２２５系６両編成登場 ＆ ＪＲ東海区間乗り入れ

　２０１０年に登場し、東海道・山陽本線で運行を開始した２２５系ですが、今年の４月に
　６両編成
　が製造され、試運転が行われています。このほど、６両編成のＬ１編成が６月よりＪＲ東海へ貸し出され、ＪＲ東海区間で訓練運転を行っています。その様子を見てきましたのでレポートします。

　６両編成はクモハ２２５形＋モハ２２４形＋モハ２２４形＋モハ２２５形＋モハ２２４形＋クモハ２２４形という構成で、どちらかといえば２２３系Ｊ編成と同じ考え方です（全車Ｍ車ですが・・・）。車番はクモハ２２５－６～となっており、２２３系と同じく両数関係なく続番という形になっています。編成番号はＬ編成と名付けられました。
　ＪＲ東海へ貸し出された２２５系ですが、ねぐらは大垣車両区で、大垣～尾張一宮間１往復を基本に米原へ行く日もあるようです。尚、尾張一宮では１番ホームの側にある側線に停車し、ここで折り返すみたいです。

　尾張一宮駅標と３１３系のコラボです。この様なシーンから２２５系がＪＲ東海区間に入ったと実感させられるシーンです。ただ、営業運転は大垣までなので愛知県の尾張一宮に乗り入れるのは訓練運転時ならでの出来事です。
　尚、大垣直通列車を１１３系から２２１・２２３系に置き換えた時の訓練運転では、２２１系が尾張一宮、２２３系が名古屋まで走った実績があります。

　パンタグラフを下げて留置中の２２５系です。訓練運転とはいえ、パンタグラフを下げて留置とは一体・・・。尚、２２５系は１０時半ごろに尾張一宮に入線し、１５時頃には出発するみたいですね・・・。

　２２５系がＪＲ東海区間に入ったという事は、２２５系が大垣直通列車に投入される可能性があるという事を示すことになります（運用自体は２２３系と共通なので当然か・・・）。６両編成や４両編成が登場した事ですし、いよいよですね。