心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

おじいちゃん

2013年01月07日 | ご幼少のみぎり
明治生まれにして身長170cmと大柄。御棺はLサイズ。ズッシリ手応えありました。
なんでも若い頃、野球で鍛えていたらしく「北海道一の名遊撃手だった」そうです。
しかし晩年には、腰が「くの字」になり必要以上の作業スペ-スを取り
障子や襖をよく破壊するなど昔の面影はありませんでした。

そんな名遊撃手が最後の守ったのはうちの黒電話。電話番です。
当時、色気付き始めた高校生だった僕にとって、悪ガキ同士の電話連絡は命。
なのに、おじいちゃん
友達からの電話を見事なスロ-イングでアウトにしてくれました。

ある日は
「もしもし~?え~?なんだって~?  聞こえねえや。ガシャ!」
2階の部屋から俊足で飛ばし滑り込んでもアウト~!

またある日は
「あ゛~?孫かぁ~?今ねぇお便所入ってるよ~ ガシャ!!」
「ひぃ~んな殺生なぁ~」尻出したままアウト!

今でも悔やむのが山手の米軍住宅で友達になった外人の子から
「なんだ!貴様!口のきき方知らんのか!ガシャ!!!」
「いや、そりゃ無理でしょ~」・・・・アウト!!

僕の思春期に大活躍した天国のおじいちゃん。ありがとう。
こうして真面目にやってるよ!


なんて書いたけど・・・
おじいちゃんは実はとってもイケメンだったのです。

ん~かっこいい。
この写真は、お守りにいつも手帳に入れています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おばあちゃん | トップ | 凄いぞクラプトン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿