来年春に一部区間が電化される予定となっている
学園都市線
ですが、沿線にベッドタウン化しているため、朝ラッシュには長編成の列車が運行されています。しかし、学園都市線は非電化が故に全て気動車で運行されていますが、気動車ならでの編成バラエティが豊かになっています。これらのバラエティを見てみましょう。
これは
キハ141系
のみで構成された6両編成です。キハ141系はキハ141・142形の2両編成とキハ143形及びキサハ144形の3両編成ですが、写真はキハ141・142形の2両編成を3本つなげた6両編成です。キハ141・142形は非冷房なので、北海道らしい風景ですね。因みに冷房のないキハ141・142形は夏季は朝夕ラッシュのみしか動かないそうです。
これは
キハ141系
のみで構成された5両編成です。2両編成と3両編成をつなげたもので、キハ141・142・143形とキサハ144形とキハ141系の全車両で編成されています。ただ、電車となると、3両編成が基本になるため、5両編成は気動車ならでの成せる業です。
これは
キハ40系とキハ141系
で構成された5両編成です。キハ40系とキハ141系の併結は当たり前のように行われています。写真の編成は前からキハ40形+キハ40形+キハ143形+キハ142形+キハ141形になっています。つまり、キハ40形×2+キハ143形とキハ141・142形を連結したようなスタイルです。
これは
キハ40系とキハ141系
で構成された6両編成です。前からキハ48形+キハ40形+キハ40形+キハ48形+キハ40形+キハ143形になっています。キハ40系では基本的にキハ48形1両+キハ40形×2の3両編成を組んでいる事が多いですね。更にキハ143形では100番台と150番台がいますが、それぞれの両数が一致しておらず(150番台の方が多い)、両数が多い分はキハ40系と編成を組んでいます。
これは
キハ40系とキハ141系
の6両編成です。前がキハ141系の3両編成、後ろがキハ40系の3両編成です。つまり、3+3と綺麗に揃った編成です。
これは
キハ40系とキハ141系
の6両編成です。キハ40系×4+キハ142形+キハ141形で構成されていますが、これは1日1往復しか見られないスタイルです。というのは前方に石狩当別以北のワンマン列車で運用されるキハ40形400番台が連結されています。これはキハ40形400番台の苗穂への出入庫を兼ねたもので、本来はキハ40系×3+キハ141・142形の5両編成に対してキハ40形400番台を連結したと考えてもいいでしょう。
っていうか、電化後のキハ40形400番台の取り扱いはどうなるんやろな・・・。
こちらは駅を通過する回送列車です。朝ラッシュの学園都市線は札幌方面で約10分間隔で運行されているのですが、石狩当別方面はいつも通りの約20分間隔となっているため、石狩当別方面において、2本に1本という割合で回送列車が走っているのです。石狩当別方に留置線が無く、朝ラッシュの通勤通学輸送において苗穂から車両を送り出しているのでそうなっていますね・・・(停泊を除く)。
この様にバラエティに富んだ編成は電化によって消えてしまう運命にあります。気動車の特性を生かした臨機応変な対応はまさに非電化区間の特権とも言えましょう。電車とはまた一違った朝ラッシュでした。
学園都市線
ですが、沿線にベッドタウン化しているため、朝ラッシュには長編成の列車が運行されています。しかし、学園都市線は非電化が故に全て気動車で運行されていますが、気動車ならでの編成バラエティが豊かになっています。これらのバラエティを見てみましょう。
これは
キハ141系
のみで構成された6両編成です。キハ141系はキハ141・142形の2両編成とキハ143形及びキサハ144形の3両編成ですが、写真はキハ141・142形の2両編成を3本つなげた6両編成です。キハ141・142形は非冷房なので、北海道らしい風景ですね。因みに冷房のないキハ141・142形は夏季は朝夕ラッシュのみしか動かないそうです。
これは
キハ141系
のみで構成された5両編成です。2両編成と3両編成をつなげたもので、キハ141・142・143形とキサハ144形とキハ141系の全車両で編成されています。ただ、電車となると、3両編成が基本になるため、5両編成は気動車ならでの成せる業です。
これは
キハ40系とキハ141系
で構成された5両編成です。キハ40系とキハ141系の併結は当たり前のように行われています。写真の編成は前からキハ40形+キハ40形+キハ143形+キハ142形+キハ141形になっています。つまり、キハ40形×2+キハ143形とキハ141・142形を連結したようなスタイルです。
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キハ40系とキハ141系
で構成された6両編成です。前からキハ48形+キハ40形+キハ40形+キハ48形+キハ40形+キハ143形になっています。キハ40系では基本的にキハ48形1両+キハ40形×2の3両編成を組んでいる事が多いですね。更にキハ143形では100番台と150番台がいますが、それぞれの両数が一致しておらず(150番台の方が多い)、両数が多い分はキハ40系と編成を組んでいます。
これは
キハ40系とキハ141系
の6両編成です。前がキハ141系の3両編成、後ろがキハ40系の3両編成です。つまり、3+3と綺麗に揃った編成です。
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キハ40系とキハ141系
の6両編成です。キハ40系×4+キハ142形+キハ141形で構成されていますが、これは1日1往復しか見られないスタイルです。というのは前方に石狩当別以北のワンマン列車で運用されるキハ40形400番台が連結されています。これはキハ40形400番台の苗穂への出入庫を兼ねたもので、本来はキハ40系×3+キハ141・142形の5両編成に対してキハ40形400番台を連結したと考えてもいいでしょう。
っていうか、電化後のキハ40形400番台の取り扱いはどうなるんやろな・・・。
こちらは駅を通過する回送列車です。朝ラッシュの学園都市線は札幌方面で約10分間隔で運行されているのですが、石狩当別方面はいつも通りの約20分間隔となっているため、石狩当別方面において、2本に1本という割合で回送列車が走っているのです。石狩当別方に留置線が無く、朝ラッシュの通勤通学輸送において苗穂から車両を送り出しているのでそうなっていますね・・・(停泊を除く)。
この様にバラエティに富んだ編成は電化によって消えてしまう運命にあります。気動車の特性を生かした臨機応変な対応はまさに非電化区間の特権とも言えましょう。電車とはまた一違った朝ラッシュでした。
学園都市線ですが、写真にも写っていますが、“架線が張られている”それだけで、近代的なイメージを感じますね。
“他線と、共通運用”とのことですが、今現在で、“小樽―札幌―新千歳空港”の系統がある事から考えれば。
電化された場合、札幌駅以東は、岩見沢方面への直通になるのかな?――そんな事を、感じています。
そして――気になるのは、捻出される気動車群ですよね。
個人的には、キハ48とキハ141&142、キサハ144辺りは全廃になり、キハ40とキハ143は何らかの形で残るのでは?――と予想します。
それは、学園都市線のキハ40とキハ143は冷房化されている上、大出力エンジンである為です。
特に、キハ40は使い回しが聞くので、確実に、どこかに回されるもの――と、考えています。
キハ143にしても、足回りはキハ150そのものなので、何らかの形で残るのでは?――と、想像しています。
何れにせよ、“発表”を待ちたいと思いますが、それにしても、学園都市線の発展の話、“大都会・札幌の膨張”を象徴してますね。
何しろ、札幌の街自体、“戸籍の上”では190万人都市ですが、単身赴任者が多い上にその人達は戸籍を移さない為、実際には200万人を超えている――と聞いたもので。
何れにせよ、電化によって、発展に繋がる事を願うばかりです。
コメントありがとうございます。
確かに芸備線も8両編成ありましたね。今は短縮されてしまいましたが・・・。学園都市線電化において735系が投入されるかどうかは試験次第のようですが、どうなるか気になるものです。
コメントありがとうございます。
学園都市線は一部区間で高架化されるなど近代化しつつありますが、電化によって更に近代化して行きますね。
札沼線の車両は基本的に札沼線のみですが、確か1本のみ函館本線からの直通あったような気がします。でも、電化によってさらに増えそうな予感がしますね。
電化によってキハ40・キハ143形が残りそうとの事ですが、キハ40形400番台の送り込みという意味合いで残るのかもしれませんね・・・。ただ、電化に伴う新製は42両で、気動車群の両数にほぼ近似しますので、どうなるか気になるところです。
札幌は確かに単身赴任の方が多いですね。それに通勤者も結構多かったので、更なる発展への余地がありますね。
札沼線の非電化当時のお写真、懐かしいですね。楽しく拝見しました。
車両を自在に組み替えて、長い編成を走らせられるのは気動車ならではですね。
室蘭本線に移った10両以外、キハ141系列は廃車になってしまいましたが、綺麗に整備されていただけに残念でした。
札幌駅では、普通列車の気動車を殆ど見かけなくなってしまいましたが、その様子を眺めながら、鉄道の風景が本当に洗練されてきたものだと思っていました。新旧混じって組成されたような気動車の列車は、もう札幌には来ないでしょうね。
他の記事も楽しませて頂きます。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc
コメントありがとうございます。
非電化時代の学園都市線、懐かしく感じるほど経ちましたね・・・。多彩な車両が混結して長編成で走行する姿はすっかり過去の話になってしまいましたね・・・。