http://blog.goo.ne.jp/yo-_2004/e/41f9651659e4e84721b9007f08624d55
前半は上のアドレスから。
さて、鳥取市で優雅にカフェランチを楽しんでいた二人の旅行者。無事に若桜鉄道の一駅、郡家駅に乗れるのでありましょうか。14時39分発なのですが、なかなか駅周辺に停められる場所がない。それでも連れ合いが空き地を見つけてくれ、無事停車。急いで駅へと向います。
若桜鉄道に乗るには郡家駅で切符を買うのではなく、自動なんとか証明書を買って、車内で清算しなければならないようです。
ホームにいくまでに踏み切りを渡ります。この辺からしてすごい。それにしても寒い。暑がりの僕でさえ、ちょっとぶるぶるきます。気温は10度くらい。スカートとニーハイソックスの隙間にできた連れ合いの肌も鳥肌になっているのでしょうか。
列車が到着。カメラで撮っている人がいました。列車マニアなのでしょうか。列車には鬼が描かれています。これは若桜の鬼ヶ城にちなんだものでしょうか。
そうそう郡家駅に面白いものが。
ぬいぐるみ(人形?)がいくつも置いてあったんです。農作業着に身を包んだ農家のものや、駅員のものや。面白いですね。
郡家駅から6、7つ駅を巡れば終点の若桜駅に着きます。だいたい30分くらい。窓からは田園風景を楽しむことができます。中部に住んでいる我々からしたら、北栄町の風景と重なる部分があります。都会からきた人にはどう映るのでしょうか。
若桜鉄道はカーブになると横揺れが目立つようになって、機関士の頭もころころ揺れているのが面白おかしかったです。
かきほど郡家駅で見たぬいぐるみはどうやら若桜鉄道の各駅の椅子にも置いてあるようです。観光に一役かっていますね。
ここで少しばかり銀河鉄道999を読む。
15時すぎに若桜駅に着く。お金と証明書、整理券をもって(整理券も念のためもっておいた)機関士兼車掌さんに渡そうとすると、「往復されますか? それなら往復券を買われた方がいいですよ」と紙切れ二枚渡され、無賃で駅まで案内される。不可思議な顔で二人して改札を抜ける。どういうことなのか、しばらく呑み込めず。
ちょっとして分かる。どうやら郡家、若桜間限定の往復券があるらしく、それを買われたら得ですよ、ということらしい。この券で若桜駅の蒸気機関車も見れるらしいし(みるには300円必要)、本来1000円円かかるところ、760円ですんでしまう。
そんなこんなで、とりあえず蒸気機関車を見てみる。
「C12 157」という型らしい。倉吉市にあった蒸気機関車が「C11」だったので、繋がりがあるのでしょう。頭の部分の横にでかいタンクがある。これは一体。バックには枯れた桜の木。春には観光名所の一つになります。
ちょっとすすんだところに、機関車の回転盤があります。レバーを引いて線路を替えたんでしょう。
連れ合いは機関車を一周、二周。僕は機関車の横で銀河鉄道999を読む。
これで今日の目的は達成である。ああ涙もでないほどの感動が沸き起こって……きたらいいんだけどね、まだ鉄道に無知なのででません。
せっかく若桜まできたのでちょびっと観光しようと、駅から南を歩いてみました。それにしてもやっぱり寒いので、冷え性の女性には酷だったと思います。
蔵通りを歩いてみることに。驚くのはその景色です。ずーっとまっすぐなんです。道が。飛行機の滑走場なのでしょうか。いやいや、言いすぎか。「線路が続いてたんじゃないの?」などと言いましたが、たぶん違うでしょう。寺と蔵が続くところだから、遠くまでみやすいようにこのような造りにしたのかもしれません。
ぽくぽく歩くと着いたのがとある商店。16時。
岸本商店。駄菓子や酒や野菜などが売ってあったように思えます。店全体が古い。中学生か高校生が出入りしていました。学校が近いから続いているんでしょう。おそらくは。
一番の感動は「スーパーBIGチョコ」が置いてあったこと。これは僕が小学生の頃(20年前)に近所の駄菓子屋で学校帰りによく買っていたものです。まさかこの若桜の地にきて食べることになるとは。
懐かしみを感じさせてくださった岸本商店に感謝です。
そろそろ気温が10度を下回ろうかという時間です。少しずつ暗くなってきましたがとことこ歩きます。商店の前に文化財の橋が現れました。
若桜橋。アーチ状の支えが三つもあるのは珍しいんだといいます。昭和9年建造。存在感があるねえ。
我々二人は元陸上部です。寒くなったら走ればいいんです。すたこらさっさ。三分くらい小走りで走りました。ついたのは道の駅。
「桜ん坊」といいます。さくらんぼがとれるんでしょうか。
若桜名物のものがほしいと思い、焼きさば寿司とおやきを買う。祖母にあげよう。
まだ列車の発車まで時間があったので、暖房の効いた休憩所でしばらく休みました。
帰りは「さくら4号」という列車。暗い中で見る人形のぬいぐるみは不気味でもありました。遠くではクリスマスイルミネーションが見られます。ことことと列車に揺られ、郡家まで帰りました。連れ合いはちょっと疲れたのか目を閉じています。僕は銀河鉄道999を読みました。
帰りは鳥取砂丘のイルミネーションを観ました。予想外にたくさん人がいて度肝を抜かれました。今年は砂像も絡めていっそう派手になっていたように思えます。自分も含めてぜいたくな人らだなあと感じ入るのでした。
前半は上のアドレスから。
さて、鳥取市で優雅にカフェランチを楽しんでいた二人の旅行者。無事に若桜鉄道の一駅、郡家駅に乗れるのでありましょうか。14時39分発なのですが、なかなか駅周辺に停められる場所がない。それでも連れ合いが空き地を見つけてくれ、無事停車。急いで駅へと向います。
若桜鉄道に乗るには郡家駅で切符を買うのではなく、自動なんとか証明書を買って、車内で清算しなければならないようです。
ホームにいくまでに踏み切りを渡ります。この辺からしてすごい。それにしても寒い。暑がりの僕でさえ、ちょっとぶるぶるきます。気温は10度くらい。スカートとニーハイソックスの隙間にできた連れ合いの肌も鳥肌になっているのでしょうか。
列車が到着。カメラで撮っている人がいました。列車マニアなのでしょうか。列車には鬼が描かれています。これは若桜の鬼ヶ城にちなんだものでしょうか。
そうそう郡家駅に面白いものが。
ぬいぐるみ(人形?)がいくつも置いてあったんです。農作業着に身を包んだ農家のものや、駅員のものや。面白いですね。
郡家駅から6、7つ駅を巡れば終点の若桜駅に着きます。だいたい30分くらい。窓からは田園風景を楽しむことができます。中部に住んでいる我々からしたら、北栄町の風景と重なる部分があります。都会からきた人にはどう映るのでしょうか。
若桜鉄道はカーブになると横揺れが目立つようになって、機関士の頭もころころ揺れているのが面白おかしかったです。
かきほど郡家駅で見たぬいぐるみはどうやら若桜鉄道の各駅の椅子にも置いてあるようです。観光に一役かっていますね。
ここで少しばかり銀河鉄道999を読む。
15時すぎに若桜駅に着く。お金と証明書、整理券をもって(整理券も念のためもっておいた)機関士兼車掌さんに渡そうとすると、「往復されますか? それなら往復券を買われた方がいいですよ」と紙切れ二枚渡され、無賃で駅まで案内される。不可思議な顔で二人して改札を抜ける。どういうことなのか、しばらく呑み込めず。
ちょっとして分かる。どうやら郡家、若桜間限定の往復券があるらしく、それを買われたら得ですよ、ということらしい。この券で若桜駅の蒸気機関車も見れるらしいし(みるには300円必要)、本来1000円円かかるところ、760円ですんでしまう。
そんなこんなで、とりあえず蒸気機関車を見てみる。
「C12 157」という型らしい。倉吉市にあった蒸気機関車が「C11」だったので、繋がりがあるのでしょう。頭の部分の横にでかいタンクがある。これは一体。バックには枯れた桜の木。春には観光名所の一つになります。
ちょっとすすんだところに、機関車の回転盤があります。レバーを引いて線路を替えたんでしょう。
連れ合いは機関車を一周、二周。僕は機関車の横で銀河鉄道999を読む。
これで今日の目的は達成である。ああ涙もでないほどの感動が沸き起こって……きたらいいんだけどね、まだ鉄道に無知なのででません。
せっかく若桜まできたのでちょびっと観光しようと、駅から南を歩いてみました。それにしてもやっぱり寒いので、冷え性の女性には酷だったと思います。
蔵通りを歩いてみることに。驚くのはその景色です。ずーっとまっすぐなんです。道が。飛行機の滑走場なのでしょうか。いやいや、言いすぎか。「線路が続いてたんじゃないの?」などと言いましたが、たぶん違うでしょう。寺と蔵が続くところだから、遠くまでみやすいようにこのような造りにしたのかもしれません。
ぽくぽく歩くと着いたのがとある商店。16時。
岸本商店。駄菓子や酒や野菜などが売ってあったように思えます。店全体が古い。中学生か高校生が出入りしていました。学校が近いから続いているんでしょう。おそらくは。
一番の感動は「スーパーBIGチョコ」が置いてあったこと。これは僕が小学生の頃(20年前)に近所の駄菓子屋で学校帰りによく買っていたものです。まさかこの若桜の地にきて食べることになるとは。
懐かしみを感じさせてくださった岸本商店に感謝です。
そろそろ気温が10度を下回ろうかという時間です。少しずつ暗くなってきましたがとことこ歩きます。商店の前に文化財の橋が現れました。
若桜橋。アーチ状の支えが三つもあるのは珍しいんだといいます。昭和9年建造。存在感があるねえ。
我々二人は元陸上部です。寒くなったら走ればいいんです。すたこらさっさ。三分くらい小走りで走りました。ついたのは道の駅。
「桜ん坊」といいます。さくらんぼがとれるんでしょうか。
若桜名物のものがほしいと思い、焼きさば寿司とおやきを買う。祖母にあげよう。
まだ列車の発車まで時間があったので、暖房の効いた休憩所でしばらく休みました。
帰りは「さくら4号」という列車。暗い中で見る人形のぬいぐるみは不気味でもありました。遠くではクリスマスイルミネーションが見られます。ことことと列車に揺られ、郡家まで帰りました。連れ合いはちょっと疲れたのか目を閉じています。僕は銀河鉄道999を読みました。
帰りは鳥取砂丘のイルミネーションを観ました。予想外にたくさん人がいて度肝を抜かれました。今年は砂像も絡めていっそう派手になっていたように思えます。自分も含めてぜいたくな人らだなあと感じ入るのでした。