心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

突然の爆音

2020年08月04日 | 日記
歳は取りたくないものです。

僕はつい最近、そう、まだおじさん初心者の頃まで、いびきをかきませんでした。
「眠れる森の美女のように静かに眠る」と言い、家族も
「そう、息してんのか?と思うことがある」と言われたほどです。

それから月日は流れ、おじさん上級者となった今、
寝入りばなに大きないびきをかくそうです。

恥ずかしいが、如何せんその時意識が無いのでどうすることもできない。
嫌ね。おじさんって。


しかし、我が家にはもっと上手がいるのであります。

それは20代の頃から豪快ないびきをかく「奥さん」です。
鼻が悪いのか、気の毒ではありますが、
その豪快さは、僕のそれと同じように年とともに重症化しているようです。

子どもたちに部屋を明け渡した関係上、
並んではいないが、解放した和室とリビングに別々に寝ている私たち夫婦。
それでも・・・・・・・



「んごごごごごご---------!!!!!!」


「わおぅ!!!!!!」
飛び起きることがあります。


「電車の高架下に寝ているのかと思った。」

「昔の空襲警報ってこんな感じなのかな。」

飛び起きて、冷たい水を飲みながら僕がごちゃごちゃ言っていると、
「あら?起きてる?また考え事?繊細なのね~んごごご・・・」


小声で「ざけんじゃねぇよ」と言いながら、
特に腹も立てずに眠れる僕は、若い頃では考えられない。
これは歳取った故の仏具合で、いい事なんでしょうね。
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