心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

おばあちゃん

2013年01月07日 | ご幼少のみぎり
僕は親が共働きだった為に「おばあちゃん子」でした。
教育方針は、少々ワイルド系
「悪い子だ!お灸をすえてやる」と本当に人の手の甲に、のろし上げたり
「便秘は病気のもとだ」と座敷の真ん中で四つん這いにさせられ
ミサイル型の石鹸を打ち込まれたり(石鹸=滑る=スルッとという安易な発想ですね)
公園で頭ぶつけて流血して帰れば
「うむ。仕方あるまい。」と即バリカンで頭をカッパにした後
2,3針縫いそうな傷にバンドエイド一丁で済ませたり
今なら児童相談所の人が、すっ飛んできそうです。

ここまで書くと「おばあちゃんひどい」と思われそうですが
健康以外の事には、随分と甘かったように覚えています。
特に財布の紐はゆるゆるで、お使いひとつでも
当時の小学生にしては、高額な(100円玉)の報酬がありました。

しかし、人生それほど甘くないのです。
お使い先の多くは薬屋さんで、その品目ナンバ-1は
「ボラギノ-ル」(痔のお薬ですね)
えっ?まさか小学生がそのような病を患っているとは誰も
思わないから恥ずかしくない?そこが甘い!

問題は、その薬局の子が同じクラスの女の子だという事!
翌朝学校に行ったら、黒板に「○○くんは痔です」
なんて書いてあったら大変です。
「いや~、そうなんだよ~特に6時間目がキツくってさ~」
なんていうユ-モアのセンスは持ち合わせていなかったので
とにかく、早くお会計を済ませたい。
その場を立ち去りたい。極秘にしたい。
も-偽造パスポ-トで入国するスパイの気分でした。

しかし、無事任務遂行した後は駄菓子屋さんに直行!
コ-ラとよっちゃんイカの豪華セットで至福の時を過ごすのでした。

すると今までの悪夢をすっかり忘れて・・・・
また、あぶない橋をいくつも渡ってしまうんですね。
こういうところは、おじさんになった今なお変わっておりません。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たまごん)
2013-01-11 02:01:35
スーパーおばあちゃんですね・・・(@_@)
何だか、おばあちゃんのストーリー、本に出来そうなくらいインパクト大ですね(≧∇≦)
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Unknown (会長)
2013-01-11 09:34:13
そうです。
近所でも有名な無敵のおばあちゃんでした。
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