Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

2度目のバルセロナ -3-

2011-08-20 00:47:45 | 旅行 -Spain-
7月22日(金)~23日(土) -3~4日目-

最終日は、ガウディのCasa Milaを見て、お土産を買い、バルセロナの街をのんびり過ごす計画。

朝食は、ホテル近くのパン屋さんで済ませてから中心地へ向かう。
街頭もアートだね~。

銀行での用事をを済ませてからCasa Miraへ向かうけど、すごい列!

仕方ないけど、最後尾につく。
並んでる間も面白い外装にはしゃぐ、うっぐ。


15分位並んだところで、係員が「現金?カード払い?」と入場料の支払い方法を列の前から順に聞いて回っていた。
現金払いだと告げると、「じゃ、先にどうぞ」と列の一番前に案内された。
おまけに、ダメ元で学生証を提示したら、なんと割引された!
入場料、一人14€が10?€に!
ラッキー♪

中のパティオ。

内側から見た玄関の扉。
色も面白い~♪

ガウディの作品は、子供が見ても楽しくなるんだろうなと思う。
前回もそうだったけど、うっぐは、ガウディの作品を見るとすごく楽しそう♪
あまりにも有名なアパートの屋上。


屋上でもうっぐは、サクラダ・ファミリアやロンドンのガーキンに似た卵形の建物を見つけて大喜び。




屋根裏部屋には、ガウディのインスピレーションの素になってる物等の展示があり、それにも興味津々。



そして、展示用のアパートの部屋の中。


うっぐは、子供部屋に飾られたおもちゃに夢中。


お腹が空いたので、バゲット専門店で美味しそうなパニーニを見つけ頂く。

美味しかったけど、なんとこれだけで20€!!
高すぎ~~~~!!

この後は、メトロ直結のフニクラでモンジュイックの丘を登り、ミロの美術館に行く。

ここでも、ミロの明るい色彩と絵画に興味津々。



「これは何だろう?」

「あ、分かった!お腹だ!」と・笑


最後にうっぐお気に入りのこの作品。

うっぐが撮りました。

いよいよスペイン最後の夜。
夕飯の前にちょこっと一遊びするうっぐ。


夫、お気に入りの場所、バルセロネータのシーフードでまたセットを頂く。
前回このお店に来た時は、大雨で、人もまばら。
これからのスペインでの生活がどうなるのか不安いっぱいだった。

あの時と偶然にも同じ席に案内され、同じカルメロ(ボーイさん)が担当になって、同じ物を食べたけど、まったく気分が違う。
毎日毎日必死で、そんな日々がもう終わってしまう...そんな気分。
もう少しいたい気分。
季節もいいからなのかな~なんてお互いにいい聞かせたりする。

夕焼け(21:30回ってますが…)が色んな想いを思い起こさせてくれる…


部屋に戻り、荷物を積め翌朝は、朝6時過ぎにホテルを出発。
ホテルのそばのバス停で、エアポートバスの止まるスペイン広場まで行き、無事に空港へ到着。


ここで、なんと私達はおもむろに荷物を広げ、預け入れの荷物が重量制限の23キロになるように一つずつ調整をしました。
私達はなんと、この為にマドリードから体重計を持って来ていたのでした!!

本当は、ホテルでやるつもりだったけど、部屋が余りにも狭くてできず、なんとチェックイン直前に荷物の入れ替えを下のでした・笑
体重計は、もったいないけどその場で処分...
持って帰る余裕なし。

そんな訳で、なんとか、追加料金もとられず無事にチェックイン。

空港で朝食をとり、日本へ向けて出発。

本当に最後の時が来てしまいました。
なんとも言えない気持ち。

日本に帰るけどすぐまた上海での未知の世界が待っているからなんだか素直に「終わった~」って気にはなれない。
でもスペインでの生活は終わってしまったんだな...

また戻る日が来ますように!
Hasta luego Espana!


2度目のバルセロナ -2-

2011-08-20 00:03:55 | 旅行 -Spain-
7月21日(木) -2日目-

夫がお昼までに提出しなければならない試験があると言うので、私とうっぐは、二人で出掛ける事に。
バルセロナに住んでいたと言う友達に、レトロな路面電車とケーブルカーを乗り継いで、100年以上も前からある山の上の遊園地を目指す。
遊園地には入らなくてもそこから見るバルセロナがすごくいいと言うので二人で行ってみる事に。

Barcelona Santsからメトロに乗り「Provenca」でFGC線に乗り換え「Av.Tibidabo」で降りる(1.45€+1.45€)。
FGC線とは、メトロとは別料金。


「Av.Tibidabo」駅から「Placa del Funicra」とプラサ・デル・フニクラ駅間を走るレトロな青いトラム。運行は土・日曜、祝日の10:00~18:00が基本ですが、夏期は毎日20:00まで延長されます。片道€2.80、往復€4.30。
道順

地上に出ると目の前に雰囲気のある建物があって(今は改装中の病院)、

その脇からBlue Tramの始発停留所がありました!

タイミングよくその名のとおり、青い路面電車が現れて、大興奮!

「Av.Tibidabo」駅から「Placa del Funicula」駅間を走る1901年から走ってるレトロな青いトラム。
運行は土・日曜、祝日の10:00~18:00が基本ですが、夏期は毎日20:00まで延長されます。
片道€2.80、往復€4.30。

乗り場でチケットを購入して早速乗り込む。

ゆっくり、のんびり坂を登っていきます。

終点の駅には特に見どころもなく、向かいに山小屋風のケーブルカーの乗り場があるのみ。

窓口でチケットを購入(往復4€)。

入ってきたケーブルカーに興奮!中に入ってさらに興奮!
 
「この電車、中が階段になってるよ~~!」と。
ぐんぐん、山を登っていきます。

ホントに高い!

到着した駅のホームも階段!結構、急...

目がくらむ…

駅を出ると目の前に教会と1899年に作られたと言うティビダボ(Tibidabo)遊園地!


ここに前は観覧車があったのかな?さすがに100年前の観覧車は撤去されてしまったのかな…見当たりませんでした…??

山の頂上の遊園地。
決して大きくないけど、斜面の上にあってそれだけでスリル満点!
怖すぎる...

うっぐは乗り物に興味がなくて(また早くケーブルカーに乗りたくて仕方が無い)ラッキー。
こんな古い乗り物、ちょっと危険すぎる...

でも、ここから見渡すバルセロナはすごい!大きい街!

かすかに見えるガウディのサクラダ・ファミリア。
感動です。

15分おきに出ているケーブルカーにまた乗り込み山を下り、夫が待つホテルへ急いで戻る。


帰りには赤い路面電車も見れて、うっぐ大満足でした!

うっぐの喜ぶコースを教えてくれた友達に感謝。
うっぐは本当に喜んでいて「Mちゃんのママにありがとう~って言わないとね♪」なんて言ってました。ありがと~!

ホテルに戻ってからは、水着を持って今度は、バルセロナ近郊のビーチリゾート、シッチェス(Sitges)へ。
Sants駅からRenfe近郊線に乗って約40分(往復6.30€)。
←シッチェスの駅

1960年代にはヒッピーが集まり、今では、映画祭やジャズフェスティバル等が開催されちょっとおしゃれな感じ。
町も小さいけど、とってもかっこいい~。


一旦ビーチにでるけど、先にランチを済ませます。

Menu del Dia(日替わりランチセット)とピンチョス。
アサリとタラのご飯物とステーキのセットにClara(ビールのレモンジュース割り)を添えて美味しく頂きました!


さぁ、ビーチへ。

あまりの暑さにビーチパラソル(6.50€)とビーチチェア(5.50€)を借りました。
それにしても日本のビーチみたいに激混み!!
きちんと並べられたパラソルとビーチチェアで暫く休憩。

うっぐもあまりの日差しの強さに影の中でマドリードから持って来た砂場セットで遊ぶ。

ここで遊んで最後にポイして帰る約束で持って来ていた...

小1時間位休んだ後は、最後の地中海へ!

最初は、波打ち際で地味に遊んでいたうっぐだったけど、海もそんなに冷たくなかったので、私も今回初めて海に入り、うっぐと暫く波で遊ぶ。
うっぐを抱え、うっぐが足の届かないところまで行って、波をジャンプ!
相当楽しんでた、うっぐ。
ジャンプするタイミングが分かったのか、それ以降は、自分でジャンプしてました。
学習能力の速さにビックリ!

さすがに体が冷えたので、今度は日向で砂遊び。

黙々と遊ぶ。

あっと言う間に18時半!

海沿いの遊歩道で大きなシャボン玉を作ってる子供を見て「わ~~っ!」と拍手したりしながらまたバルセロナ市内に戻る。
こんな落書きだらけの電車も走ってます...

乗りたくない~!

この日は、サクラダ・ファミリアの近くで夕食をとりました。

シッチェスの空とは違って、どんより曇り空。
いつ見ても迫力満点。

こんな遊歩道があったんだね~と言いながらこの付近で軽くパスタを頂きました。
食べ終わって遊歩道に出てみると、なんとライトアップされたサクラダ・ファミリアが!

初めて見たライト・アップされてるのを見てまた感動!
この付近で食べてよかった~って心から思いました!
 
表と裏と証明の色を変えてるところもにくいね~。

さすがにうっぐも「ここ覚えてる!」と。

この11ヶ月、あまりにも沢山の出来事があって、うっぐの頭の中では、当初訪れた場所の記憶がどんどんかき消されてる様だったけど、ここは覚えてるみたい。
よかった~!
これからも、記憶の隅に残像だけでも残ってくれればと願うよ。

スペインでの滞在も残すは、あと1日となりました。
バルセロナ観光もあと1日残ってるけど、最後となるとやっぱりマドリードのGoya(私達が過ごした街)にもう一度行きたくなってしまう。
ロンドンに転勤して行った友達も「今、どこに一番行きたい」って聞いたら即答で「Goya!」って言ってたのを思い出した。
この時、まさにその気持ち。

なんだかドキドキしながら眠りにつきました...


...スペイン最終日へ続く...

2度目のバルセロナ -1-

2011-08-19 23:10:28 | 旅行 -Spain-
通常ならば、マドリードから直接日本に帰るところを、私達はなんともう一度バルセロナに行く事にいていた。
そして、2日半バルセロナに滞在し、そこから帰国する。
いよいよ本当に最後の旅行。

7月20日(水)~23日(土)3泊4日の旅。


7月20日(水) -1日目-

うっぐの念願のRenfe AVE(スペインの新幹線)に乗ってMadrid Atocha~Barcelona Santsに向かう(約3時間)。
チケットを予約した5月頃、まだ夫の学期末試験がいつ終わるか正式に日程が決まってなかった為、先に私とうっぐのチケットだけ購入。

今月に入り運良く一科目がTake Home Examとなり、家からメールにて講師に提出するものとなり、結局夫も同じRenfe AVEでバルセロナに行ける事になった。
ただ、もちろん車両も席も別。
うっぐと二人旅のような感じ。

大荷物を持ってホームに降り、最新型のAVE(新幹線)に何故かちょっと照れたりする。

隣のホームにもAVEだらけでテンション上がりまくり。

最新型だけあって席も綺麗だし、すごくゆったりしてる。

何度も見てきたAtocha周辺の景色。
Adios~!覚えててね。

マドリードから約3時間でバルセロナに到着。
午後15:30頃。バルセロナは、カラッカラのマドリードに比べて湿度も適度にあって、気温も26度ちょっと。
とっても快適!
大荷物を休み、休み、コロコロ転がしながらホテルまで歩いていってチェックイン。

荷物を置いて、早速散歩にでかける。
前回行っていないところを回ってみることに。

前回バルセロナに来たのは、9ヶ月前の10月。
その頃は、バルセロナのメトロが暗くて怖い印象だったけど、うっぐも「もう怖くない」と。
マドリードのメトロに比べて色使いも暗くて古いせいかな...なんとなく物騒な印象を受ける。
あとメトロの値段が5セントだけど値上がりしていた...大人1.45€になっていた。

この「リセウ(Liceu)」駅はまだ明るい。

以上の遊歩道をイメージしているのだろう。

駅から地上に出てちょっと歩いた所に何気にあるミロのモザイク。


そのままゴシック地区に入り、14世紀のサンタ・マリア・ダル・ピ教会を通り、


今度は、ピカソが描いた壁画のあるビル。


うっぐも楽しいアートにあふれた街を歩くのは苦じゃなさそう。


ここは、まるで13~14世紀の世界にタイムスリップしたかのよう。

近代的なイメージのバルセロナにもこんな趣のあるところがあるなんて、なんか新鮮。

最近はおしゃれなカフェも多くおしゃれな人達で賑わっている。

この階段であのコロンブスが時の王と謁見したそう。

うっぐは、「あ、日本語!あ、お寿司だ!」とお寿司食べたい~と。

日本に帰る直前にお寿司はね…と、美味しいシーフードを食べに行こうと気を紛らわす。

古い町並みを抜けると、

近代的なビーチフロント、バルセロネータにでる。


うっぐも覚えてるんだか覚えてないんだかよく分からないけど、どんどん歩いて行く。

やっぱりビーチ沿いは気持ちいいね~と言いながら。

前回来た時に私がダウンして、せっかく頼んだご当地セットメニューを目の前にして何にも食べれなかったので、今回はリベンジ!

同じお店のコースを頼む。



いや~完食♪
美味しかった~~

やっぱりハイシーズンとオフシーズンに来るのでは雰囲気が全然違うことに気づく。

とっても華やか。

もう22時近いと言うのにまだちょっと明るい。
うっぐも楽しかったみたいで、この変なお顔のオブジェの下で一踊り♪


初日は、こんな感じで2度目のバルセロナをのんびり楽しんで終わりました。
ただ、とても華やかな街で楽しいんだけど、もうマドリードに戻らないんだと思うと急に寂しくなってしまって...
最初の半年は、早く帰りたい、マドリードから脱出したいまで思っていたのに、不思議な感覚。




...つづく...

Adios Madrid!

2011-08-13 00:48:49 | 日記 -Spain-
7月15日~20日

山への小旅行、コルドバの小旅行が終わり、後は家の片付け&荷造りのみ。

15日に大家さんと不動産屋さんが来て、家の状況の確認に来て問題なく綺麗に使っていたので、デポジットで支払っていた家賃2ヶ月分が戻ってくる事が確定。
何より嬉しい!
19日に室内のメンテに業者が来て、20日の10時に鍵の引渡し。

それまでに、置いて行くもの、夫の学校の人に引き継ぐもの、持って帰るもの、捨てるものに分けて進めようとするけどなかなかそう上手くは行かないもの。
毎日暑くてやる気が出ないのも確か(冷房無いし…)。

一番問題なのはうっぐのもの。
本当はもって帰りたいくらいお気に入りのお友達から譲ってもらったバイク。
でもうっぐも友達に譲ると言う事で既に納得していた。

お友達に譲る前の日は、もちろんバイクに乗ってうっぐの好きなところに行くと言う約束。
やっぱりレティーロへ。


レティーロの樹木の看板を見たり、大きな松ぼっくりを見つけたりと久しぶりに私と二人きりでの公園を満喫。
殆ど毎日の様に来た公園。思い出深いです…


後から試験勉強が終わった夫と合流、帰国用のスーツケースを買いに行ったりして、最後は思う存分乗りました。

翌日、お友達の家まで乗って行って、バイクとバギーをそのお友達に譲ってきた。
他にも、炊飯器や瞬間湯沸かし器、プリンター等、先輩達から譲り受けたものを引き継ぎ、いよいよっ帰国って実感が沸いてきた。

うっぐもバイクとバギーには特別な想いがあったからよくすんなりあげれたな~。
この11ヶ月でここまで成長したんだね。

友達の家を出てからちょっとシンミリしたうっぐをギュッと抱きしめ、気分を換えフルーツを買いに行く。
買いに行ったのは、この桃。

このつぶれた感じの桃が日本の桃の味に一番近いと友達に教えてもらってからずーっとこれがお気に入り。
これで、200円位!
いくらでも食べれちゃう!

午後は、試験勉強中の夫の邪魔にならないようにまたレティーロへ。
でもこの暑さで公園には、誰もいません(15時半ごろ)。
遊具も熱くて触れません。

仕方なしに、木陰で地味に砂遊び(そう、砂場セットもこれが遊び収め)。

せっせと「ママの為にケーキ作ってるの!」と色んな物を作ってくれます。

そして飽きた頃、今度は、枝で砂にお絵描き。

上から全体像を見て…

ひたすら描き続けました。


描いたのは、ロンドン・アイとビッグ・ベン。
「ロンドン楽しかったね♪」と。

ようやく19時頃。やっと遊具にで遊べる時間。
マドリード最後のブランコ!

やっと自分でこげるようになりました!

とってもいい感じでマドリードライフが終わろうとしていた矢先!

鍵の引渡しの前日は朝から業者の人が来て、天井の照明器具をダウンライトに変更するんだと言って、天井に穴を開けて、部屋中はがれたペンキだらけにしていくは、それが終わったらヒーターの交換もし出して、なんと2時間程度で終わるはずの作業がなんと一日がかり、18時までかかってしまって荷造りなんかできやしない!
最後の最後にスペイン人にやられた~。
こんな事、私達が出て行ってからやってよ~~~!!

もうこうなったら、夕食を先に食べて徹夜でするしかない!と開き直る。

気分転換に、Mちゃんにあげたい日本の絵本を渡す為に、Mちゃん親子にわざわざ近くまで来てもらい、チュロスを食べる事に。
別れ際にMちゃんが、ターって走ってきてうっぐのほっぺにチュッとしてくれて、また走って行ってしまった。
大きな声で「バイバイ~!元気でね~!」と手をふった後、うっぐが私に「ちょっと寂しい」と初めて口にした…
うっぐ、泣くのを一所懸命こらえてました
「ママも寂しい。でも必ずまた会えるから。」と言うことしかできなかった。

その後は、言うまでもない、荷造りに追われる事に。
結局、出発の当日の朝にもうひとつスーツケースを購入、即効で当初予定していたダンボール箱から入れ替えてギリギリ。

大家さんに鍵を返して、色んな事があったマドリードの部屋を後にする。
アパートのレセプションの人にさよならをいい、建物を出たけど、あまりの荷物の多さ&重たさにタクシーに乗ることになった。
最後にお世話になったお肉屋さんで写真を撮って帰るつもりだったのに、ちゃんと挨拶もしてなかったのに、こればっかりどうにもならない。

大きいスーツケース3つと、機内持込用の荷物が3つ。
タクシー2台に分かれて、Atocha Renfe駅に向かう。

私達は最後にバルセロナによって、そこから日本入りをする為、最後はRenfe AVE(スペインの新幹線)に乗って行くわけだけど、規定では、一人につき荷物は、2つまでで重量制限も一応ある。
しっかりオーバーしている私達は、内心ドキドキ。
これで乗れないとなると駅構内の郵便局から郵送しないと、など考えていたけどなんとか無事通過。
後は、列車内の荷物置き場を確保できればもう安心。

そんな訳で、最後の最後までドタバタでこの色んな事があった約11ヶ月を振り返る余裕もマドリードを離れる実感も何もあったものじゃなかった…
あっと言う間にマドリードを離れてしまいました。

最後はいつもドタバタ…
スペインに行く時もそうだった。
私を知ってる人は「らしい」と思うかもしれませんね…

こうなったらバルセロナでのんびりスペインでの生活を振り返るしかない。
マドリードがいつの間にかホームになっていた私達。
アウェイのバルセロナでマドリードライフの余韻に浸ることにします…


思い出作り

2011-08-12 11:53:00 | 日記 -Spain-
また久しぶりの更新になってしまいました…
今週始めから、私とうっぐの二人で母と、祖母と親戚のいる広島に遊びに来ています。
今まで親子3人暮らしだった上、保育園にも幼稚園にも行っていなかったせいもあり、なかなか挨拶ができなかったり戸惑いも多いけど、それなりに楽しんでる感じです。


...引き続き、スペインでのラストスパートの日々の記録です...


7月18日(月)

この時一番気の合うMちゃんがサマースクールが終わった事もあり、思い出作りとして朝からマドリード近郊の山に行く事に
あともう一人、仲良しのSちゃんは学校を休んでもらってまでして来てくれました

Mちゃんママが選んでくれた場所は、Mちゃんの学校の遠足で行ったと言う、山あり、川あり、牧場、オーガニックの農場ありのとっても魅力的な場所。
マドリード中のコロン広場「Colon」近くのRenfeの駅「Recoletos」から乗ります。
駅のホームで朝ごはんを食べながら3人で超~ハイテンション

電車の中でも大騒ぎ
周りの人も「あ~子供達楽しそうだね~」みたいな感じで苦笑いで済んでよかった~
日本だったら絶対に怒られてるくらい賑やかだったら、スペイン人の寛大さに感謝でした

マドリードからRenfe(C-8号線)で「Cercedilla」と言う駅に到着。約45分の旅(片道4.60€/大人)。
降りたホームでも大騒ぎ。
一秒たりともじっとしてない…

でもさすが山の中だけあって、空気がキレイ~!そして涼しい~!
避暑地にやって参りました!


実は、ここから更に電車を乗り継ぐ予定だったけど、駅員に聞いたら「もうその駅に停まる電車はない」と言われ、スペイン語がペラペラなMちゃんママがタクシーの運転手さんと話をつけてくれてタクシー行く事に。
親と子の2人組が3組、計6人だった私達は、1台のタクシーには乗せてもらえず、2台に別れる時、うっぐは「ママと。」なんて言っていたけど、Mちゃんが「うっぐと!」と強引にうっぐの手を引っ張って行って、結局子供3人+MちゃんママとSちゃんママと私の2台に別れて目的地に向かう。
駅から更に山道をぐんぐん登り、単線の線路の横を通り乗馬の人たちとすれ違い、


約10分位で到着(9€/台)。
タクシーの中でちゃんとシードベルトを締め、両手に「花」のうっぐ

楽しそうで何より!

降り立った所。なんとも言えないのどかな景色~

気持ち良い~!こんなところ、スペイン語が分からないと絶対に来れないよ...

タクシーを降りて暫くすると「Rio Pradillo」と言う牧場/農場の看板がありました。

ここです。

夏休みらしい光景に親達も楽しい~♪

マドリードではあんまり見かけない蝶々を見つけ、それを逞しく捕まえるMちゃん。

Sちゃんとうっぐは、恐る恐る見てます...
3人とも都会っ子なのにこの違いは何?
母、もっと頑張らないとと反省...


山道をどんどん歩き、ようやく農場に到着。

気持ちのいいところ!

ここで、お昼に食べるパンや、チーズ、ヨーグルトや野菜を購入。

もちろん全部この農場で手作りしている物で全てオーガニック。

買い物中も子供達はムシを見たり、手作りのベンチに座ってみたり。


この農家の牛たちの邪魔にならないように森の中に入っていき、ランチをする川を目指します。
ワクワク、ドキドキ、夏の探検隊みたいだね、とみんな張り切って歩きます!


川を見つけ、木陰の下で陣地を構える。

早速チーズを切り、パンに乗せて頂く。
これがまた美味しい~~!

木陰の下は涼しいし、空気も美味しいし、食べ物も美味しいし。

お腹が落ち着いたところで、早速川遊び開始!

裸足になって川に入るけど、メチャメチャ冷たい!!
頭にキーーーーーーンと来る感じ。

でも子供達は、楽しそう~♪

うっぐも気持ちいいね~と。


水道水の様に本当に水がきれい!


珍しいトンボを見つけたり、
←胴体も羽も綺麗な目の冴える様な青色!
生まれて初めてアメンボウやヤゴを見たりとあっという間に時は流れ、帰る時間になってしまいました。
帰り道もみんな、それぞれ見たもの感じたことを話しながら元気に歩く。

疲れ知らず!

私達もこの大自然の中ですっかりリフレッシュ、元気になりました!
牛たちにもAdios!


行きとタクシーに迎えに来てもらい、Cercedillaの駅に向かうと調度マドリード市内行きの電車が到着。

帰りの電車の中では、子供達は熟睡するどころか、誰一人一睡もせずまたまた大騒ぎ。

あっと言う間にマドリードが近づいて来ちゃいました。

この日が最後になるかもしれないと、スペイン風に「un beso!」と女の子達がうっぐにチューをしてくれようとしてるのに、うっぐは、テレて逃げまくり。
結局走り回っていつもの様にAdios!でした...


最後に本当に楽しい思い出ができました
Mちゃんママに感謝です。
色々と調べてくれて本当にありがとう♪

もっと前から、そしてまたこんな小旅行したいと心の底から思ったけど、もう日にちが無いんだよね...寂し過ぎる...。
でもいつかまたこんな旅行ができる事を願って。

うっぐも私もこんなに楽しい思い出できて幸せです。ありがとう~~



そして、この楽しい旅行から家に戻ったら、今度は最近よく遊んでいた台湾の友達家族と夕食の約束がありました。
最近、お気に入りの近所の火鍋の中華料理店で会う事に。

Yuelai Hotpot Restaurant 『悦来』
Calle de Hermosilla 92,
Madrid 28006, Spain

私達は、中国語もスペイン語も喋れないから中国語を話す友達と一度ここに来て、本場の人達の食べるものを食べてみたかったのだけど、やっと実現。
家族ぐるみでお世話になって、きっとこれからも家族ぐるみで年に何回かのペースで逢えるだろうこの素敵な家族にも感謝、感謝です。
うっぐが英語を話して遊ぶ大切なお友達。
最後に日本にはもって帰れないおもちゃを二人にあげ、最後まで仲良く走り回る。


この出会いに感謝☆
胸いっぱいの一日でした