心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

タグの恐怖

2013年03月06日 | やっちまった
お店の入口にある盗難防止タグ感知機が苦手です。
別に僕は泥棒ではありませんが苦手です。

あれって、何かの拍子に鳴ったりします。

あれは僕が20代の頃、奥さんが旅行で今夜はひとり。
たぶん、身に覚えのある人はいると思いますが
これはチャンスとばかりに、おとなのビデオ借りました。

で、さっさと帰ればそれで済んだのに
欲張った僕は、更なる自由を求めて元町のCD屋さんに立ち寄りました。
特に面白そうなCDも無く、そんじゃ帰ってビ-ル片手に鑑賞会だな
ルンルン。と店を出た瞬間!
「ピピ-!ピピ-!」店員さんが飛んできました。
(昔はレンタルビデオのタグが反応したのです)

「ちょっとお客さん、カバンの中身見せて貰えませんか?」
「しぇぇえ…カバンの中には…団地関係の危険物が・・・・」
僕は超高速で「無駄な抵抗」を取るか、「ど変態」を取るか考え
やはりここは素直に後者をチョイス。カバンの中身見せる事に。
「あ~、ビデオですね。これは失礼しました!」

でも僕は見逃さなかったぞ。お兄さん、ニヤリとして
「あ、万引きじゃなくて、ただのど変態ですね。なははは」
顏にそう書いてありました・・・・・。

危険物を借りるのだって赤面ものの一大決心!
おまけに一緒に社会派映画まで借りちゃったじゃありませんか!
どうしてくれるのっ!

完璧に凹まされ、その後まったく盛り下がったのは言うまでもありません。
何も悪いことしていないのに・・・・・ だから苦手です。
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