アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

京都清滝愛宕山から地蔵山を残雪の道を往復、下山は月輪寺道へ 2016年3月17日 その3

2016-03-18 22:43:06 | 山歩き
愛宕山から地蔵山往復 その3
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反射板の付近は見晴らしが良く、集落が見える。亀岡市千代川あたりの集落だろうか。
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反射板は 何をどこに反射させているのだろうか。反射板のほうを見渡しても山しか見えない。
普通は鉄道の線路が見えるのだがなあ。
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歩いて行くと すぐに見通しの利かない森の中に入ります。
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往路に取り付けた ピンクの紐をキョロキョロと捜しながら戻ります。
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やっとあの分かりにくい地蔵山分岐に戻ってきました。
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暫くは往路の足跡を辿りながら戻ります。雪はさらに溶けてグチャグチャです。
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振り返ると地蔵山が見えました。
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愛宕山スキー場跡とはこんな場所なのでしょうか。
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来るときには気が付かなかった分岐がいくつもあります。GPSの軌跡を確認しながら戻ります。
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当初計画では岐路は「首無し地蔵」経由で帰るつもりでしたが、途中道案内してくださった亀岡のおじさんが
「道は分かりにくいよ。それと台風で道が崩れた場所があり 高巻する必要があるよ。月輪寺周りが
早くて安全だよ」と仰ったので 素直に従う事にしました。
地蔵山分岐の 分かりづらさや 地蔵山への道が不明瞭なので もう懲りました。
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月輪寺分岐まで戻ってきました。本当はこの道は歩きたくなかったのです。
後で述べますが、月輪寺の御住職の尼さんに通行料をせびられるからです。
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この道の最初は見晴らしが良く、とても気持ちのよい道です。
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京都市右京区あたりが良く見えます。遠くに微かに京都タワーの蝋燭姿が見えます。
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植林帯のジグザグ道をドンドン降りていくと 突然手書きの看板がありました。
夜間は通行禁止と書いてあります。
その後も立て続けに何枚も「夜間通行禁止」が数枚出てきました。
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この月輪寺の境内を通らないと下山できません。以前からこの寺に独居されている御住職の尼さんが
下山中に出てこられて

「この寺は檀家も居なくて 生活が苦しいし寺の維持も難しい。野菜を植えても鹿やサルたちに食べられてしまい
情け無い。よって少しでも良いから寄付をしてください」と500円を寄進させられた事が3回ある。
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今回は恐る恐る通りかかると 一人の女性ハイカーの肩が尼さんに捕まり、お話の相手をされていたので
是幸いに そそくさと通り抜けました。少しですがお賽銭を賽銭箱に入れさせていただきました。
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境内には以前より増して 「タバコをすうな。大声を出すな。ここから先は入るな。」などと
張り紙が沢山張られていました。終いには「息をするな」といわれそうなので 早々に退散しました。

大晦日などに初日の出を拝むために 夜中にこの境内を大声で歩くマナーの悪い奴らに 困られたのでしょうが
それにしてもちとやりすぎの感がしないでもありませんが。

でも満開の梅ノ木の横は浴室です。夜中に入浴中に どやどやがやがやワイワイ騒がれたらイヤでしょうねえ。
女性の一人暮らしですから。
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ジグザグの山道をドンドン下ると 川の水音が聞こえてきました。山ツツジの花があちこちで咲いていました。
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ようやく林道に下りてきました。「月輪寺はこちらですよ」「ここから月輪寺へ行けますよ」と手書きの看板が
10枚ほど架かっていました。「沢山お寺に来て欲しいけど夜は来ないでね」と言うことなのでしょう。

※夜間通行禁止の理由は「増え続ける事故防止のため」と書かれています。
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今度は何時来れるか分からないし、もう月輪寺道は通らないかもしれないので空也の滝へ寄って帰ります。
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急な登り路が続き、鳥居がいくつかあります。
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最終鳥居を潜ると空也の滝があります。
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霊感漂うような神秘的な雰囲気です。
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滝の右手にはお不動さんが祀られていて、左手には役行者(えんのぎょうじゃ)と枯れに付き従う「前鬼、後鬼」
の夫婦が控えています。

※役行者に「御前たちはこの山に留まり、修行をする人たちのために尽くせ」と命令された夫婦の従者「前鬼後鬼」
の御子孫は 1300年以上経った今も 奈良県上北山村で宿坊「小仲坊」を営んでおられます。現在は61代目当主
五鬼助義之氏です。
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後は林道をテクテクと30分弱歩きます。
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途中に高雄への分岐があります。モミジで有名な京都三尾といわれる栂尾(とがのお)高山寺、槇尾(まきお)
西明寺、高雄(たかお)神護寺へのハイキング道です。
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林道の下から もくもくと言いにおいの煙が立ち上ってきました。河原でバーベキューをしています。
私が車を止めた有料駐車場の敷地の下です。
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9時半にスタートして午後3時半に帰着。閉門に間に合ってよかった。
あの亀岡から来られたおじさんの導きがあればこそ順調に歩けました。
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実際に歩いた記録です。
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アップダウンを入れると標高差は1000メートルを越えていました。
歩行距離は16.4キロです。歩行時間は愛宕へ2時間、地蔵往復2時間、下山2時間の計6時間で休憩無しでした。
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別の日の岩湧山頂から見た愛宕山です。左の奥に猫の耳が見えます。直線で約30キロです。
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