北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

寮の共用台所

2008-07-08 | 国際
今、泊まっているUCD(University College Dublin)の学生寮の
共用キッチンの写真です。この後ろにはリビングスペースがあって、
すばらしい寮です。

昨日、アイルランドの建築家に、
「ここの寮は、あしたからでもグループホームに使えるね」
というと、わらっていましたが、
一人ひとりの部屋は、家とはいえませんが、
20m2ほどの広さがあり、バストイレつきで完全にプライバシーが
守られ、音も漏れず、窓からはきれいな緑が見えて、
すばらしいものです。

夏には学生がいなくなるので、ゲストハウスとして貸し出しているよう
です。中くらいのスーパーもあって便利に暮らせます。

では、また明日。

アイリッシュ・ブレックファースト

2008-07-08 | 国際
アイルランドの朝食は、アイリッシュ・ブレックファーストと言われて、
有名なものだそうです。
バイキングが攻めてきて、バイキングの血を引くお国柄だから、
目いっぱいのエネルギーがこめられた朝食だろうと思って、
「フル・アイリッシュ・ブレイクファースト」を注文いたしました。

薄いパンをカリカリに焼き、目玉焼き、ブラック&ホワイトプディング(豚の
血が入った焼き物)に、ベーコン、トマトのソテー、マッシュルームのソテーが
ついて、8ユーロだったと思います。カプチーノが3.8ユーロ。
朝から精力つきますねえ。
おかげで、お昼を飛ばすことができました。

豚の血といい、なんといい、バイキングの熱い血を感じずにはおれない。

それに、この辺にはデンマークからのバイキングが攻めてきているので、
自立心といい、おっとりとした人間性、やさしい笑顔に
デンマークとの類似性を感じずにはおれないのです。

というのは、市内の観光名所となっているダブリンの最古の
クライスト・チャーチは、デーン人によって建てられたものだという
のです。
デーン人とは、The Dane。デンマーク人のことじゃあ、ございませんか。
この教会の隣には、バイキング博物館もあって、アイルランドに攻めてきた
バイキングのお勉強が子供と一緒にできるようになっています。

つまり、デンマークからのバイキングがこの地に押し寄せ、
その血が彼らに流れ、文化をうけついでいるのです。

パンも、ちゃんと横に切っておりました。


ということで、本日、無事わたくし目のプレゼンが無事終了して、
寮に帰っております。
かなり、日本とデンマークの高齢者住宅の住人の幸福感に
影響を与える要因について調査して、エビデンス(証拠)に基づいた
発表をしたので、たくさんのコメントをもらうことができました。

日本の学界とは異なるコメントを興味深く、ありがたく受け取りました。
その印象は、また後日お知らせいたします。
わすれないように、きちんとメモをしておきますね。

呼んでくださって、ありがとう!