Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

2度目のバルセロナ -3-

2011-08-20 00:47:45 | 旅行 -Spain-
7月22日(金)~23日(土) -3~4日目-

最終日は、ガウディのCasa Milaを見て、お土産を買い、バルセロナの街をのんびり過ごす計画。

朝食は、ホテル近くのパン屋さんで済ませてから中心地へ向かう。
街頭もアートだね~。

銀行での用事をを済ませてからCasa Miraへ向かうけど、すごい列!

仕方ないけど、最後尾につく。
並んでる間も面白い外装にはしゃぐ、うっぐ。


15分位並んだところで、係員が「現金?カード払い?」と入場料の支払い方法を列の前から順に聞いて回っていた。
現金払いだと告げると、「じゃ、先にどうぞ」と列の一番前に案内された。
おまけに、ダメ元で学生証を提示したら、なんと割引された!
入場料、一人14€が10?€に!
ラッキー♪

中のパティオ。

内側から見た玄関の扉。
色も面白い~♪

ガウディの作品は、子供が見ても楽しくなるんだろうなと思う。
前回もそうだったけど、うっぐは、ガウディの作品を見るとすごく楽しそう♪
あまりにも有名なアパートの屋上。


屋上でもうっぐは、サクラダ・ファミリアやロンドンのガーキンに似た卵形の建物を見つけて大喜び。




屋根裏部屋には、ガウディのインスピレーションの素になってる物等の展示があり、それにも興味津々。



そして、展示用のアパートの部屋の中。


うっぐは、子供部屋に飾られたおもちゃに夢中。


お腹が空いたので、バゲット専門店で美味しそうなパニーニを見つけ頂く。

美味しかったけど、なんとこれだけで20€!!
高すぎ~~~~!!

この後は、メトロ直結のフニクラでモンジュイックの丘を登り、ミロの美術館に行く。

ここでも、ミロの明るい色彩と絵画に興味津々。



「これは何だろう?」

「あ、分かった!お腹だ!」と・笑


最後にうっぐお気に入りのこの作品。

うっぐが撮りました。

いよいよスペイン最後の夜。
夕飯の前にちょこっと一遊びするうっぐ。


夫、お気に入りの場所、バルセロネータのシーフードでまたセットを頂く。
前回このお店に来た時は、大雨で、人もまばら。
これからのスペインでの生活がどうなるのか不安いっぱいだった。

あの時と偶然にも同じ席に案内され、同じカルメロ(ボーイさん)が担当になって、同じ物を食べたけど、まったく気分が違う。
毎日毎日必死で、そんな日々がもう終わってしまう...そんな気分。
もう少しいたい気分。
季節もいいからなのかな~なんてお互いにいい聞かせたりする。

夕焼け(21:30回ってますが…)が色んな想いを思い起こさせてくれる…


部屋に戻り、荷物を積め翌朝は、朝6時過ぎにホテルを出発。
ホテルのそばのバス停で、エアポートバスの止まるスペイン広場まで行き、無事に空港へ到着。


ここで、なんと私達はおもむろに荷物を広げ、預け入れの荷物が重量制限の23キロになるように一つずつ調整をしました。
私達はなんと、この為にマドリードから体重計を持って来ていたのでした!!

本当は、ホテルでやるつもりだったけど、部屋が余りにも狭くてできず、なんとチェックイン直前に荷物の入れ替えを下のでした・笑
体重計は、もったいないけどその場で処分...
持って帰る余裕なし。

そんな訳で、なんとか、追加料金もとられず無事にチェックイン。

空港で朝食をとり、日本へ向けて出発。

本当に最後の時が来てしまいました。
なんとも言えない気持ち。

日本に帰るけどすぐまた上海での未知の世界が待っているからなんだか素直に「終わった~」って気にはなれない。
でもスペインでの生活は終わってしまったんだな...

また戻る日が来ますように!
Hasta luego Espana!


2度目のバルセロナ -2-

2011-08-20 00:03:55 | 旅行 -Spain-
7月21日(木) -2日目-

夫がお昼までに提出しなければならない試験があると言うので、私とうっぐは、二人で出掛ける事に。
バルセロナに住んでいたと言う友達に、レトロな路面電車とケーブルカーを乗り継いで、100年以上も前からある山の上の遊園地を目指す。
遊園地には入らなくてもそこから見るバルセロナがすごくいいと言うので二人で行ってみる事に。

Barcelona Santsからメトロに乗り「Provenca」でFGC線に乗り換え「Av.Tibidabo」で降りる(1.45€+1.45€)。
FGC線とは、メトロとは別料金。


「Av.Tibidabo」駅から「Placa del Funicra」とプラサ・デル・フニクラ駅間を走るレトロな青いトラム。運行は土・日曜、祝日の10:00~18:00が基本ですが、夏期は毎日20:00まで延長されます。片道€2.80、往復€4.30。
道順

地上に出ると目の前に雰囲気のある建物があって(今は改装中の病院)、

その脇からBlue Tramの始発停留所がありました!

タイミングよくその名のとおり、青い路面電車が現れて、大興奮!

「Av.Tibidabo」駅から「Placa del Funicula」駅間を走る1901年から走ってるレトロな青いトラム。
運行は土・日曜、祝日の10:00~18:00が基本ですが、夏期は毎日20:00まで延長されます。
片道€2.80、往復€4.30。

乗り場でチケットを購入して早速乗り込む。

ゆっくり、のんびり坂を登っていきます。

終点の駅には特に見どころもなく、向かいに山小屋風のケーブルカーの乗り場があるのみ。

窓口でチケットを購入(往復4€)。

入ってきたケーブルカーに興奮!中に入ってさらに興奮!
 
「この電車、中が階段になってるよ~~!」と。
ぐんぐん、山を登っていきます。

ホントに高い!

到着した駅のホームも階段!結構、急...

目がくらむ…

駅を出ると目の前に教会と1899年に作られたと言うティビダボ(Tibidabo)遊園地!


ここに前は観覧車があったのかな?さすがに100年前の観覧車は撤去されてしまったのかな…見当たりませんでした…??

山の頂上の遊園地。
決して大きくないけど、斜面の上にあってそれだけでスリル満点!
怖すぎる...

うっぐは乗り物に興味がなくて(また早くケーブルカーに乗りたくて仕方が無い)ラッキー。
こんな古い乗り物、ちょっと危険すぎる...

でも、ここから見渡すバルセロナはすごい!大きい街!

かすかに見えるガウディのサクラダ・ファミリア。
感動です。

15分おきに出ているケーブルカーにまた乗り込み山を下り、夫が待つホテルへ急いで戻る。


帰りには赤い路面電車も見れて、うっぐ大満足でした!

うっぐの喜ぶコースを教えてくれた友達に感謝。
うっぐは本当に喜んでいて「Mちゃんのママにありがとう~って言わないとね♪」なんて言ってました。ありがと~!

ホテルに戻ってからは、水着を持って今度は、バルセロナ近郊のビーチリゾート、シッチェス(Sitges)へ。
Sants駅からRenfe近郊線に乗って約40分(往復6.30€)。
←シッチェスの駅

1960年代にはヒッピーが集まり、今では、映画祭やジャズフェスティバル等が開催されちょっとおしゃれな感じ。
町も小さいけど、とってもかっこいい~。


一旦ビーチにでるけど、先にランチを済ませます。

Menu del Dia(日替わりランチセット)とピンチョス。
アサリとタラのご飯物とステーキのセットにClara(ビールのレモンジュース割り)を添えて美味しく頂きました!


さぁ、ビーチへ。

あまりの暑さにビーチパラソル(6.50€)とビーチチェア(5.50€)を借りました。
それにしても日本のビーチみたいに激混み!!
きちんと並べられたパラソルとビーチチェアで暫く休憩。

うっぐもあまりの日差しの強さに影の中でマドリードから持って来た砂場セットで遊ぶ。

ここで遊んで最後にポイして帰る約束で持って来ていた...

小1時間位休んだ後は、最後の地中海へ!

最初は、波打ち際で地味に遊んでいたうっぐだったけど、海もそんなに冷たくなかったので、私も今回初めて海に入り、うっぐと暫く波で遊ぶ。
うっぐを抱え、うっぐが足の届かないところまで行って、波をジャンプ!
相当楽しんでた、うっぐ。
ジャンプするタイミングが分かったのか、それ以降は、自分でジャンプしてました。
学習能力の速さにビックリ!

さすがに体が冷えたので、今度は日向で砂遊び。

黙々と遊ぶ。

あっと言う間に18時半!

海沿いの遊歩道で大きなシャボン玉を作ってる子供を見て「わ~~っ!」と拍手したりしながらまたバルセロナ市内に戻る。
こんな落書きだらけの電車も走ってます...

乗りたくない~!

この日は、サクラダ・ファミリアの近くで夕食をとりました。

シッチェスの空とは違って、どんより曇り空。
いつ見ても迫力満点。

こんな遊歩道があったんだね~と言いながらこの付近で軽くパスタを頂きました。
食べ終わって遊歩道に出てみると、なんとライトアップされたサクラダ・ファミリアが!

初めて見たライト・アップされてるのを見てまた感動!
この付近で食べてよかった~って心から思いました!
 
表と裏と証明の色を変えてるところもにくいね~。

さすがにうっぐも「ここ覚えてる!」と。

この11ヶ月、あまりにも沢山の出来事があって、うっぐの頭の中では、当初訪れた場所の記憶がどんどんかき消されてる様だったけど、ここは覚えてるみたい。
よかった~!
これからも、記憶の隅に残像だけでも残ってくれればと願うよ。

スペインでの滞在も残すは、あと1日となりました。
バルセロナ観光もあと1日残ってるけど、最後となるとやっぱりマドリードのGoya(私達が過ごした街)にもう一度行きたくなってしまう。
ロンドンに転勤して行った友達も「今、どこに一番行きたい」って聞いたら即答で「Goya!」って言ってたのを思い出した。
この時、まさにその気持ち。

なんだかドキドキしながら眠りにつきました...


...スペイン最終日へ続く...

2度目のバルセロナ -1-

2011-08-19 23:10:28 | 旅行 -Spain-
通常ならば、マドリードから直接日本に帰るところを、私達はなんともう一度バルセロナに行く事にいていた。
そして、2日半バルセロナに滞在し、そこから帰国する。
いよいよ本当に最後の旅行。

7月20日(水)~23日(土)3泊4日の旅。


7月20日(水) -1日目-

うっぐの念願のRenfe AVE(スペインの新幹線)に乗ってMadrid Atocha~Barcelona Santsに向かう(約3時間)。
チケットを予約した5月頃、まだ夫の学期末試験がいつ終わるか正式に日程が決まってなかった為、先に私とうっぐのチケットだけ購入。

今月に入り運良く一科目がTake Home Examとなり、家からメールにて講師に提出するものとなり、結局夫も同じRenfe AVEでバルセロナに行ける事になった。
ただ、もちろん車両も席も別。
うっぐと二人旅のような感じ。

大荷物を持ってホームに降り、最新型のAVE(新幹線)に何故かちょっと照れたりする。

隣のホームにもAVEだらけでテンション上がりまくり。

最新型だけあって席も綺麗だし、すごくゆったりしてる。

何度も見てきたAtocha周辺の景色。
Adios~!覚えててね。

マドリードから約3時間でバルセロナに到着。
午後15:30頃。バルセロナは、カラッカラのマドリードに比べて湿度も適度にあって、気温も26度ちょっと。
とっても快適!
大荷物を休み、休み、コロコロ転がしながらホテルまで歩いていってチェックイン。

荷物を置いて、早速散歩にでかける。
前回行っていないところを回ってみることに。

前回バルセロナに来たのは、9ヶ月前の10月。
その頃は、バルセロナのメトロが暗くて怖い印象だったけど、うっぐも「もう怖くない」と。
マドリードのメトロに比べて色使いも暗くて古いせいかな...なんとなく物騒な印象を受ける。
あとメトロの値段が5セントだけど値上がりしていた...大人1.45€になっていた。

この「リセウ(Liceu)」駅はまだ明るい。

以上の遊歩道をイメージしているのだろう。

駅から地上に出てちょっと歩いた所に何気にあるミロのモザイク。


そのままゴシック地区に入り、14世紀のサンタ・マリア・ダル・ピ教会を通り、


今度は、ピカソが描いた壁画のあるビル。


うっぐも楽しいアートにあふれた街を歩くのは苦じゃなさそう。


ここは、まるで13~14世紀の世界にタイムスリップしたかのよう。

近代的なイメージのバルセロナにもこんな趣のあるところがあるなんて、なんか新鮮。

最近はおしゃれなカフェも多くおしゃれな人達で賑わっている。

この階段であのコロンブスが時の王と謁見したそう。

うっぐは、「あ、日本語!あ、お寿司だ!」とお寿司食べたい~と。

日本に帰る直前にお寿司はね…と、美味しいシーフードを食べに行こうと気を紛らわす。

古い町並みを抜けると、

近代的なビーチフロント、バルセロネータにでる。


うっぐも覚えてるんだか覚えてないんだかよく分からないけど、どんどん歩いて行く。

やっぱりビーチ沿いは気持ちいいね~と言いながら。

前回来た時に私がダウンして、せっかく頼んだご当地セットメニューを目の前にして何にも食べれなかったので、今回はリベンジ!

同じお店のコースを頼む。



いや~完食♪
美味しかった~~

やっぱりハイシーズンとオフシーズンに来るのでは雰囲気が全然違うことに気づく。

とっても華やか。

もう22時近いと言うのにまだちょっと明るい。
うっぐも楽しかったみたいで、この変なお顔のオブジェの下で一踊り♪


初日は、こんな感じで2度目のバルセロナをのんびり楽しんで終わりました。
ただ、とても華やかな街で楽しいんだけど、もうマドリードに戻らないんだと思うと急に寂しくなってしまって...
最初の半年は、早く帰りたい、マドリードから脱出したいまで思っていたのに、不思議な感覚。




...つづく...

日帰りコルドバ(Cordoba)の旅

2011-08-05 00:40:31 | 旅行 -Spain-
7月13日(水)

週末のサンタンデール旅行から帰って来た翌日、なんと試験中であるにも関わらず、夫が突然コルドバ(Cordoba)に行こうと言い出し、列車のRenfeを予約、日帰りでアンダルシア地方のコルドバに行く事になりました。

昨年の10月下旬にアンダルシア旅行で行く場所を選ぶ時には、コルドバには全く興味を示さなかったのに、突然コルドバに行きたい!と思ったらしい。

マドリードでもこんなに暑いのに、もっと南のコルドバはどんな事になっちゃうの?と内心ドキドキ。
前日にアクエリアスの大を冷凍庫に入れ、凍らして持っていく。

朝、9時過ぎにマドリードのアトーチャを出発。
Renfeに乗るのに朝から「どんな顔のRenfeかな~」とワクワクなうっぐ。
乗ったのは、こんな顔の列車でした。

「面白い顔だね。」と。

平日だというのに満席。
4人向かい席にうっぐは私の膝の上(4歳でも席が要らなければタダなので...)。
向かいには、ヨーロッパ人の大きめな老夫婦が。
足がぶつからないように気を使い、朝食のおにぎりを食べるのにも気を使いちょっと疲れました...

アンダルシアに入った頃の景色は本当に絵に書いたようなスペインのオリーブ畑。

時々、もう何年も忘れ去られた館の跡があったりしてとってもドラマチック。

マドリードから2時間6分でコルドバに到着。近い!
コルドバの駅構内にある観光案内所で、今回の目的地「メスキータ(Mezquita)」への行き方を確認、そこでもらった地図を片手に約30分歩きます。
駅の外は、出たくないと思うほどの強い日差し。

この日ばかりは、3人とも帽子着用。
無理をしないで、水分をとりながら、影の中を歩くように心がける。

Renfeやバスの駅からコルドバの見所であるユダヤ人街(メスキータはこの中にある)へは、ビクトリア庭園(Jardines de la Victoria)を通って行くとたどり着くようになっている。ここなら木陰も沢山あるだろうと。

この陽射し、かなり強烈!
木陰から木陰まで気持ち小走りで行く。

20分位歩いたら調度ふるい城壁が見えてきて、これがユダヤ人街への入口になります。
このユダヤ人の歴史地区も世界遺産。
スペインには本当に数多くの世界遺産があるなと改めて思う。

700年代からイスラム教徒が征服、メスキータを中心に10世紀には世界最大の人口を持つ程の大都市だったそう。
11世紀頃からキリスト教勢力に追われ始め、15世紀末にはメスキータにはカトリック教会部分が増築されたと言う。

モロッコのメディナを思い出させるような門構え。

城壁の周りにはお堀の様に水盤があって、このジリジリした暑さの中で感覚的にホッと一息。

癒されます。

門をくぐると、見慣れたはずの白い壁の迷路が。
いつ見てもいい~。



あっと言う間にメスキータの塔に着いたけど、中を見る前に腹ごしらえをする場所を探す。

モスクの外側からの塔


メスキータ横にある観光案内所も趣がある。この道沿いにカフェがあったらいいのに...と思いながら川に出てしまった。

思い切って川を渡ってみようと、門をでる。


景色は素晴らしいけど食べるところが見当たらなかったので、結局また橋を戻り、メスキータの壁沿いのスペイン料理店で頂く事に。

タパスを頂く。
スペインの代表料理でもあるトマトベースの冷たいスープ「ガスパチョ(Gazpacho)」を頂く!
さすが本場のは美味しい~♪これだけで大満足。
他にも小皿で色々頼んだけど、お腹が空いていた事もあり、写真は撮れず...

お腹も落ち着き、うっぐも張り切ってモスクの中へ向かいます。

壁はイスラム教のがそのまま残っていて迫力があります。

壁の中に入り、オレンジの木があるパティオでチケットを購入(8€/人)。
一番手前にあるのが、信者たちが身を清めたと言う泉。


中に入ると柱の森に圧倒される。

すごい迫力。

うっぐも色々と興味津々で色々見て周る。


一番奥にある「ミフラーブ(Mihrab)」は本当に細かい装飾がされてため息が出るほど。


その隣の小部屋には、カトリックの小聖堂。

これも見事だけど、2つが並んでるのが変な感じ。

そして中央のカテドラル。

2つの文化が入り交ざっていて本当に不思議な空間。


気に入った空間でじーっとしてるのもいい。
なんせ涼しいから...笑

うっぐも元気が出てきて、沢山の柱でかくれんぼ。


充分メスキータを堪能した(で涼んだ?)後は、帰りのRenfeの時間までユダヤ人街を散歩。
まずは有名な「花の小道(Calleja de las Flores)」へ。


白い壁に強烈な陽射しが眩しい!
お花や、緑が良く映えるし、きっとこうでもしないと目が痛くなったんじゃないかと思った。



スペインでは、風通しの為パティオ設けられている家が殆ど。
ここコルドバでもそのパティオがカフェになっているところも多いはずだからそんな素敵なカフェでお茶でもと思ったけど、気がついたらなんと、さっきまで開いていたカフェやレストランが閉まってるではないですか
あ、シエスタ!!!
すっかり忘れていた~~~!
こんなに暑いんだからシエスタしない訳ないよね...

それに気づいた後はパティオは諦め、開いてるカフェを探す。
やっと見つけたところ↓

パティオはなさそう、と残念な気持ちで入ったけどなんとパティオあり!
ラッキー♪

途中からパティオのブラインドも開けてくれてとっても素敵なティータイムを過ごせました!

帰りは、もう18時近いと言うのにまだまだ陽射しが痛く腕に突き刺さる位の強さ。

ユダヤ人街を後にし帰路へ。
うっぐは、電車に乗るなり私の膝の上で爆睡
この日も良く歩いたよ~。よく頑張った!

急遽決めた日帰り旅行も充実したものとなりました。
最後によく絵になってる最もスペインらしい風景に出会えて満足。
陽射しが本当に強く暑かったけど、今まで行ったスペインの白い村は殆ど曇ってたり雨だったりだったから思い切って行って本当に良かった!

残りあと1週間!
後はマドリードの思い出作りだ~。

北スペイン -Santander II-

2011-08-03 01:10:09 | 旅行 -Spain-
7月10日(日)
サンタンデール2日目、最終日。

残念ながら、朝からしっかりした雨が降ってました...
マドリード行きのフライトは、19時。
さぁ、丸一日どうしよう。

朝は、ゆっくり起き出し、ゆっくり朝食をとる。
夫は、ホテルのロビーで翌日の試験勉強。

今回の旅行の目的だったシーフードのタパス/ピンチョスをまだ食べてないので、とにかくそれを探す事にする。
路線バスに乗り、前日行ったマグダレナ半島の更に先まで行って見る。
とにかく本降り。
すごい雨...

カフェに入り、コーヒーなどを飲み雨が上がるのを待ってみる。
うっぐは、贅沢にもアイスを注文。

こんなに大きくても2€でした!
安い!

この近辺の見晴らし公園、Jardines del Piquioも土砂降り。


公園の左側のビーチと右側のビーチ。

よく見るとこんな雨の中でも海に入ってる~!

こんな日は、カフェやレストランは人で大賑わい。
最初に入ったカフェにはシーフードピンチョスがなく、2件目に挑戦。
ようやく、カウンターにシーフードピンチョスが並ぶお店をみつけ、ここでランチをする。

この小さい、小さい貝をサザエのつぼ焼きみたいにピンでつまみ出して食べるのにうっぐがはまり、2皿も注文。

それにしても美味しかった!
ピンチョス、一つ1.50€。

満足して外にでたらやっと雨が上がってました。
入ったお店の隣にはカジノがありました。


たまに出てくるお日様で砂はもう既に乾き始めていて、しばしこの海岸で遊ぶ。
さすがに水着はホテルに置いてきた荷物の中。
水着がないなら「洋服全部脱ぐ~~~!」と言い張ったけど、そこはなんとか我慢させてズボンだけ脱いで波と遊ぶ。

水もきれい



帰る頃になってようやく青空が見えてきて、海の色もきれいな碧色になってきました。

晴れていたらどんなにきれいだったのだろうか...

帰りの飛行機から。

アディオス、グリーンスペイン!

うっぐ、帰宅するなり寝る~!
しまじろうは、汚れたので洗濯中。
代わりのHippoと一緒に力尽きる...


今回は天候に恵まれず、海水浴は出来なかったけど、念願のシーフードタパス/ピンチョスが食べれたし、何より灼熱のマドリードから逃れられたのがよかった。
ロンドンに引き続き、これ位の方が私もうっぐも元気でいられる。

スペイン生活がカウントダウンに入り、試験勉強に追われる夫、荷造りで頭がいっぱいだった私達にとって心理学的には「逃避行動」になるんだろう今回の旅。
これで先に進めると思った。
ラストスパート、マドリード激熱だけど、頑張って満喫するぞ~!

でも今度またスペインに来られるとしたら、絶対に北スペインを満喫したいと思う...
美味しいタパス/ピンチョスを食べたいのなら是非お勧めです!


タパス(tapas):スペイン料理の前菜。オリーブや生ハム、トルティージャなど。
ピンチョス(pinchos):スライスしたバゲット(フランスパンの様なもの)に食べ物がのせられた軽食のこと。タパスの一種。