☆*...専業主婦1年生...*☆

お料理・お出かけ記事を綴っています。
更新は不定期です。

祖母の四十九日法要

2009-12-25 | 家族

2009.12.23(WED)
この日、祖母の四十九日の法要を執り行いました。
もともと家族だけで・・・と思っていた法要だったので、私たちに叔母・大叔母数人が加わり、
こじんまりと私の実家で行うことになりました。
法要の後半は私たちも一緒にお経を唱えて供養をしたのですが、このときは
自分でも気持ちがとても落ち着くのが分かりました。私たちの声が祖母にも届いたかなぁ。。。

法要が終わった後は、車で10分ほどの場所にある霊園へ。
この時、自宅から霊園までは私が祖母を抱いて向かいました。これは私の希望でした。
祖母は、亡くなる前十数年間は施設や病院を転々としていたのですが、
転院、入院などの際は必ず私も祖母に付き添って一緒に車に乗ったものでした。
車の中で横たわる祖母の手を握り、声をかけながらいつも病院へ向かいました。
そして亡くなった日、病院から実家へ戻る時も・・・そして実家から葬儀場へ向かう時も・・・。
この時は母も一緒でしたが、最後に実家を出る時は本当に悲しくて母と2人、涙が止まりませんでした。
こんな私ですが、唯一、葬儀の後に火葬場へ行く時だけは霊柩車に乗れなかった。
車に乗れるのは4人で、両親・叔母2人をさしおいて私が乗れるわけもなく・・・
仕方がないことだけど、これは私にとってはすごく悲しいことでした。
だから納骨の時は絶対にぜったいに、私が祖母を抱いていたかった。
最後に祖母の部屋に別れを告げたときは本当に辛かったけれど・・・。
祖母を胸に抱きながら、私が赤ちゃんの時に祖母が私を抱いてくれている写真を思い浮かべました。
幼い頃の写真はどれを見ても祖母が私を抱いてくれています。
だから今度は私が祖母を・・・そう思いながら霊園へと向かいました。
祖母の存在をこの手で感じられるお骨を最後の最後にしっかりとこの胸に抱いていられたこと・・・
これだけはとても満足しているし、幸せだったと思っています。

この日は朝から雨が降ったり止んだり。とても心配なお天気でした。
でも納骨し、お経を唱えてくださっている間、驚くほどの強い日差しが降り注いで・・・
とても暖かく、きれいな太陽の光でした。祖母は今幸せでいてくれるのかな・・・そう思えた瞬間でした。
納骨が終わって霊園を出たときには、また雨が降り出して・・・本当に不思議でしたね。
祖母のお骨をお墓におさめるのは、やっぱりとても寂しかったし辛かった。
母は涙を流していたようです。でも私は、祖母がずっとここに眠っているわけではないんだ、ってそう思いたい。
いつでも私たちのそばにいてくれるんだから、なるべく悲しみ涙するのはよそう・・・と。
それでもやっぱりまだまだ寂しい気持ちに変わりはないですけどね。

納骨が終わり、みんなで食事会(お斎)を。観山荘本館で行いました。


お庭が見える素敵なお部屋でした。もちろん祖母のための影膳も用意していただいて・・・。


お店と料理は私が選んで決めたのですが、両親・叔母たちにも好評で
みんなで美味しく頂くことができました。祖母もきっとすぐ傍で喜んでくれていたと思いたいです。
 

祖母が亡くなって、毎日実家に通い祖母にお参りしてきましたが、
昨日はやっぱりとっても寂しかった。もう祖母の遺骨はここにはないんだ・・・と。
自宅にいても、祖母のお墓の方角ばかりが気になり眺めてしまいます。
幸いお墓はとても近い場所なので、いつでも行けるのは幸せなことですね。

昨日はクリスマスイブでしたが、今年は恒例の家族パーティーも中止しました。
まだまだそういう気持ちにはとてもなれないので・・・
さらに一昨日の法要が終わったとたん、夫が発熱してしまいました。
祖母が亡くなってずっと私たちのために精一杯尽くしてくれた彼なので、疲れが出たのかも。
今は熱も下がっていますが、まだ本調子ではありません。今度は私がしっかり彼をサポートしないとね。
大好きな祖母に安心してもらえるよう、これからも夫婦・家族みんな仲良く生きて行きたいと思います。