
小田急が日本で初めて地下鉄に直通する特急列車を2008年3月より運行を開始しましたが、行楽客を目当てに年に30日程度臨時列車として有楽町線の新木場まで直通する
ベイリゾート号
を運行しています。通常は小田急の各方面から代々木上原から地下鉄千代田線に直通し、北千住まで運行されていまが、ベイリゾート号は千代田線の途中で連絡線を通って有楽町線に入り、新木場まで運行されます。
そんなベイリゾート91号を利用しましたので、ルポします。ベイリゾート91号は新木場発本厚木行きの列車で、新木場発21時です。

新木場駅の案内表示に表示されたベイリゾート号です。地下鉄に特急車両がやってくるのが珍しいため、表示がぎこちないですが・・・。まあ、行先には本厚木そして和光市が並んでいます。多彩な車両がやってくる有楽町線ならの出来事です・・・。
列車は発車2分ほど前に
入線
してきました。新木場駅ではホームが1面しかなく、乗車ホームと降車ホームが分けられているのでダイヤ上余裕がない事によるものです。ベイリゾート91号は21時0分発ですが、その1本前の小手指行きが20時57分発なので3分しかありませんね・・・。

地下鉄内では混乱防止の目的から乗車口が限られていて、複数号車をまとめて一つのドアで乗降しています。従って、駅には写真のように9・10号車のシール貼られています。年に30日程度しか特急列車が来ない新木場駅でもちゃんと貼られていました。

地下鉄直通用に作られた60000形MSEの車内です。全体的に木目調でまとめられており、
落ち着き
が感じられます。まあ、50000形VSEをベースに設計されているので、50000形とほぼ同じ感覚です。普段の地下鉄車両では明るすぎるという印象があるので、地下鉄でこういう車両に乗るとギャップが大きく感じます。

ベイリゾート号の
切符
です。通常通り乗車券と特急券の2枚が発券されます。新木場駅では切符売り場に特急券用の自動販売機が1機設置されており、そこで買う事が出来ます。30日しか来ない駅でこんな立派なものが出来るとは信じられないですね・・・。ちなみに地下鉄千代田線の特急停車駅にはホームに特急券販売機が設置されています。

21時にベイリゾート91号が新木場駅を出発しますが、次の停車駅は
豊洲
です。有楽町線内での停車駅は豊洲のみで、他の駅は通過します。従って、各駅停車が当たり前な地下鉄の駅を通過するというめったにない光景を見る事が出来ます。そして、
桜田門
で列車は運転停車します。この駅は通過駅なのですが、停車する理由は
千代田線への連絡線
に入るためです。つまり、連絡線へのポイント切替を待つためです。ポイントが開通すると、列車は徐行しながら連絡線に入ります。
連絡線は地下鉄のどこにもあるのですが、全て工場入場などを目的にしており、旅客列車が通る事はめったにありません。従って、ベイリゾート号は連絡線を通る貴重な旅客列車という事になります。

連絡線内で暫く停車したあと、千代田線の
霞ヶ関
に入り、そこでまたも運転停車します。ちなみに霞ヶ関は通常のメトロはこねやメトロさがみやメトロホームウェイは停車しますが、ベイリゾートは通過扱いです。
霞ヶ関に到着した時点では北千住方面のホームに入っています。つまり、進行方向が逆になっていたのです。そこで、北千住方面のホームに停車した時点で先頭に車掌、最後尾に運転手が乗り込み、引上線に入ります。引上線上で運転士が交代し、同時に進行方向が変わり、これまで最後尾だった1号車が先頭になって代々木上原方面のホームに入線し、一旦停車します。そこで、有楽町線内で乗務した運転手及び車掌を降ろして代々木上原方面に出発します。
そこまでがベイリゾート号の見所です・・・。尚、ベイリゾート91号が新木場駅に入線した時点で座席が反対方向に向いているのですが、その理由は霞ヶ関駅での進行方向が変わることによるものです。

写真は霞ヶ関駅の代々木上原方面のホームに進入する列車です。特急列車でああいうシーンが見られるのは違和感ありですね・・・。
霞ヶ関を発車した列車は表参道のみ停車して千代田線を走り抜きます。尚、地下鉄線内では追い抜き設備がない事から先頭列車に続いて走行する必要があるため、所要時間はやや長めです。

地下鉄千代田線を走り、列車は
代々木上原
に到着します。しかし、列車は乗務員交代の関係で運転停車します。代々木上原は元々特急停車駅ではないので、仕方がないかもしれませんね・・・。
その後は成城学園前、新百合ヶ丘、町田に停車し、特急列車らしい走りになります。

新木場発車から1時間23分後に終点の
本厚木
に到着しました。新木場から乗り換えなしで本厚木まで行けるだなんて魅力ですね・・・。
ベイリゾート号は年に30日程度しか運行されない臨時列車ながら、連絡線を通ったり、引上線で進行方向が変わったりと魅力いっぱいの列車でした。如何ですか?
ベイリゾート号
を運行しています。通常は小田急の各方面から代々木上原から地下鉄千代田線に直通し、北千住まで運行されていまが、ベイリゾート号は千代田線の途中で連絡線を通って有楽町線に入り、新木場まで運行されます。
そんなベイリゾート91号を利用しましたので、ルポします。ベイリゾート91号は新木場発本厚木行きの列車で、新木場発21時です。

新木場駅の案内表示に表示されたベイリゾート号です。地下鉄に特急車両がやってくるのが珍しいため、表示がぎこちないですが・・・。まあ、行先には本厚木そして和光市が並んでいます。多彩な車両がやってくる有楽町線ならの出来事です・・・。
列車は発車2分ほど前に
入線
してきました。新木場駅ではホームが1面しかなく、乗車ホームと降車ホームが分けられているのでダイヤ上余裕がない事によるものです。ベイリゾート91号は21時0分発ですが、その1本前の小手指行きが20時57分発なので3分しかありませんね・・・。

地下鉄内では混乱防止の目的から乗車口が限られていて、複数号車をまとめて一つのドアで乗降しています。従って、駅には写真のように9・10号車のシール貼られています。年に30日程度しか特急列車が来ない新木場駅でもちゃんと貼られていました。

地下鉄直通用に作られた60000形MSEの車内です。全体的に木目調でまとめられており、
落ち着き
が感じられます。まあ、50000形VSEをベースに設計されているので、50000形とほぼ同じ感覚です。普段の地下鉄車両では明るすぎるという印象があるので、地下鉄でこういう車両に乗るとギャップが大きく感じます。

ベイリゾート号の
切符
です。通常通り乗車券と特急券の2枚が発券されます。新木場駅では切符売り場に特急券用の自動販売機が1機設置されており、そこで買う事が出来ます。30日しか来ない駅でこんな立派なものが出来るとは信じられないですね・・・。ちなみに地下鉄千代田線の特急停車駅にはホームに特急券販売機が設置されています。

21時にベイリゾート91号が新木場駅を出発しますが、次の停車駅は
豊洲
です。有楽町線内での停車駅は豊洲のみで、他の駅は通過します。従って、各駅停車が当たり前な地下鉄の駅を通過するというめったにない光景を見る事が出来ます。そして、
桜田門
で列車は運転停車します。この駅は通過駅なのですが、停車する理由は
千代田線への連絡線
に入るためです。つまり、連絡線へのポイント切替を待つためです。ポイントが開通すると、列車は徐行しながら連絡線に入ります。
連絡線は地下鉄のどこにもあるのですが、全て工場入場などを目的にしており、旅客列車が通る事はめったにありません。従って、ベイリゾート号は連絡線を通る貴重な旅客列車という事になります。

連絡線内で暫く停車したあと、千代田線の
霞ヶ関
に入り、そこでまたも運転停車します。ちなみに霞ヶ関は通常のメトロはこねやメトロさがみやメトロホームウェイは停車しますが、ベイリゾートは通過扱いです。
霞ヶ関に到着した時点では北千住方面のホームに入っています。つまり、進行方向が逆になっていたのです。そこで、北千住方面のホームに停車した時点で先頭に車掌、最後尾に運転手が乗り込み、引上線に入ります。引上線上で運転士が交代し、同時に進行方向が変わり、これまで最後尾だった1号車が先頭になって代々木上原方面のホームに入線し、一旦停車します。そこで、有楽町線内で乗務した運転手及び車掌を降ろして代々木上原方面に出発します。
そこまでがベイリゾート号の見所です・・・。尚、ベイリゾート91号が新木場駅に入線した時点で座席が反対方向に向いているのですが、その理由は霞ヶ関駅での進行方向が変わることによるものです。

写真は霞ヶ関駅の代々木上原方面のホームに進入する列車です。特急列車でああいうシーンが見られるのは違和感ありですね・・・。
霞ヶ関を発車した列車は表参道のみ停車して千代田線を走り抜きます。尚、地下鉄線内では追い抜き設備がない事から先頭列車に続いて走行する必要があるため、所要時間はやや長めです。

地下鉄千代田線を走り、列車は
代々木上原
に到着します。しかし、列車は乗務員交代の関係で運転停車します。代々木上原は元々特急停車駅ではないので、仕方がないかもしれませんね・・・。
その後は成城学園前、新百合ヶ丘、町田に停車し、特急列車らしい走りになります。

新木場発車から1時間23分後に終点の
本厚木
に到着しました。新木場から乗り換えなしで本厚木まで行けるだなんて魅力ですね・・・。
ベイリゾート号は年に30日程度しか運行されない臨時列車ながら、連絡線を通ったり、引上線で進行方向が変わったりと魅力いっぱいの列車でした。如何ですか?
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