斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

415系甲種回送

2008年12月23日 23時26分30秒 | 鉄道
 昨日から勝田車両センターにいた
 415系12両
 が九州に向けて甲種回送されています。その甲種回送が本日の夜に膳所駅に運転停車したので撮影しました。
 勝田車両センターの415系はE531系の投入により、ステンレス製の一部車両を除いて全て運用脱離し、順次解体されています。しかし、運用脱離した車両のうち12両が何と九州へ移されるされることになったのです。JR九州へ譲渡されるかどうかは確たる情報がないので、申しにくい状態です。九州に移されることになった編成は500番台2編成と1500番台の1編成です。
 ちなみに牽引機関車はEF210-143でした。


 K807編成
 で、500番台のみで構成された編成で、下り方からクハ411-607+モハ414-507+モハ415-507+クハ411-507です。K807編成は7両編成でモハ415-507とクハ411-507との間に700番台のモハユニットとサハを連結して7両編成として活躍していました。しかし、700番台は廃車解体されたようで、500番台のみ生き残ったわけです。


 K620編成
 で、500番台のみで構成された編成で、下り方からクハ411-620+モハ414-520+モハ415-520+クハ411-520です。K620編成は500番台のみの4両編成を組み、増結用として活躍していました。ちなみに500番台の4両編成は2編成しかなく、貴重な存在だったのです。


 K525編成
 で、1500番台のみで構成された編成で、下り方からクハ411-1601+モハ414-1501+モハ415-1501+クハ411-1501です。
ステンレス製車両ですが、編成が多くて初期の一部編成が運用脱離してしまったようです。ステンレス製車両は国鉄末期に新製されているので、まだ新しいということで移されたのでしょうか・・・。


 今回の甲種回送では1500番台のみ編成が分割され、モハユニットを含む3両とクハのみ1両が両端に別れ、その間に500番台が入るというサンドイッチ編成を組んでいました。営業運転ではありえない編成ですが、甲種回送なら成せる業ですね・・・。しかし、鋼製車両が端に来てはいけない理由でもあったのでしょうか・・・。それに幌までつながってました・・・。


 常磐線で活躍していた頃のK525編成です。この編成が九州へ移されるとは思いもしなかったのでしょうね・・・。

 今回甲種回送された車両の中には拙者がつくばにいた頃に乗車した編成も含まれているので思い深いです(特にK807編成)。したがって、今回の甲種回送はさまざまな思いを持って撮影しました。九州に移される415系はJR九州所属の車両として再起されるどうかはこれからの情報に期待しましょう。

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