深夜・早朝の高松駅

　深夜と早朝に
　高松駅
　で駅撮りしてきましたので、その時の様子を深夜と早朝しか見られない列車を中心にレポートします。

　毎日の深夜に１本のみ運行される
　特急「ミッドナイトＥＸＰ高松」
　です。高松発伊予西条行きで、高松～松山・宇和島間の特急「いしづち」の深夜版にあたり、通勤客の利便性を図るために全車自由席で運行されています。撮影当日は休日ということもあり、２０００系の２両編成での運行でしたが、平日は５両編成で運行されています。前面の愛称表示では「ミッドナイトＥＸＰ高松」の幕が用意されていないため、白幕となっています。

　「ミッドナイトＥＸＰ高松」の側面行先表示です。他の特急と同じように愛称と行先が表示されています。ただ、愛称は長いため、高松が省略された状態になっています。

　深夜にしか見られない５０００系のみの３両編成の
　快速「マリンライナー」
　です。深夜帯は乗客が少なくなるため、輸送量調整のために３両編成に減車したという形になりますね。

　写真は５０００系５００２を先頭とした回送列車です。５０００形は普段クハ２２２形５０００番台と連結されているため、５０００形が先頭に出る機会は深夜に限られています。営業列車はマリンライナー７０・７２号の２本のみです。

　こちらは高徳線の最終列車に当たる
　オレンジタウン行き
　普通列車です。オレンジタウン行きそのものは朝から午前中にかけて３本（土休日は２本）設定されており、さほど珍しい列車というわけではありませんが・・・。カタカナの行先は全国的に珍しい存在でしょうね（他にハウステンボスなどありますが・・・）。

　次は早朝に移ります。こちらは深夜と早朝にしか見られない２２３系５０００番台２両編成による
　　快速「マリンライナー」
　です。早朝３本、深夜２本のみの設定です。普段は５０００形と連結しているクハ２２２形５０００番台が先頭に出る機会は２両編成の列車のみに限られます。幌付きの先頭車を眺めるのも貴重ですね。

　こちらは朝の上り２本のみ見られる７両編成による
　快速「マリンライナー」
　です。朝ラッシュにかかることから通常の５両編成に２２３系５０００番台を２両増結した７両編成となっています。これは通勤客に対応するためで、２１３系で運行していた時から継続されているものです。一時期９両編成で運行されていた時ありましたね。写真は８番ホームに停車していますが、マリンライナーは普段５・６番ホームから出ているので、８番ホームから出るのは朝のみしか見られません。

　朝７時２７分定刻に到着した
　特急「サンライズ瀬戸」
　です。ＪＲ四国に乗り入れてくる唯一の夜行列車です。サンライズエクスプレスの由来となった朝日を受けて現れてきましたが、まさに列車の名前にピッタリな光景ですね。

　以上です。