鮫島氏は都知事選の予想で参議院選挙の蓮舫氏の得票数と前回の都知事選の小池氏の得票数を比較して論じている。全く異なる選挙であり、かつ都民の投票行動に確たる党派性はないと思う。単にムードや時々の情勢によって無党派層の動向は変わる。
四年前の知事選はコロナ禍とオリンピック開催だった。こうした特殊な緊張状況では、戦争や災害と同様に有権者は冒険的な選択行動は避ける傾向がある。
ましてや、相手候補が宇都宮健児と山本太郎じゃ、何をやるんだか恐いのである。都民はコロナ禍とオリンピックという特殊な社会情勢で、已むを得ず小池氏を選んだと解している。
日頃、鮫島氏の語り口は歯切れが良いが、朝日新聞政治部記者という奢りと個性としての自己顕示欲でミス・リードを招かないコトを願う。
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