じゃっくり

日常をひたすら記すブログ

蒸気機関車に出会う旅後半、砂丘イルミ

2009年12月14日 | 雑記
http://blog.goo.ne.jp/yo-_2004/e/41f9651659e4e84721b9007f08624d55

 前半は上のアドレスから。

 さて、鳥取市で優雅にカフェランチを楽しんでいた二人の旅行者。無事に若桜鉄道の一駅、郡家駅に乗れるのでありましょうか。14時39分発なのですが、なかなか駅周辺に停められる場所がない。それでも連れ合いが空き地を見つけてくれ、無事停車。急いで駅へと向います。
 若桜鉄道に乗るには郡家駅で切符を買うのではなく、自動なんとか証明書を買って、車内で清算しなければならないようです。



 ホームにいくまでに踏み切りを渡ります。この辺からしてすごい。それにしても寒い。暑がりの僕でさえ、ちょっとぶるぶるきます。気温は10度くらい。スカートとニーハイソックスの隙間にできた連れ合いの肌も鳥肌になっているのでしょうか。



 列車が到着。カメラで撮っている人がいました。列車マニアなのでしょうか。列車には鬼が描かれています。これは若桜の鬼ヶ城にちなんだものでしょうか。
 そうそう郡家駅に面白いものが。



 ぬいぐるみ(人形?)がいくつも置いてあったんです。農作業着に身を包んだ農家のものや、駅員のものや。面白いですね。
 郡家駅から6、7つ駅を巡れば終点の若桜駅に着きます。だいたい30分くらい。窓からは田園風景を楽しむことができます。中部に住んでいる我々からしたら、北栄町の風景と重なる部分があります。都会からきた人にはどう映るのでしょうか。
 若桜鉄道はカーブになると横揺れが目立つようになって、機関士の頭もころころ揺れているのが面白おかしかったです。
 かきほど郡家駅で見たぬいぐるみはどうやら若桜鉄道の各駅の椅子にも置いてあるようです。観光に一役かっていますね。
 ここで少しばかり銀河鉄道999を読む。

 15時すぎに若桜駅に着く。お金と証明書、整理券をもって(整理券も念のためもっておいた)機関士兼車掌さんに渡そうとすると、「往復されますか? それなら往復券を買われた方がいいですよ」と紙切れ二枚渡され、無賃で駅まで案内される。不可思議な顔で二人して改札を抜ける。どういうことなのか、しばらく呑み込めず。
 ちょっとして分かる。どうやら郡家、若桜間限定の往復券があるらしく、それを買われたら得ですよ、ということらしい。この券で若桜駅の蒸気機関車も見れるらしいし(みるには300円必要)、本来1000円円かかるところ、760円ですんでしまう。
 そんなこんなで、とりあえず蒸気機関車を見てみる。

 

「C12 157」という型らしい。倉吉市にあった蒸気機関車が「C11」だったので、繋がりがあるのでしょう。頭の部分の横にでかいタンクがある。これは一体。バックには枯れた桜の木。春には観光名所の一つになります。
 ちょっとすすんだところに、機関車の回転盤があります。レバーを引いて線路を替えたんでしょう。
 連れ合いは機関車を一周、二周。僕は機関車の横で銀河鉄道999を読む。

  

 これで今日の目的は達成である。ああ涙もでないほどの感動が沸き起こって……きたらいいんだけどね、まだ鉄道に無知なのででません。

 せっかく若桜まできたのでちょびっと観光しようと、駅から南を歩いてみました。それにしてもやっぱり寒いので、冷え性の女性には酷だったと思います。



 蔵通りを歩いてみることに。驚くのはその景色です。ずーっとまっすぐなんです。道が。飛行機の滑走場なのでしょうか。いやいや、言いすぎか。「線路が続いてたんじゃないの?」などと言いましたが、たぶん違うでしょう。寺と蔵が続くところだから、遠くまでみやすいようにこのような造りにしたのかもしれません。
 ぽくぽく歩くと着いたのがとある商店。16時。



 岸本商店。駄菓子や酒や野菜などが売ってあったように思えます。店全体が古い。中学生か高校生が出入りしていました。学校が近いから続いているんでしょう。おそらくは。



 一番の感動は「スーパーBIGチョコ」が置いてあったこと。これは僕が小学生の頃(20年前)に近所の駄菓子屋で学校帰りによく買っていたものです。まさかこの若桜の地にきて食べることになるとは。
 懐かしみを感じさせてくださった岸本商店に感謝です。

 そろそろ気温が10度を下回ろうかという時間です。少しずつ暗くなってきましたがとことこ歩きます。商店の前に文化財の橋が現れました。



 若桜橋。アーチ状の支えが三つもあるのは珍しいんだといいます。昭和9年建造。存在感があるねえ。
 我々二人は元陸上部です。寒くなったら走ればいいんです。すたこらさっさ。三分くらい小走りで走りました。ついたのは道の駅。



「桜ん坊」といいます。さくらんぼがとれるんでしょうか。
 若桜名物のものがほしいと思い、焼きさば寿司とおやきを買う。祖母にあげよう。



 まだ列車の発車まで時間があったので、暖房の効いた休憩所でしばらく休みました。



 帰りは「さくら4号」という列車。暗い中で見る人形のぬいぐるみは不気味でもありました。遠くではクリスマスイルミネーションが見られます。ことことと列車に揺られ、郡家まで帰りました。連れ合いはちょっと疲れたのか目を閉じています。僕は銀河鉄道999を読みました。

 

 帰りは鳥取砂丘のイルミネーションを観ました。予想外にたくさん人がいて度肝を抜かれました。今年は砂像も絡めていっそう派手になっていたように思えます。自分も含めてぜいたくな人らだなあと感じ入るのでした。

サンルーム、蒸気機関車に出会う旅前半

2009年12月14日 | 雑記
2009年12月13日(日)

 6時すぎには目覚める。休みで若桜町方面まで行く予定にしているが、降水確率が30パーセントなのでちょっと心配。
 8時すぎに北栄町にある「サンルーム」でモーニング。



 一番最初の客だったようです。入ったら店主らしいおじさんは椅子に座って新聞読んでました。いいねえ、このゆるい感じ。
 店内で目に入るのはでっかい鯛。といっても本物じゃなくて、魚拓みたいなの。おそらくここの店主が釣ってきたものだと想像。はられている絵画も海だったり、魚だったり、でかい水槽が置いてあるし、店主の趣味満載。でも洋風の壁面だったり、ライトだったりしましたよ。
 にしてもメニューがない。「メニューはありますか?」とお聞きしたら「朝だからモーニングしかないですよ」。たしかに朝だからモーニング。理にかなってますね。
 サンドイッチとサラダとミートソースのパスタ。モーニングにパスタがあるなんて珍しい。まあ味は期待したらいけません。喫茶店は雰囲気を味わうものでしょう。レトロだねえ。などと思いつつ辺りを見るも鯛。鯛。うわ、やっぱ鯛に目が言っちゃう。
 釣り好きの人はいってみてはどうでしょうか。

 今日の旅の目的は「若桜駅にある蒸気機関車の横で銀河鉄道999を読む」ということなのです。若桜駅に向う前に倉吉の蒸気機関車にあってきました。



 C1175というタイプだったようです。いいねえ。この黒光り。横に鉄道記念館という古びた建物もあったのではいってみました。無人です。なので、自分らで灯りをつけなければなりません。幽霊でもでそうです。
 倉吉線の写真がたくさんはってあって勉強になりました。昭和5年に開始されて、昭和60年に廃止になった線です。僕が5歳の頃に廃止になったんです。そのときには記念で汽車にのったんです。若い両親と一緒に写っている写真がいまも家に保管されています。

 11時からはパープルタウンで「届けビト」のライブを観賞。9曲も歌ってくれました。お気に入りの「見上げた空に」と「ペルセウス」を歌ってくれて嬉しかったです。それにしてもライブ慣れしてるねえ。新曲の「サクラサク」も歌ってくれました。次回のアルバムにも収録されるそうです。これはぜひともしゅんさん(届けビト兄)と一緒に歌いたい! コラボしましょう!
 こそこそ二人に気づかれないように帰ろうとしたら、しゅんさんにこっちこっちと呼び止められました。しまった。忍術レベルがまだ低い証拠です。

 パータンからでたあとは鳥取市むけてぶーん。「プチコパン」というおしゃれな乙女カフェにいきました。



 前に平日一度ここにきたことがあるのですが、そのときは駐車場が満車だったもので、三度くるくるして帰っちゃったんです。でも今回は日曜日。奇跡的に入れました。玄関から入ったところにもちょっとだけ列ができている人気ぶり。人気の理由はなんとなく分かる気がします。
 ズワイガニのクリームソースパスタを注文。うまいねえ。やっぱこの時期はカニだね。
 それにしても女性の客が多い。1対9くらいです。男女比率。男1人でもずかずかカフェに入っちゃう自分ですが、ここはちょっと厳しそうです。もうちょいと人が少なかったら入れそうですけどね。
 でたら14時前。列車の時間が刻々と迫ってきています。無事に乗れるのか? 
 後半へ続く。

宮参り

2009年12月14日 | 雑記
2009年12月12日(土)

 おいの宮参りがあったらしい。カメラの係りを頼まれたりしてましたが、しばらく撮影意欲がないので断りました。
 昼からの勤務。ほとんど残業することなく帰りました。帰ったら明日の予定をたて、銀河鉄道999を読んで就寝。

猫ダンス、レスト、一人忘年会

2009年12月14日 | 雑記
2009年12月10日(木)

 五時前に起きる。お昼はロールキャベツ。でも、ロールキャベツよりも困ったのはコーンスープです。コーン缶だけ入れても14人分にはまったく満たないので水をたしたら薄くなっちゃいました。で、なにで濃くするのかが問題になったのです。塩か、しょうゆか、塩コショウか。ちょっと塩を多めに入れて、こしょうもちょびっといれたらなかなかの味になりました。
 晩は忘年会。にゃんにゃんにゃんしてきました。あー、もうやっぱ照れが入っちゃう。後半一分は辛かったです。もともと人前で何かをするのがひどく苦手なのに、立ち位置がセンターかつ一番前だったのです。下を向いたり、目をつむったりしてなんとかのりきりました。
 飲み会ではいつも定住民(その場から離れないこと)です。あまり人と積極的に関わりたくないという意思表示でもあります。でもほとんど半強制的に参加しないといけないのが辛いところです。
 僕が積極的に話しかけた男性が一人います。年齢が同じで、同じく国公立大学を経て介護の道に入ってきた人です。境遇が似ていて、価値観なども似ている面があるので、これまで二度遊んだことがあります。たぶんこれからも遊んだりするんでしょう。そんな彼にずばっと指摘されました。「いつも同じ服ですよね」。はっとしました。深い青色の上着にストライプのパンツ。この格好は好きでよくしているのです。それこそ休みの日には三度に一度くらいはこれです。そして、どうやら毎回この格好で彼には会っているようなのです。
 忘年会が終わったあとは彼と二人でカラオケにいきました。まさかこういう展開になるとは思ってもみませんでした。

2009年12月11日(金)

 前日帰ったのは深夜1時30分くらいだったので、起きたら8時くらいでした。お風呂に入ったあと軽めに朝食をとり、午前中はもっぱら「銀河鉄道999」を読んでました。3巻まで読破。これは人生の教訓本でも通りますね。
 13時を過ぎてから外出。道の駅大栄の中にある「レストイン台場」にいってみました。



 バイキングになってるようです。冷めているものが多いので味はまあしょうがないです。座るスペースがたくさんあって、開放的なところでした。店員さんは肝っ玉母ちゃんのような人。バイキングなのにあれこれ干渉してこられるのでちょっと困っちゃいました。決して悪い人ではないのですが。
 まいったのが、時間です。2時ちょっと前に入りましたが、どうやら2時20分には皿を下げないといけないらしく、おばちゃんが「お客様、20分には下げないといけませんので、よろしくお願いします」なんて言ってくるんです。受付は2時までみたいですが、皿を下げるのは2時20分って。たったこの間20分しかないんです。これはまずいでしょう。「レストイン台場」の「レスト」って休憩所って意味ですよね。時間を聞いてからはあせってあせって。のどに肉を詰めちゃって大変なことになりました。レストしてないですよ、レスト。
 でてからは漫画倉庫に「銀河鉄道999」の4~6、8巻を求めていきました。
 晩は昨晩からはじまったあやめ池のイルミネーションを観ました。湖面に映りこむクリスタルイルミネーションが特徴です。これは毎年やってるみたいですね。今回はハスの花のイルミもしてました。



 あと、アーチ型のイルミも取り入れてましたねえ。橋が点灯してなかったのは残念でした。
 帰ってきてからは一人忘年会。ビールを一缶飲みつつ読書です。
 おやすみなさい。ちょうど0時。