北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

2,550円の寿司なりけり

2008-07-27 | 医療
こちらが、アムステルダムはスキポール空港にて、
航空会社からもらったバウチャー(14.98ユーロ)で食した寿司です。

なんと!

お店のカウンターではパックに入っていました。
カジュアルなお店だったので、そのまま出てくるものと
思っていましたが、このように、お皿にそれなりに並べてだされたので、
びっくり&うれしかったなあ。

それなりに見えるでしょう?

寿司と、がり&しょうゆが占める面積が同じというのも、おもしろい。

手前の小さな皿は左より、がり、しょうゆ、わさび&西洋わさび。
白いわさびは、ローストビーフにでてくるホースラディッシュだと思います。

かなりセンスのいい人が並べているな!
でも、きっとマニュアルがあって、その通りに並べたのかな?

こんな風に並べられると、ちょっとしたご馳走ではありませんか。
内容としては、日本の800円の並以下ですが、かにもどきをネタとして
使ってるサマには、涙さえちょちょ切れます。

味のほうも、なかなかのもの。
といっても、パックに詰めて冷蔵庫にいれられていたのですから、
ご想像にはおまかせしますが、それなりにおいしかったです。

また、手前のはしをご覧下さい。
これは、持ち歩きに便利な収納式になっておるのです。
ブルーの部分に仕舞い込めば、小さくして持ち歩くことができます。
日本では、マイ箸運動に関連して、それを包む袋などが考案されていますが、
これは見た事がなかったので、ちょっと感動。

ヨーロッパにおける日本食の人気は、かなり高まっているんですね。
ロンドンではヴィクトリア駅を中心に動いていましたが、
この駅の構内には「WASABI」というお店が、お寿司のファーストフードの
ブースを出していて、にぎりを一つ一つセロファンで包んで、二つで1ポンド
から1.5ポンド(220円~330円)で売っており、自分で取るセルフ式。
かなり売れている様子でした。
巻き寿司もあり、色づけにはパフリカ(赤)を入れていたり、
「TOFU」はあげを煮たもの、つまりいなり寿司のあげを芯にして巻いて
おりました。

朝早くおきて出かけるときに、ふと見るとプラットフォームのハズレに
この寿司を作る場所があり、やっぱり!!!
にぎりは機械で、作っている現場を確認してしまいました。

マークス&スペンサーもデリのお店を出していて、寿司パックやサラダパック、
フルーツ・サラダパックなどを3ポンド~5ポンドの値段で多種多様に出していて
これを利用すれば、ビタミン不足も心配なあああい。

ということで、日本食だよりでした。