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斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

クハ481-228→クハ183-207

2010年02月22日 22時25分26秒 | 鉄道
 去年の10月改正で683系4000番台追加投入に伴い、特急「雷鳥」の削減が行われましたが、余剰となった485系の一部が
 183系化
 され、特急「北近畿」に充当されるようになりました。
 今回183系化された485系は6両編成が2本、4両編成が1本の16両ですが、その中で拙者の一番お気に入りの
 クハ481-228
 が含まれていました。クハ481-228は非パノラマ編成のA9編成の金沢方面に組みこまれていた車両で、ダイヤ改正で余剰となった後、183系化されてクハ183-207になりました。


 車番から見てクハ183-207になったことがお分かりでしょう。クハ183形200番台は貫通型先頭車を持つ車両ですが、全てクハ481形200番台からの改造で、201~206は特急「しらさぎ」用からの転用で、自動解結装置を持ち、分割併合のある列車に使用されています。しかし、207は貫通型とはいえ、自動解結装置を持たないことから分割併合の無い列車に使われています。
 車番ですが、JR西日本標準フォントではなく、国鉄のフォントかつ白文字で書かれています。


 クハ481-228時代のものです。クハ481-228はクハ481形200番台で最後まで残った
 原型を留める車両
 であるということなんです。クハ481形200番台は分割併合を考慮して貫通型としていますが、分割併合の必要性が薄れたため貫通扉を閉鎖したり、塗装変更したりして原型を失う車両が続出していたのです。そんな中でクハ481-228のみ国鉄色で通し、更に貫通扉の閉鎖も行われていません。
 だから、拙者はクハ481-228が一番お気に入りの車両でした。クハ183-207に改造されたという話を聞いて少々落胆しましたね・・・。


 先頭部のアップです。貫通扉には未だ切り目があり、愛称表示部もまだ綺麗なので、閉鎖は行われていないという証拠ですね。ただ、クハ481-228は長らく長編成の先頭車に立っていたため、貫通扉を使用する機会が少なかったのは残念な限りです。
 尚、京都総合運転所にはクハ481-228の他に223と253がいて、こちらも国鉄色を維持していましたが、残念ながら廃車されています。ただ、223は愛称表示部に少々改造が加えられていた事を記憶しています(閉鎖されたかは不明)。

 クハ183-207に改造されてしまったクハ481-228ですが、今回の183系化は在来の183系にATS-Pを取り付けるための予備確保のためと聞いています。しかし、287系の投入がアナウンスされているので、安心はできません・・・。

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