斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

土砂降りの中でバスを撮る

2008年12月25日 23時34分54秒 | バス
 先日、熊本交通センターでバスの撮影をしていたとき、
 土砂降り
 が降って来ました。外に出てはいられないほどひどいものでした。
 そんな悪条件でビルの玄関で雨漏りしながらバスを撮影しました。土砂降りなので当然外は暗く、露出も望めない状態です。悪条件ばかりです。

 上の写真は熊本市交通局の日野+西工です。土砂降りの中で走行していることが明確にわかる写真です。絞りは限界まで広げ、速度も1/320程度です。しかし、バスはぶれずに写りましたが、印象に残ったのはバスの上ではねる雨粒の多さです。これは土砂降りの中であることが明確にわかる写真でした。


 熊本市交通局の日デRMのノンステです。行き先表示機は当然LEDですが、露出が望めない時が写りやすいそうです。晴れのときだと、1/80以下にしないと写らなくなるのですが、暗いときや雨のときなどでは1/250や1/320などでもはっきりと写ることが出来ます。つまり、LED自体に光が出なければいいのです。今回の土砂降りの中での撮影ではそれを実証することが出来ました。


 上のLED式行き先表示機の車両と同様のケースで、雨が降っていなくても曇り気味であれば走行状態かつ車両がぶれない状態でLEDが写るようにすることも出来ます。写真は九州産交バスのいすゞPKG-LV234L2のノンステです。


 写真は熊本市交通局の競輪輸送専用車です。元西武バスの3扉車です(日デU-UA)。撮影当時も土砂降りでしたが、雨がザーザーと降り、道路の上に雨が強くたたきつけている事がよくわかる光景です。ちなみに撮影場所は上から2枚目までの時と同じ場所で、撮影方向を変えただけです。変えただけで、雰囲気も変わっています。つまり、露出の度合いによるものです。今回は露出があったので、1/320でも一番上の写真よりも明るく写っています。

 今回の土砂降りでの撮影ではどのようにすれば走行状態でLEDがはっきりと写るようになるのか学ばせていただきました。それだけではなく、悪条件下での撮影についてもいろいろと経験することが出来ました。

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