春の霊仙山 その2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
汗拭き峠から急登を続けていたら、突然上から人が降りてこられました。私がスタートして1時間も
たたないのに もうは何時計回りで降りてこられたので びっくりです。
この方にお聞きすると 午前五時過ぎからスタートしたそうです。それにしても4時間半前後でここまで
来たので 一周5時間程度のペースなので 早い方ですね。私は一周6時間の予定です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このあたりから 次第に道に石が多くなりました。下をよく見て歩かないと 足首をひねるので
大変です。少し歩きにくくなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
道の周りも ごつごつして岩が多くなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからしばらく歩くと 見晴らしがよくなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
五合目見晴らし台と書いてあります。山頂までを ようやく半分来たということなんでしようね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
見晴らし台から 下を見下ろすと 町の向こうに山並みが見えて その向こうに何か見えますが
霞んでいて よく見えません。今日も花粉と黄砂が多いのでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
望遠にしてみると どうも琵琶湖が見えているようですが、はっきりとは分かりません。
もう少し 花粉や黄砂が落ち着いてくれたらいいのですが。せっかく登って来たのだから
景色を楽しみたいですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからしばらく歩くと 六合目に来ました。木々はかなり少なくなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それと上から降りてくる人が多くなりました。この山に来る人は マナーの良い方がほとんどで
皆さん、登りの私をよけて待っていてくださいます。ありがとうございます。
大阪の岩湧山、大和葛城山や奈良の金剛山、など 登る私に 道の真ん中で上から見下ろして 通せんぼするような
マナーの悪い奴は誰もいません。
特に岩湧山は秋のススキが黄金色になると 外国人特にアジア大陸や半島から来る
マナーの悪いアジア人が多くなり 糞尿やゴミをまき散らすので 掃除が大変です。
夕日に輝く 山頂のススキの黄金色の波がSNSで広まったらしいです。
登山道の真ん中でウンコする奴もいて片づけが大変です。
昔九州の韓国岳(からくにだけ)へ行った時も 地元のボランティアの方々が困っていました。
文字通りの カラクニから来る観光客が 糞尿やゴミをまき散らすので 困っていますと
皆さんおっしゃっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて周りの景色が 荒涼としてきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
右手に 高い山が見えてきました。あれが山頂なのでしようか。知り合いの この山に登った人に聞くと
山頂附近は台地になっていて 起伏が激しいらしいので サミットではないかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
暫く登ると目の前にも高い山が見えてきました。早く上へ上がって きょろきょろと周りを
見渡したいものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
暫く歩くと 見晴らしの良い道に出ました。遠くを見ると 先ほど「五合目見晴らし台」で見た景色は
やはり琵琶湖でした。先ほどより 少し上へ登ったので 花粉や黄砂が薄くなったせいで 遠くが
若干よく見えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここに来ましたが 周りは岩だらけなので どれがお猿さんか分かりませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この辺りは 恐らく石灰岩で出来た カルスト台地なのでしょうね。
荒涼とした中を歩いて行きます。でもこんな景色の中を歩いたことがあまりありません。
樽前山や雌阿寒岳、雄阿寒岳、旭岳、焼岳のような 草木がなく噴煙上がる荒涼とした中を歩くのは
気持ち悪いのです。御岳山へ二度行き三度目に行こうとした矢先の大噴火以来
噴煙上がる場所は 怖くなり 行かなくなりました。
しかし ここは歩いていて楽しいですね。
でもそんなに高山でもないのに 木が生えないのは やはり冬の天気が厳しいのでしよう。
前回 近江展望台直下で 強烈なブリザードで 倒されたので真冬の厳しさは実感できます。
昔石垣島や宮古島で暮らしていた時に 台風に何度も遭遇しましたが 風速40mを超えると
歩けません。倒されます。前回のブリザードは 風速40m前後だったのでしよう。
ちなみに 風速69mも経験しましたが 私の日産マーチが 浮かび上がって飛んでいきました。
しかもその上に軽トラが飛ばされてきて乗っかったので 翌日軽トラを下ろすのが大変でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここの地形で 歩くのに注意点は 踏み跡の分岐が多いことです。つまりあちこちに踏み跡が交差しているので
時々登山道を外れていないか 確認しながら歩いています。
しかし 道を間違えても 広い台地の全体が見渡せるので 遭難することはないでしようが、しかしとんでもない方向へ
降りていくと 帰りに車のところへ戻るのが大変です。
一応ジオグラフィカの地図に登山道が表示されているので安心です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その3へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー