京都市交通局２００８年度新車決定

　京都市交通局の
　２００８年度新車
　の新車が入札によって決まりました。今年度は大型ノンステップバスが６２台、大型ワンステップバスが８台、ＣＮＧ大型ノンステップバスが３台、定期観光バス用の観光バスが１台の計７４台が入ります。

　大型ノンステップバスは
　日産ディーゼル
　が落札しました。大型ノンステップバスは１１ｍが３５台、１０．５ｍが２７台投入される予定です。いつもなら１１ｍが多く、１０．５ｍが少数という感じでしたが、西賀茂の古参車がかなり多いことから１０．５ｍの比率が高くなっています。１１ｍについては通常通り梅津、九条、錦林、洛西に投入されることが予想されますが、特に錦林ではＵ代が洛バス以外既に全廃されているので、洛バス用車両をどう置き換えるのか注目です（１～２台と少数のみ留まる事が予想されますが・・・）。
　ともかく、２００４年以来投入の無かった日産ディーゼルが４年ぶりの投入となり、しかも現時点の在籍車両数に相当する大量投入となるので、確実に１００台は超えると思います。また、これまで日産ディーゼルが配置されたことの無かった梅津と洛西にも投入される可能性が高いので、京都市バスの全営業所において４メーカーが揃うことになるでしょう・・・。

　大型ワンステップバスは
　いすゞ
　が落札しています。従って、昨年度と同じくＰＤＧ－ＬＶ２３４Ｌ２で登場することになり、西工になると思います。どうせ、三菱ふそうと日産ディーゼルを入れてほしかったのですが、ＡＴ車の設定が無いから無理か・・・。

　ＣＮＧ大型ノンステップバスは
　いすゞ
　が落札し、２年連続の登場になります。今年は梅津に配置されるので、どんな系統で運用されるか楽しみです。しかし、世間ではＣＮＧバスからハイブリッドバスに移りつつあるので、京都市バスでもハイブリッドバスを投入されるのか来年以降に注目です。

　定期観光バス用の観光バスは
　日野
　が落札しました。従って、新型セレガで投入されることになります。しかし、定期観光バス用車両は五条→梅津と配置されたこともあり、全ていすゞでそろえられていました（レトロは除く）。従って、いすゞ以外が登場するのは今回が初めてになります。

　従って、２００８年度は日産ディーゼルの復活と大量投入が注目を集めることになりそうですね。全営業所で４メーカー配置を達成できるのか見ものです。