑内障があるので使用されている鎮痛剤が気になるのですが、と聞いて、モルヒネが配合されていることを聞き、緑内障には眼圧が上昇するので良くないのでは?と尋ねてみたのですが、えっ、もう一度調べてみます、とそれっきりでした。

結局、吐き気、嘔吐が何が原因だったのかは特定できていませんが、疼痛ボタン(自分で押せる)を押すと、痛みは抑えるけど、明らかに吐き気を催すので、痛みと吐き気のバランスを考え、病棟看護師とも相談しそれ以来疼痛ボタンが押しませんでした。(麻酔薬はボタンを押さなくても持続的に流れてはいましたが、麻酔科医が嘔吐後、半量にしていました)

脳外科手術の時は吐き気はなかったのですが、まあ、歳のせいもあるのかもしれませんが、鎮痛剤、特にモルヒネには吐き気や腸の動きを止める副作用などもあるので(前回の大泉洋君似の看護師さんと話したのはその副作用をなくす薬の開発はできないか、というものであることを思い出しました)
何とかなりませんかねえ。。。


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1 コメント

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お帰りなさい。 (Iです)
2014-04-21 09:30:36
お帰りなさい。
よかったですね。
しかし、本人とすれば痛みや嘔吐など、そもそもの手術の原因とは少し離れたところで苦しまされることになるのですね。患者の願いは創薬のきっかけとして伝わらないのかなあ。
それはともあれ、安心して養生してください。
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