玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

「読み飛ばし」という日本語

2021-08-20 11:22:08 | 政治

広島原爆祈念式典の挨拶で「読み飛ばし」と本人が原稿を見ながら謝罪したが、そんな乱暴な言い方が官僚の「言い訳文例集」にあったのか!

もし格好をつけるならば、「原稿を一部読み過ごしてしまい申し訳ない」と白を切るのではないか。実に在りのままの正確な表現で、よほど担当者が慌てて日常用語をつい書いてしまった文書を、これまた馬鹿正直に読み上げてしまった。

官僚の作文を読むだけの、何もしない、何もできない教養のない最高権力者をさらけ出している。

民衆は、時に気紛れに自らの能力に近い無教養な指導者を求めることがあるが、その結果として、指導者の粗雑さ、乱暴さ、無能さにも耐えることを覚悟せねばならない。

でも、それにも一定の限度があって「自宅療養で放置して殺していく」と言う人口政策は如何なものか?

スガは無能・無策と罵られ、党内からも愛想付かされてしまうだろう。でも自民党には代わりの人材も居ない。世襲坊ちゃんばかりの政党ではこれからどうなる事やら?

かと言って、立民党は民主党の後継野党として、8年間もアベ・スガ政権に蹂躙されていた。こちらも驚くほど元気のない政党と言わなければならない。多分「連合」に首根っこを押さえられているのだろう。

どうもエダノ君には、政権交代させる力量がないようだ。悲しいことに、彼はスガよりインテリだから、自分の無力さが解ってしまうんでしょうよ。自信のないカピバラの長い顔が、哀しそうに見えてしまう。

この国の政治はドンづまりかもしれない!

瘦せ細ったバッタ・・・。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現世利益の日本人 | トップ | 恫喝の政治 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事