Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

上海鉄路博物館

2011-10-25 00:22:02 | 日記 -China-
10月22日(土)

東京へ帰国する母を見送った後は、そのままうっぐと二人で上海鉄路博物館へ行ってみました。

上海鉄路博物館(Shanghai Railway Museum)
天目東路200号
地下鉄3,4号線「宝山路」駅から徒歩7分
入場料:10元(130cm以下無料)
休館日:日、月曜日

元々上海北駅だったところにあって、元々駅として使っていたイギリスの古典建築の建物を8分の1の大きさで再現しているらしい。

歩道の壁の隙間から洋館らしき物が見えてきて角を曲がると、大きな蒸気機関車が飾ってあって、うっぐもテンション上がる。

昔の駅のホームをイメージしていてホームには、世界の新幹線の紹介や中国の新幹線の線路やトンネルの製造過程などがパネルで展示されている。

するとうっぐ、「Renfe AVE!!」と久しぶりにスペインの新幹線の名前を叫んだ。
どれどれ、と見に行くと懐かしいスペインのAVE!しかも日本の九州新幹線800系つばめと並んでる。

でも「あれ??」解説をよく見てみるとAVEの方に「800系高速列車(日本)」と800系つばめの方に「algo350型高速列車(西班牙)」と。

言葉が通じたら教えてあげようと思ったけど、まったく英語が通じなかったのでそのままにしてきちゃいました...

博物館の前庭で暫く遊んだ後、館内に入ります。

土曜日の午後だと言うのに全然人がいません。
中もそんなに広くはなく、展示もそれほど多くないけど蒸気機関車が導入され、線路を作ってる写真やその時の資料など、小さいながらもそれなりに見応えはある。

昔の上海駅。

そして、1970年代の「宝山路」駅の様子。

道路を貨物列車がつい最近まで走ってたのにはビックリ。

そして、渋滞を避ける為に高架がひかれて、現在のように地下鉄だけとこの付近は上を走るようになったそう。


本当に急ピッチで上海を始め中国全土で鉄道も発展していってるんだなって言うのがよく分かる。だから事故も多いのかな...

うっぐも真剣に観てます。人が殆どいないので、殆ど野放し状態。


実は、この博物館が建っているイギリスの建物だった頃の上海北駅は、日本軍によって破壊されたそうです。
そんな歴史を紹介するコーナーがあり、映像も残っていて上映していた。

胸が痛いコーナー。

それからは、最新の中国高速鉄道のコーナーで、うっぐは真剣そのもの。

そして、パソコンを使って貨物車を誘導させたりするゲームや、貨物列車をそのまま乗せる船のところにもシミュレーションゲームがあったりして、約1時間楽しみました。


中は3周したかな?もういいだろうと外に連れ出す。
また一人で空想の世界に入って楽しそうに遊んでる。




ふと気がつくと16:30に閉館なのに16時ちょっとすぎにゲートが閉まっていた!
慌てて門に行き、出してもらった。

うっぐも大満足。
地下鉄に乗って買物して帰りました。

いつもの買物をする駅(陸家嘴駅)にこんなディスプレイがあったなんて気がつきませんでした。
上海を代表する建築がアクリルで勢ぞろい。

中でも今、建設中の「Dragon Tower」がもう仲間入りしているのが目を引く。
完成するとアジアで一番高いビルになるそうです。

これからも発展し続ける上海。
まだまだ勢いあります。

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2 コメント

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Unknown (ちゆママ)
2011-10-25 10:08:47
なかなか立派なようね。
鉄道マニアが居るとママも詳しくなるね~。
うちは全く興味ないので私はチンプンカンプンだわ。
何処の国のどの都市へ行っても子供が安価で遊べ学べる場所があるのがいいね。
真夏も真冬もいい休み場所になるしね。
英語が通じないながらも頑張って歩きまわってるね、偉い!
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>ちゆママさん、 (yukiko)
2011-10-30 04:59:37
はい、お蔭様で(^^ヾ
日本に帰ったらこんなに手軽に行けるところないだろうな~。
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